JAF、2020年の新車で義務化となる「オートライト点灯時の明るさ」を検証するコンテンツを掲載


JAF(一般社団法人日本自動車連盟・本部所在地:東京都港区、会長:矢代隆義、以下、JAF)は、薄暮時の交通事故の防止のため有効な「早期ヘッドライト点灯」をテーマとする特設コンテンツ「JAF Safety Light」を追加した。

チェックポイント【その1】1,000ルクスの明るさ、何で判断すればいい?、【その2】見た目は明るく感じても、実際の数値を測ってみると…

これは来る2020年からの新型車に、搭載が義務化されるオートライト機能の点灯規準である1,000ルクスの明るさについてまとめたページで、4月14日(金)に公開した。

今回のオートライト機能に関わるコンテンツ掲載は、日没前後から夜間にかけて多発する歩行者と車の死亡事故防止を目的として、昨秋、国土交通省が日没時に車のヘッドライトが自動で点灯する「オートライト機能」の搭載を新型車に義務付ける事を発表したことに起因している。

将来、新車に搭載が義務化されることになるオートライトは、現行とは異なり、ドライバーの意思とは関係なく点灯されるのが大きな特徴。

これにより、ドライバーの視認性が高まるとともに歩行者も車の存在に気付きやすくなる等、事故防止に寄与することが期待されている。

オートライト機能の義務化が導入されることで、現状、メーカー・車種によって異なっている点灯タイミングは、新型車から“1,000ルクス未満の明るさとなったときから2秒以内に点灯”で統一される。

今回、一般的には晴天時の日没15分ほど前の明るさとされる1,000ルクスがどれほどの明るさなのか、ドライバーや歩行者からどのように見えるかを検証している。

具体的には、明るさの見え方や状況による変化、またオートライト機能を装備していない車のドライバーにとって1,000ルクスの目安を提供し、早期ライト点灯が実行に移しやすいよう情報をまとめて該当ページを制作した。

このコンテンツ追加にあたりJAFでは、「今後も引き続き自動車に搭載された先進安全機能に対するユーザーの正しい理解に寄与して参ります」と結んでいる。

JAF Safety Light:http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety_light/index.html