利用者はスマホやPCでバスの現在地・到着予測を確認可能に
バスロケーションサービスを提供するVISH(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:田淵 浩之)と、経路検索サービス「駅すぱあと」を提供するヴァル研究所(本社:東京都杉並区、代表取締役:菊池 宗史)は9月1日、日本タクシー(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役:山田 健太郎)が運行する岐阜市のコミュニティバス「ぎふっこバス」に、クラウド型バスロケーションシステム「BUS CATCH(バスキャッチ)」を提供する。
上記の岐阜市コミュニティバス「ぎふっこバス」とは、当地の路線バスを補完するものとして追加導入されたもの。地域内での日常生活の移動手段の確保を目指し、地域住民・行政・交通事業者が一体となった「市民協働の手づくりコミュニティバス」として運行されている。
また今回提供が決まった「BUS CATCH」は、位置情報を通してWebサイトやデジタルサイネージなどの様々な手段でバス利用者にバスロケ情報(位置情報、運行状況、遅延情報など)を提供するもの。
製品紹介ページ:https://pt.buscatch.com/
その仕組みは、バスに搭載した小型のGPS車載器で取得した位置情報を基に、バスの現在地・到着予想時間・遅延状況などをリアルタイムで配信するもの。これにより利用者はスマートフォンやPCから最新の運行状況を簡単に確認でき、より安心・便利にバスを利用できるとしている。
「ぎふっこバス」バスロケーションサービスページURL
https://buscatch.jp/rt3/index.php?id=gifukkobus
今取り組みに際し、VISHとヴァル研究所は、バスロケーション情報の提供を通じて、地域公共交通の利便性向上と持続的な発展に貢献していくと話している。
システム提供の一翼を担うVISHは、2006年より、バスロケーションシステム「バスキャッチ」のサービスを展開し全国の公共交通機関をはじめとして、自動車教習所・幼稚園・保育園・学校・スイミングスクール等で利用されているもので、導入実績は全国で4,500施設以上に上るという。
併せてヴァル研究所は、1988年にMS-DOS版の経路検索システム「駅すぱあと」を発売して以来、全国の公共交通機関データと高い信頼性をベースに、取引実績は12万社以上と様々な法人向け・個人向けサービスを展開してきた。
近年では公共交通機関に加え、シェアサイクルなどの新たなモビリティサービスへの対応など、MaaSへの取り組みや次世代の経路検索システムの研究・開発を推進している。
商号:VISH株式会社
代表取締役:田淵 浩之
所在地:愛知県名古屋市中区錦2-10-13 SC錦ANNEX 5F
設立年月日:2004年12月
資本金:1,150万円
企業サイト:https://www.vish.co.jp/
商号:株式会社ヴァル研究所
代表取締役:菊池 宗史
所在地:東京都杉並区高円寺北2-3-17
設立年月日:1976年7月26日
資本金:4,100万円
企業サイト:https://www.val.co.jp/