GT300は、CR-Z GTの高木がコースレコード更新で今季2度目のPP
9月19日（土）、宮城県のスポーツランドSUGOに於いて、2015 AUTOBACS SUPER GT第6戦「SUGO GT 300km RACE」の公式予選が行なわれた。
GT500クラスは、No.46 S Road MOLA GT-R（本山哲選手／柳田真孝選手）が、コースレコードを更新し今季初のポールポジションを獲得。一方、GT300クラスは、No.55 ARTA CR-Z GT（高木真一選手／小林崇志選手）が、今季2度目のクラスポールポジションを獲得した。
Gt500のQ1を制したのは、首位争いの膠着を破ったNo.24 D’station ADVAN GT-R
外気温26度・路面温度33度、ドライコンディション下のスポーツランドSUGO。GT500クラスのQ1は、まずNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F（平手晃平選手）が、1分12秒850で１番時計を記録。
これをNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT（山本尚貴選手）が1分11秒927で上回るという展開。その後、暫く膠着状態が続いたが、この均衡を破ったのが、No.24 D’station ADVAN GT-R（佐々木大樹選手）の1分11秒913。
同車がタイムを叩き出した時点でQ1の残り時間が尽き、No.24 D’station ADVAN GT-Rが首位のままQ1終了。
２番手、No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT（山本尚貴選手）、３番手、No.37 KeePer TOM’S RC F（アンドレア・カルダレッリ選手）。
以下No.19 WedsSport ADVAN RC F（関口雄飛選手）、No.46 S Road MOLA GT-R（柳田真孝選手）、No.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT（小暮卓史選手）、No.6 ENEOS SUSTINA RC F（国本雄資選手）、No.64 Epson NSX CONCEPT-GT（ベルトラン・バゲット選手）がQ2へ進出した。
GT500のQ2は、60kg分のウェイトを積んだ状態でS Road MOLA GT-Rが今季初のポールポジション
Q2では、No.64 Epson NSX CONCEPT-GT（中嶋大祐選手）が1分12秒049で先行し、No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT（伊沢拓也選手）が1分11秒台で逆転する展開。
このタイムを、Q2終盤にNo.46 S Road MOLA GT-R（本山哲選手）が1分11秒607で上回り、S Road MOLA GT-Rが、60kg分のウェイトを積んだ状態で今季初のポールポジションを手中にした。
セカンドポジションは、No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT（伊沢拓也選手）、3位は、No.64 Epson NSX CONCEPT-GT（中嶋大祐選手）とホンダ勢が食い込んだ。
以降、No.37 KeePer TOM’S RC F（平川亮選手）、No.24 D’station ADVAN GT-R（ミハエル・クルム選手）、No.6 ENEOS SUSTINA RC F（大嶋和也選手）、No.19 WedsSport ADVAN RC F（脇阪寿一選手）、No.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT（オリバー・ターベイ選手）となった。
GT300は、白熱した首位争いを自身のトップタイム更新で制したNo.55 ARTA CR-Z GTがポールポジション
GT300のQ1では、No.55 ARTA CR-Z GT（小林崇志選手）が、1分20秒341のコースレコードを更新する1分19秒423で首位に。
これをNo.25 VivaC 86 MC（松井孝允選手）が、1分19秒408で更新。この争いに割り込みNo.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀選手)が1分19秒076で逆転する。
このNo.31のタイムを各車が追う展開となったものの、結果は、No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀選手)がQ1首位。
以下、No.25 VivaC 86 MC（松井孝允選手）、No.55 ARTA CR-Z GT（小林崇志選手）、No.2 シンティアム・アップル・ロータス（加藤寛規選手）、No.18 UPGARAGE BANDOH 86（中山友貴選手）、No.77 ケーズフロンティア Direction 458（横溝直輝選手）と続いた。
Q2は、No.2 シンティアム・アップル・ロータス（高橋一穂選手）が、ヘアピンコーナー先でグラベルに捕まり赤旗が出されたことで13位が確定。
その後のアタックで、まずはNo.55 ARTA CR-Z GT（高木真一選手）が1分19秒326でトップに立つ。
これを各車が追う展開となり、タイム争いが白熱したのだが、Q2終盤、No.55 ARTA CR-Z GT（高木真一選手）が再度、自身のタイムを短縮する1分11秒107をマーク。
これで第4戦富士以来の今季2回目のポールポジションを手中にした。以下、No.25 VivaC 86 MC（松井孝允選手）、No.31 TOYOTA apr PRIUS GT(嵯峨宏紀選手)、No.18 UPGARAGE BANDOH 86（中山友貴選手）、No.88 マネパランボルギーニGT3（織戸学選手）が続いた。決勝レースのスタートは20日午後2時に開始される。