東洋ゴム工業、ウェット性能を求めた「PROXES Sport(プロクセススポーツ)」を国内発売


東洋ゴム工業株式会社(本社:大阪府大阪市西区江戸堀、社長:清水隆史)は6月1日、Ultra High PerformanceことUHPタイヤジャンルのグローバル・フラッグシップブランド「PROXES」ラインより、プレミアムスポーツタイヤ「PROXES Sport」(全35サイズ、価格はオープン)を全国で販売する。

新製品となるこの「PROXES Sport」は、タイヤラベリング制度に於けるウェットグリップ性能で、最高グレードの「a」を満たしたプレミアムスポーツタイヤである。

雨に濡れた道路での走行は、路面とタイヤの間に水膜ができるためにタイヤが滑りやすく、乾いた路面と比べて、ブレーキを踏んでから停止するまでの制動距離が長くなる。

同社では、従前よりさらに進化させた独自の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」によって実用化した新配合ゴムを開発に用い、転がり抵抗性能と高いレベルでのウェットグリップ性能という相反する性能の両立を実現した。

東洋ゴム工業は、UHPタイヤの中でも特にプレミアムスポーツタイヤとして期待される性能を実現するために、コンピューターシミュレ-ション技術を駆使して、タイヤの挙動や構造にアプローチし、その最適化を図る商品開発を行ってきた。

具体的には、タイヤの路面接地面積にかかる圧力(接地圧)を解析し、その圧力を均一に分散することによって、今回、当社従来品(PROXES T1 Sport)比でウェットブレーキ性能を7%向上(制動距離を短縮)した。

また、ドライ操縦安定性やウェット操縦安定性能、ウェットグリップ性能、乗り心地、摩耗ライフ、転がり抵抗性能など、ワンランク上のスポーツタイヤとして求められる8つの性能をそれぞれ向上し、高い次元でバランスさせている。

「PROXES sport」商品特長
コンパウンド
タイヤトレッドのベース部分は、低発熱性ゴムコンパウンド「ハイリジッドベースゴム」を採用し、操縦安定性(ハンドリング)を向上している。

路面と接するトレッドの表面部分は、ゴムを柔らかく保ち転がり抵抗を小さくする効果のある、シリカを増量した「ハイグリップキャップコンパウンド」を採用した。

これによりタイヤが路面に密着する効果を高め、制動距離を短くすることでウェット性能と転がり抵抗性能を高次元で両立している。

パターンデザイン
非対称パターンを採用。インサイド側は、ドライ路面で最大限にトラクション性能を得るために「トラクションリブ」とし、ブレーキング性能を向上する目的で「リフレクトブロック」新たに採用している。

アウトサイド側は、「高剛性リブ」によってグリップ性能を保持し、路面接地時のブロックの変形を抑制する「ダイナミックテーパー」でUHPタイヤに求められるハンドリング性能を向上させている。

タイヤ構造設計
ハンドリング性能は、「高張力スチールベルト&高剛性補強」、「高剛性ビードフィラーやスーパーハイターンアップ構造&レーヨンプライ構造」などの採用によって実現した。

高い剛性を持つタイヤ構造は、コーナリング性能、ステアリング応答性の向上にも寄与している。

製品サイト:http://toyotires.jp/catalog/pxsp.html