JAF(一般社団法人日本自動車連盟・本部所在地:東京都港区、会長:矢代隆義、以下、JAF)は、10月6日よりJAFホームページ内の交通安全トレーニングコンテンツ上に「360°VR動画で気づく!こんな自転車運転が実は危ない!」を公開した。
これは自転車の安全走行を啓発するため、運転者の視点では見えなくて気づかない側面や後方などを、360度全方位視点で見ることによって、気づかなかった危険に気づくための360度VR(バーチャルリアリティ)動画となっている。なお映像はWi-Fi環境下のスマホや、PC(Google Chrome推奨)の他、ヘッドマウントディスプレイなどの機器も活用できる。
SCENE 1:車道走行時の進路変更
車道走行中の回避例
https://www.youtube.com/watch?v=XBt0QI4H9eU
SCENE 2:カーブミラーのある路地
危険な運転例
https://www.youtube.com/watch?v=PxHWHaShyeo
安全な運転例
https://www.youtube.com/watch?v=Ezsm_0c8oOc
360°VR動画で気づく!こんな自転車運転が実は危ない!
具体的には、特殊なカメラや映像処理により、視点を360度自由に選択することができるため、周囲への配慮の無い、自由気ままな運転が、実はどのような危険を招いていたのかを視覚的に学ぶことができる。
例えば自転車走行時の「進路変更時の後方確認」や「一時停止遵守」、「生活道路での徐行」など周囲の確認の重要性も理解できる。なお動画はJAFホームページ以外に、YouTubeのJAF公式アカウント「jafchannel」でも閲覧可能だ。
また、自転車を利用することが多い高校生(16・17歳)を対象とするスマートフォン専用サイト「JAF U-17 OPEN CAMPUS」においても当動画を公開。
この動画を視聴し学べるキャンペーン企画も実施している。加えて今後は、JAF講師がおこなう全国の高校生対象の交通安全活動に於いても動画利用の講習会を展開していく予定と云う。
自転車交通安全360度VR動画閲覧のポイント
(1)まず視点を変えずに見る
最初から最後まで、視点をか変えずに前方向だけで再生。どのような危険が存在したか、何が危険なのかを考えてみる。
(2)自由に視点を変えてみる
次は左右・後ろに視点を変えて見る。途中で一時停止するなど、どんな危険があったか、確認してみる。
(3)どう運転すれば安全かを考える
事故を未然に防ぐ運転とは何かを考え、実践していく。
360°VR動画で気づく!こんな自転車運転が実は危ない!
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/360video/bicycle/index.htm