BASFジャパン、新代表取締役社長が6月に就任

BASFジャパン (本社:東京都中央区)は4月10日、以下の通り、役員の変更を発信した。(以下、一部敬称略)

 

新任
2025年7月1日付
代表取締役社長
ハシビ・ゼイダム(Rachib Zeidam)
(現 BASFジャパン株式会社 パフォーマンスマテリアルズ事業部長)

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退任
2025年6月30日付
石田 博基
(現BASFジャパン株式会社 代表取締役社長)

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ゼイダム氏は、2001年にBASFジャパン ポリマー事業部のエンジニアとして入社。その後、パフォーマンスマテリアルズ事業部において、シンガポールのコンシューマーテクノロジー担当シニアリージョナルマネージャー、日本の非自動車分野のセールス担当シニアマネージャーなど、国内外の管理職を歴任してきた。

先の2021年、BASFジャパン パフォーマンスマテリアルズ事業部長に就任した。

ゼイダム氏は、1975年にブラジルのテレジーナで生まれた。日本の豊橋技術科学大学で物質工学(高分子科学)を専攻、工学修士号を2001年に取得した。

ちなみに日本のBASFについて
独・BASFは、1888年より日本市場のパートナーとして事業活動を行っている。国内に生産および研究開発拠点を構え、自動車、建設、医薬品・医療機器、電機・電子、包装材、パーソナルケア・ホームケア、農業・食品など、ほぼすべての産業に製品とソリューションを提供し、国内およびグローバル市場で活躍する日本のお顧客に貢献している。2024年の日本での売上高は約15億ユーロ(約2,434億円)、従業員数は897人(2024年12月末現在)。

一方、BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く総合化学会社。全世界で約112,000人の社員を有し、ポートフォリオは、コア事業の事業セグメント(ケミカル、マテリアル、インダストリアル・ソリューション、ニュートリション&ケア)、スタンドアローン事業の事業セグメント(サーフェステクノロジー、アグロソリューション)から成る。2024年のBASFの売上高は653億ユーロ。BASF株式はフランクフルト証券取引所(BAS)に上場している他、米国預託証券(BASFY)として取引されている。