ヤマハ、INTORMOT 2016に刷新版の「MT-09」を出展


ヤマハ発動機株式会社(本社:静岡県磐田市、社長:柳弘之、以下、ヤマハ発動機)は、ネイキッドとスーパーモタードの“異種混合”スタイルで人気の「MT-09」をマイナーチェンジし、2016年12月下旬から欧州で発売する。

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また10月5日(4日はプレスデー)からドイツ・ケルンで開催の「INTERMOT 2016国際オートバイ・スクーター専門見本市」に同車を展示していく。

「MT-09」は2013年から発売され、このモデルに 「MT-10」「MT-07」「MT-03」「MT-25」「MT-125」を加えたMTシリーズは世界各国で販売されてきた。

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ヤマハ発動機では、二輪車事業での取り組みとして“基本プラットフォームをベースにしたバリエーション展開の拡大”を掲げている。これを踏まえ「MT-09」に搭載する3気筒エンジンやアルミ製フレームは、先進国向け製品の核となるコンポーネントとして、2015年発売の「MT-09 TRACER」や2016年発売の「XSR900」などへ展開している。

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今回はその「MT-09」を熟成させるべく“Multi performance Neo roadster”をコンセプトに開発された。

具体的には、1)LED・4灯のコンパクトなヘッドライトと大型エアスクープによるフロントマスク、2)アルミ鍛造ステーの片持ち可動リアフェンダー、3)シフトダウン時に穏やかな車体挙動をもたらすA&S(アシスト&スリッパー)クラッチ、4)滑らかなシフトアップを支援するQSS(クイック・シフト・システム)などを新たに採用している。

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名称「MT-09」(2017年欧州仕様)
発売日2016年12月下旬
参考小売価格8,799ユーロ(欧州参考小売価格※)
販売計画7,000台(発売から1年間/EU圏内)