新東名高速道路、NEOPASA清水のトイレが日本トイレ大賞


中日本高速道路株式会社東京支社は、2015年9月4日に発表された「日本トイレ大賞」※(主催:内閣官房すべての女性が輝く社会づくり推進室)に於いて、高速道路の休憩施設での「より快適、より便利、より楽しい、より美しい」トイレ空間の創造として、新東名高速道路 NEOPASA清水のトイレが「国土交通大臣賞」を受賞した。

受賞に至ったNEOPASA清水の施設管理の姿勢は以下の通り。

NEOPASA清水の休憩施設やトイレの特長
中日本高速道路では民営化以降、高速道路3会社の中でも先駆者として、利用者に休憩施設で快適なひと時を提供するため、喜ばれる快適なトイレ空間の提供を目指してきた。

それは設備の改善だけでなく、清掃方法を見直すなど、多様な切り口で利用施設の改善に取り組んでいる。

このような背景を前提に、新東名高速道路NEOPASA清水では、下記に掲げる施設や対策などを整備することにより、「より快適、より便利、より楽しい、より美しい」休憩施設空間の実現を目指している。

1.ロビースペースの設置(別紙:写真1)
2.洋式便器の整備比率の見なおし
3.乾式清掃の採用
4.ユニバーサルデザインの視点を取り入れたピクト・サインの立案(写真2、3、4)
5.パウダーコーナー、フィッティングルームの設置(写真5、6)

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加えて、NEOPASA清水をはじめとする新東名・東名高速道路では、最適便器数の算出にあたって、東名高速道路におけるトイレの利用実態調査の結果を反映し、サービス水準の向上に努めている。今回は、これらが評価されたことで、NEOPASA清水の受賞が確定した。

また、24時間365日、休憩施設やトイレを綺麗に保ち、利用者に対して気持ちの良い環境を提供し続けるために、清掃スタッフを「エリアキャスト」と呼んでいるという。

NEOPASA清水では、「清掃にあたっては、おもてなしの心でお客様をお迎えするため、お花を活けるなどのトイレ空間の演出の他、観光地のご案内をしています。

また今後も、長時間の移動での疲労やストレスを解消する場所としての役割を担うトイレ空間の創造を目指し、これらの活動を継続していきます」と述べている。

※「日本トイレ大賞」について
2015年、有村女性活躍担当大臣の下で開催された政府の「暮らしの質」向上検討会の提言により「日本トイレ大賞」が創設された。
日本トイレ大賞は、女性の「暮らしの質」の向上に資する取り組み、とりわけすべての女性が暮らし易くなる空間へと転換する象徴となるトイレに関わる優れた取組事例を選定することによって、すべての女性が輝く社会づくりに資することを目的としている。応募総数は378件で、このうち28の案件に賞が贈られた。(出典元:内閣府)