「技術・解説」カテゴリーアーカイブ

多くの海難救助への思いが形になった「ジェット救難艇(ヤマハ発動機)」

全長5.66m。充分な浮力を有するFRP製のハルの周囲には、接岸時のクッション性と静止時の安定性を高めるD型チューブが取り付けられ、新開発の船型はマリンジェット専用エンジンと救助艇用に改良したジェット推進機との組み合わせにより、機動力に富み、波に強い走行性能を発揮する。

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こうした救難艇として独自の機能を備えたヤマハ発動機株式会社(本社:静岡県磐田市、社長:柳弘之、以下、ヤマハ発動機)の「ジェット救難艇」は、3月に開催されたボートショーに参考出品して以降、ここに来て関係各所から注目されている。 続きを読む 多くの海難救助への思いが形になった「ジェット救難艇(ヤマハ発動機)」

国土交通省、第16回自動車安全シンポジウム開催

国土交通省は、自動車安全対策の推進にあたり、一般ユーザを対象とした自動車安全シンポジウムを平成12年度より開催している。

本年度の自動車安全シンポジウムは、第44回東京モーターショー2015の関連イベントとして実施される。これに併せて、シンポジウムへの参加者(定員250 名、参加無料)を募集している。 続きを読む 国土交通省、第16回自動車安全シンポジウム開催

出光レポート2015発行

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:月岡隆)は、CSR(企業の社会的責任)などの非財務情報だけでなく、事業概要や経営計画、財務情報などについても発信し、出光グループの活動の内容並び趣旨を性格に幅広く、浸透・醸成していくため「出光レポート」を発行している。

idemitsu-report-2015-issue20151003-3現在発行している最新版「出光レポート2015」は、冊子版とWeb版を発行する予定(Web版は準備中)で、冊子版はエネルギー関連事業の概要と将来に向けた取り組み、およびコーポレートガバナンスの仕組みに重点を置いて編集されている。

これまでのESG情報(環境、社会、内部統制)や社会貢献活動、各事業の詳細な取り組みについては、内容を充実させWeb版としてウェブサイトで公開し、冊子版と合わせることで経営全体が俯瞰できるように心掛けている。なお、詳細な財務情報については別途、有価証券報告書、決算短信、アニュアルレポートなどで開示している。 続きを読む 出光レポート2015発行

ブリヂストン、「グアユール」由来の天然ゴムを使用したタイヤが完成

株式会社ブリヂストン(本社:東京都中央区京橋、代表取締役CEO 兼 取締役会長:津谷正明、以降、ブリヂストン)は、グループ全体の活動として、タイヤ原材料の多様化を目的としたパラゴムノキに代わる天然ゴムの研究を進めている。

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このほど、この研究成果として自社技術で生産された「グアユール※1」由来の天然ゴムを使用した最初のタイヤが完成した。

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今回作成したタイヤに使用した「グアユール」由来の天然ゴムは、アリゾナ州にあるグアユール研究施設を中心に、栽培から抽出精製までのすべての過程に当社グループの技術を適用することによって得られたもの。これにより「再生可能資源の拡充・多様化」に向け、大きな一歩を踏み出した。 続きを読む ブリヂストン、「グアユール」由来の天然ゴムを使用したタイヤが完成

民間7社、自動走行システムの実現に向けたデジタル地図・調査を内閣府より受託

三菱電機株式会社、アイサンテクノロジー株式会社、インクリメント・ピー株式会社、株式会社ゼンリン、株式会社トヨタマップマスター、株式会社パスコ、株式会社三菱総合研究所の7社は、「ダイナミックマップ構築検討コンソーシアム※1」として内閣府の 2015 年度委託事業「SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)・自動走行システム」の検討課題のひとつである「自動走行システムの実現に向けた諸課題とその解決の方向性に関する調査・検討におけるダイナミックマップ構築に向けた試作・評価に係る調査検討」を受託した。

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コンソーシアム各社の主な役割分担および検討の範囲 1. コンソーシアム各社の主な役割分担

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住友電気工業、光ファイバの伝送容量2.15ペタビット毎秒で世界記録更新

従来世界記録1ペタビット毎秒の約2倍である2.15ペタビット毎秒を達成

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 坂内 正夫)は、住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:松本正義、以下、住友電気工業)、RAM Photonics, LLC(RAM、CEO: John R. Marciante)と共同で、従来世界記録であった光ファイバ1本あたりの伝送容量を2倍以上に更新し、2.15ペタビット*1毎秒の光信号の送受信実験に成功した。

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22コアシングルモードファイバ断面写真(左)、高精度光コム光源が一括生成した光スペクトル(右)

品質が均一で長距離伝送に好適な同種コア型のシングルモード22コアファイバを採用 続きを読む 住友電気工業、光ファイバの伝送容量2.15ペタビット毎秒で世界記録更新

ホンダ、CEATEC JAPAN 2015出展

外部給電器の市販予定モデル「Power Exporter 9000」を世界初披露

本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)は、10月7日(水)から10日(土)まで千葉県の幕張メッセで開催される最先端IT・エレクトロニクスの総合展「CEATEC JAPAN 2015」において、燃料電池自動車(以下、FCV)から最大出力9kVA※1のAC出力を可能にする外部給電器の市販予定モデル「Power Exporter 9000」を世界初披露します。また、新型FCVのコンセプトカー「Honda FCV CONCEPT」など、エネルギーを「つくる」「つかう」、そしてエネルギーで「つながる」社会を実現するエネルギーマネジメント技術を紹介していく。

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燃料電池自動車(以下、FCV)から最大出力9kVA※1のAC出力を可能にする外部給電器の市販予定モデル「Power Exporter 9000」

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富士通・富士通テン、「第22回ITS世界会議ボルドー2015」に出展

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富士通株式会社(注1)(以下、富士通)、富士通テン株式会社(注2)(以下、富士通テン)は、10月5日(月曜日)~9日(金曜日)にかけてフランスのボルドーで開催される「第22回ITS世界会議ボルドー2015」に共同で出展する。

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第22回ITS世界会議ボルドー2015では、「ヒューマンセントリックなインテリジェントモビリティの実現」をテーマに、位置情報活用クラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL(スペーシオウル、以下、SPATIOWL)」や、クルマ・走行環境・ドライバーなどの情報を収集する「Mobility Recorder」、ドライバーの視線検出などの「ヒューマンセンシング技術」を組み合わせた、クルマ社会における富士通グループのICTソリューションの取り組みをご紹介していくという。 続きを読む 富士通・富士通テン、「第22回ITS世界会議ボルドー2015」に出展

テイ・エス テック、第44回東京モーターショー2015に先駆け特設サイトを開設

2015年10月30日(金)から11月8日(日)まで、東京ビッグサイトで開催される『第44回東京モーターショー2015』へブース出展するテイ・エス テック株式会社(本社:埼玉県朝霞市、代表取締役社長:井上 満夫、以下 TSテック)は、有限会社 znug design (ツナグ デザイン、本社:東京都杉並区、取締役:根津 孝太)が意匠を手掛けた電動バイク「zecOO(ゼクー)」の自社ブース出展に先駆け、同車に関わるシートを筆頭に、自社技術の一端を特設サイトを設けて一部先行公開する。

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トヨタとアイシングループ、相互のトランスミッション事業集約へ

アイシン精機株式会社(本社:愛知県刈谷市、代表取締役社長:伊原保守、以下、アイシン精機)、その子会社であるアイシン・エーアイ株式会社(本社:愛知県西尾市、 社長:杉浦一道、以下、アイシン・エーアイ)とトヨタ自動車株式会社(本社 : 愛知県豊田市、社長 : 豊田章男、以下、トヨタ)は、昨年11月に基本合意した自動車用マニュアルトランスミッション(以下、M/T)に関する開発・生産機能のアイシン・エーアイへの集約について、追加合意を行った。

今回の追加合意は、従来の合意事項である「アイシン・エーアイ、トヨタの2社にまたがる機能を集約し、リソーセスを最適に配分することで、競争力を強化していく」ことを着実に前進させるために、より詳細について合意したものである。 続きを読む トヨタとアイシングループ、相互のトランスミッション事業集約へ

トヨタ世界初、ITS専用周波数活用の運転支援システムを新型車採用へ

トヨタ自動車株式会社(本社 : 愛知県豊田市、社長 : 豊田章男、以下、トヨタ)は、ITS*1専用周波数(760MHz)による路車間・車車間通信を活用した運転支援システムITS Connectを近日国内で発売する車種に世界初*2搭載し、本年内に3車種まで展開する。

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本システムは、クルマに搭載したセンサーでは捉えきれない見通し外のクルマや人の存在、信号の情報を、道路とクルマ、あるいはクルマ同士が直接通信*3することで取得し、ドライバーに知らせることで安全運転を支援する。

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トヨタは、ITS Connectの搭載車種を順次拡大することで、国内の事故総件数のうち、約4割*4を占める、交差点周辺で発生する事故の低減に貢献していく。将来的には、車両制御技術などと連携し、すべての人が安全、スムース、自由に移動できる社会の実現を目指す。 続きを読む トヨタ世界初、ITS専用周波数活用の運転支援システムを新型車採用へ

住友ゴム、FALKEN SINCERA SN832iとエナセーブRV504がグッドデザイン賞

住友ゴム工業株式会社(本社:兵庫県神戸市中央区、社長:池田育嗣、以下住友ゴム)は、欧州で認められたスタンダードタイヤであるFALKENブランドの「SINCERA SN832i(ファルケン シンセラ エスエヌハチサンアイ)」が、またDUNLOPブランドでは低燃費タイヤ「エナセーブ RV504(アールブイゴーマルヨン)」が、それぞれ「2015年グッドデザイン賞」を受賞した。

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まずFALKEN「SINCERA SN832i」は、シリーズは、欧州最大の自動車連盟であるADAC(ドイツ自動車連盟)の実施するタイヤ性能テストにおいて「GOOD」※を獲得。 続きを読む 住友ゴム、FALKEN SINCERA SN832iとエナセーブRV504がグッドデザイン賞

デンソー、「CEATEC JAPAN 2015」に出展

株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)は、10月7日(水曜日)から10日(土曜日)まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2015」に出展する。

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デンソーブース(イメージ)

出展テーマに「地球と生命を守り、次世代に明るい未来を届けたい」を掲げ、環境および安心・安全分野と、自動車部品サプライヤーとして培ってきた技術を応用して人々の暮らしや社会に貢献する新製品・技術を紹介していくという。 続きを読む デンソー、「CEATEC JAPAN 2015」に出展

ボルボXC90、IIHSからトップセーフティピック+ に認定される

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ボルボ・カー・ジャパン株式会社(代表取締役社長:木村隆之、本社:東京都港区)は、同社の新型XC90が米国IIHS(高速道路安全保険協会)から、「トップセーフティピック+」の認定を受けたと発表した。

XC90は、全てのテスト項目(衝突安全と前面衝突回避)において満点を獲得。衝突回避および乗員保護安全性能の両面で優秀さを示した。

また、XC90は最新のユーロNCAPのテストでも最高評価を獲得。同社によると、XC90が市販車の中で、最も安全なクルマのひとつという事実の更なる証明となったという。 続きを読む ボルボXC90、IIHSからトップセーフティピック+ に認定される

日立、北米で自動運転車などの市街地を想定した走行試験を開始

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北米に於ける自動運転車やコネクテッドカーの走行実験プロジェクト「Mcity」において、市街地を想定した走行試験を開始

株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立製作所)の米州地域統括会社であるHitachi America,Ltd.(以下、日立アメリカ)と日立オートモティブシステムズ株式会社(取締役社長兼COO:関 秀明/以下、日立オートモティブシステムズ)の米州地域統括会社であるHitachi Automotive Systems Americas,Inc.は、コネクテッドカーや自動運転技術の実証を目的とした産学連携を推進する米国ミシガン大学のMobility Transformation Center(以下、MTC)等が2015年7月に開設した自動運転車やコネクテッドカーの走行実験プロジェクト「Mcity(エムシティ)」において、今月より市街地を想定した走行試験を開始した。 続きを読む 日立、北米で自動運転車などの市街地を想定した走行試験を開始

日産セレナ、JNCAPで最高評価の「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得

daihatsu-won-the-move-minicars-first-asv-20150601-3-min日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は9月28日、日産「セレナ」が平成27年度自動車アセスメント(JNCAP)の予防安全性能評価で、最高評価となる「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得したと発表した。

自動車アセスメント(JNCAP)予防安全性能評価は、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)による、衝突が避けられない場合に自動でブレーキをかける技術などの先進安全技術を搭載した自動車の安全性能評価で、平成26年度より開始され、平成27年度からはバックビューモニター(後方視界情報提供装置)の評価も行われるようになったもの。

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日産セレナ ハイウェイスター Vセレクション+Safety II

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ケーヒン、直噴エンジン対応インジェクターの米州生産開始

北米エリアの総合力を最大限に活かした生産体制

株式会社ケーヒン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田内常夫)は、ガソリン直噴エンジンの需要拡大に対応するため、米国およびメキシコにおいて準備を進めていた直噴エンジン対応インジェクターの生産を、9月2日に開始した。

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今回のラインは、労働集約型の前工程部分は労働コストの優位性があるメキシコのケーヒン・デ・メキシコ・エスエーデシーブイに。

部品精度が要求される後工程はインジェクター生産の実績のある米国・インディアナのケーヒンアイピーティーマニュファクチュアリング・エルエルシーにそれぞれ設置し、北米エリアの総合力を最大限に活かした生産体制とした。 続きを読む ケーヒン、直噴エンジン対応インジェクターの米州生産開始

ダイムラーAG、不正操作疑惑を全面的に否定

昨今ドイツ国内に於いて、非政府組織のドイツ環境支援協会(DUH: The Deutsche Umwelthilfe)が展開している「排出ガス不正」に関する主張に対して、9月27日、ダイムラーAGが公式声明文を発表している。

ダイムラーAGによる声明文の内容は以下の通り。 続きを読む ダイムラーAG、不正操作疑惑を全面的に否定

ディーゼル・エンジンに関する現在の議論についてBMWグループからの声明

BMW(本社:バイエルン州ミュンヘン、社長:ノルベルト·ライトホーファー、以下、BMW)は、ディーゼルエンジンの排出ガスに係る同社に対する憶測や疑念に対して、公式な声明文を発表した。

同社発表の声明文は以下の通り。

BMW グループは、いかなる排出ガス試験においても、不正な操作を行うことはない。

私たちは各国の法的要件を遵守し、それぞれのマーケットで必要とされる全ての試験基準を満たしている。

言い換えれば、我々の排気ガス処理システムは、排ガス試験を行うテストベンチ上であっても実際の道路上であっても、全く区別なく常に作動する。 続きを読む ディーゼル・エンジンに関する現在の議論についてBMWグループからの声明

VW排出ガス不正の影響、より深刻化する懸念滲み始める

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フォルクスワーゲン AG(本社:ドイツ・ニーダーザクセン州ヴォルフスブルク、CEO:マルティン・ヴィンターコーン、以降VW)が、2009年から2015年までの同社クリーン・ディーゼルモデルで、意図的に米国EPAの排出ガス規制を回避したというニュースが世界を駆け巡り、程なくVWのCEO自ら声明を発表(9月22日に公表)。さらに対象のディーゼル車両全車にあたる48万2,000台を米国に於いてリコールした。

このリコールの余波は、VWの企業規模ゆえに、排出ガス試験不正問題の影響を受ける車の台数が最大1,100万台に上るとの見方を示したように今日、国際レベルで見た場合、その傷口は徐々に拡大しているように見える。 続きを読む VW排出ガス不正の影響、より深刻化する懸念滲み始める