テーマパーク運営のジャパンエンターテイメント(本社:沖縄県名護市、代表取締役CEO:加藤 健史)と、沖縄セルラー電話(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:宮倉 康彰)、共有交通に取り組むCommunity Mobility(本社:東京都中央区、代表取締役社長:村瀨 茂高)の3社は、沖縄県名護市内の一部エリアでAIオンデマンド交通『mobi(モビ)』のサービスを7月10日から開始した。
『mobi』は、生活圏内の移動で、徒歩や自転車、マイカーのちょいのりに代わる、新しいスタイルの「定額乗り合い交通サービス」であり、通勤通学、子供の送迎、近所への買い物などでの新たな移動手段を提供するもの。
沖縄・名護市は、去る令和3年度に実施された名護市民アンケート結果で、路線バスやタクシーの利用率は1割以下と低く、主な理由として「目的地まで直行する路線バスがない」「運行本数が少ない」「バス停までの距離が遠い」ことが挙げられおり、既存の公共交通と結節し、補完する柔軟な移動手段の確保が課題となっていた。
加えて今年7月25日に開業予定のテーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」の開業に合わせ、さらなる観光客の増加が見込まれる中、住民と観光客双方の交通利便性を高める取り組みは喫緊の課題となっている。
そこで、ジャパンエンターテイメント、沖縄セルラー、Community Mobilityは、交通アクセスパートナー協定を締結し、地域の活性化や交通利便性の向上に連携した取り組みを実施する。なおサービス実施・運行は名護市のタクシー事業社の丸金交通が行い、利用アプリをCommunity Mobilityが提供する。
参画3社は、AIオンデマンド交通『mobi(モビ)』による共有交通サービスにより、地域の事業者間で連携しながら高齢者、若者、子育て世代、観光客の方などに寄り添う交通サービスを提供し、あらゆる人が快適で暮らしやすい生活環境を構築し、今後の沖縄県北部の更なる発展を目指す。
サービス概要は以下の通り
(1)サービス内容
・サービス提供エリア:名護市内一部エリア
・サービス提供期間:2025年 7月10日(木)から2026年2月28日(月)まで
・サービス提供時間:午前7時から午後10時まで
・車両:お客様8名乗車可の車両
・料金:1回乗車毎に、大人(中学生以上)500円、子ども(小学生)250円※幼児(未就学児)は、同伴者1名につき2名まで無料。
・利用方法:アプリまたは電話(mobiカスタマーサポート:050-2018-0107、電話受付時間:午前9時から午後7時)
・決済方法:クレジットカード、現金
・乗降箇所:観光施設、公共施設、商業施設、病院等247箇所(7月10日時点)※乗降箇所については、ご利用状況を鑑みて適宜追加、削除を行う。
(2)サービス提供エリア
下記地図の黄色枠内エリアにて運行
(3)アプリでの予約方法
アプリは以下より、アプリをダウンロードする。
iPhone:https://apps.apple.com/jp/app/willers-maas/id1471754821
android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.willer.maasapp