パナソニック コネクト( 本社:東京都中央区、代表取締役CEO:樋口泰行 )は11月21日、大阪トヨペット( 本社:大阪市西区、代表取締役社長:横山昭一郎 )の自動車整備の現場に自社の耐衝撃・堅牢設計のタスネスPC「タフブックFZ-55」を納入した。
両社によると、整備現場酷使される業務デバイスを、従来型ノートPCからタフブックFZ-55へ刷新することで、整備現場での安定した端末の稼働、大画面と高性能による作業効率の向上、そして修理コストの低減を実現したという。
上記導入の背景には、大阪トヨペットの自動車整備現場での車両点検、修理手順確認、システム診断・更新などの通常のノートPCを活用してきた経緯がある。しかし、実運用で以下の複数の課題が顕在化していた。
・頑丈性への不安と修理コストの負担
整備現場は、激しい温度変化や多くの粉塵が存在する上、端末の持ち運びによる落下の危険性も高いため、通常のノートPCでは耐えられない過酷な作業環境であり、常に故障・破損するかもしれない不安の中で作業を行っていた。実際、ノートPCの故障・破損が常態化していたため、高額な修理コストが組織にとって負担になっていた。
・高度化する作業への対応
車検や法定点検の際、車両図面や修理手順などが細かく書かれた修理書をPC上で確認することや、車両とPCを接続して点検作業を行うことが増えてきたため、視認性と作業性の観点から、大画面かつ処理性能の高いPCが求められていた。
これらの背景から整備現場の過酷な環境に耐えうる頑丈性を持ち、安定した性能で業務を中断させない新たな端末の導入検討が進められることとなった。
なお新たなデバイス導入にあたり現場で適したデバイスを選定した要諦は以下の通り。
・過酷な現場環境に耐えうる「頑丈性」
整備現場は、温度変化が激しく粉塵が舞い、精密機械にとっては非常に過酷な環境であることから、タフブックFZ-55の動作温度の最高50℃、最低-10℃であること。また防塵・防滴設計であることなどの『頑丈性』が魅力となった。
実際、現場で不意に落としてしまうことがあっても、デバイスを変更したことで壊れて動かなくなったりすることがなくなり、落下破損を気にせずに済み、作業に集中できるようになった。
・視認性と処理性能を両立した「大画面と高性能」
導入機は14インチの大画面でタッチパネルを搭載しているため、ピンチアウト・ピンチイン操作が容易なことから修理書などの細かい資料もストレスなく確認することができている。
また、かつては物理的な工具が中心だった整備現場も、車両のコンピュータ化が進み、PCを介した作業の割合が増加していることから、作業中にPCが止まると、車両へのシステムインストールや点検作業が中断され、最悪の場合、車両のソフトウェア破損にも繫がりかねない。
だからこそ、安定したパフォーマンスを出せるデバイスPCは工具と同じくらい信頼があり欠かせないものとなっている。更にインテル(R) Core(TM) i5-1345Uプロセッサー搭載であることから起動時の接続が以前使用していたノートPCより体感で30秒ほど速くなっており、一日に何度も行われる作業の積み重ねが作業効率向上に大きく貢献した。
大阪トヨペットでは、「タフブック FZ-55の導入によって実現した現場改善を土台に、次の一手を模索しています。車両のコンピュータ化が進む中で整備現場でのPC利用は今後も増えると見込んでおり、必要な時に確実に動作する、作業を止めないPCを安心して使い続けたいと語っている。
現場での更なる詳細は下記のウェブサイトから確認されたい。
大阪トヨペット株式会社様 導入事例
https://connect.panasonic.com/jp-ja/case-studies/osaka-toyopet![]()
頑丈タブレット・PC タフブック
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/tough![]()
大阪トヨペット株式会社会社概要
https://www.osaka-toyopet.jp/company/![]()
パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com/jp-ja/![]()

