渋谷のボッシュカフェ、ぬいぐるみのシュタイフとクリスマスコラボレーション実施中


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ボッシュ株式会社(本社:東京都渋谷区渋谷3-6-7、代表取締役社長:ウド・ヴォルツ、以下ボッシュ)は、今年9月にオープンした同社本社ビル1階の直営カフェ「café 1886 at Bosch」で、クリスマスツリーと、シュタイフの動物たちによるクリスマスコラボレーションを実施している。

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グローバル規模でテクノロジーサービスを提供するボッシュと、世界で初めてぬいぐるみを作ったドイツの最高級ぬいぐるみブランドのシュタイフは、いずれもドイツを代表する老舗ブランドである。

両社が手掛ける分野は大きく異なるが、その長い歴史の中で高品質な製品を提供し、共に信頼あるブランドとして成長してきた。

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欧米では、「出産祝いならシュタイフ」と言われるほど、人々のライフスタイルに密着しているシュタイフ。一方で人と社会に役立つテクノロジーを生み続けて来たボッシュ。

これまで接点のなかった2社が、9月にオープンしたボッシュのカフェを切っ掛けに、日本で初めてコラボレーションを展開した。

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シュタイフ家子孫 クレア・シュタイフ氏と当社副社長森川のテープカット

今回のクリスマスディスプレイのお披露目に際し、1902年にテディベアを生み出したリチャード・シュタイフ氏の孫娘にあたるクレア・シュタイフ氏が来日。

11月16日にcafé 1886 at Boschに来店し、ボッシュ株式会社副社長の森川と共にテープカットを実施した。

12月25日(金) までの期間中、店内には、クリスマスツリーと、シュタイフのぬいぐるみたちがディスプレイされており、クリスマス一色となっている。

さらに期間限定で、外はパリパリ、中はフワフワ食感のオリジナルスイーツ 「バウムクーヘンのブリュレ バニラアイス添え」が登場。

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サンドウィッチも、ドイツのソーセージを挟んだ「フランコニア」に代わって、ビアヴルストというドイツハムとルッコラをフォカッチャのパンで挟んだサンドウィッチ「ボローニャ」が提供される。

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ボッシュ株式会社では、「café 1886 at Boschのこだわりオリジナルコーヒーと共に、ひとつひとつ職人の手で創られたシュタイフのぬいぐるみをぜひお楽しみください。

こちらのクリスマスコラボレーションの期間は、11月16日(月) ~ 12月25日(金) となっております。 皆さまのお越しをお待ちしております」と来店を呼び掛けている。

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シュタイフ概要
シュタイフ社(Steiff)は、1880年にドイツで誕生し、世界で初めてテディべアを作りました。テディべアを語る上で欠かすことの出来ない歴史的なトップブランドである。

ドイツの職人の手作業で一体ごと丁寧に作られた伝統の逸品は、歴史にも度々登場し、その文化的価値、芸術性は、世界中で高い評価を得ています。限定のテディべアにはシリアルナンバーが刻まれた証明書が付いている。

「テディべアといえば、シュタイフ」一世界的にも有名なこのぬいぐるみブランドを創業したのは、1847年にドイツ ギンゲンという小さな街で生まれたマルガレーテ・シュタイフ(1847~1909)という女性だった。

彼女は1才の時、小児麻縛にかかり、右手と両足が不自由になり、一生を車椅子で過ごすことになってしまう。マルガレーテの両親は、障害があっても自立できるようにと、学校に通わせ、裁縫もマスターするように育てた。

そんな彼女が20代になり、シュタイフ社の前身である「フェルト・メール・オーダーカンパニー」を設立し、女性や子ども服の販売を手掛ける。

1880年12月、マルガレーテは、甥や姪たちのクリスマスプレゼントに象をモチーフにしたおもちゃを贈ることを考えつく。

素材にはフェルト、中身には最上の羊毛をつめこんだやわらかな象のおもちゃは全部で8体できあがった。子どもたちにはおもちゃとして、大人の女性には針剃しとしてプレゼン卜された象のおもちゃは好評を得た。

これが、ぬいぐるみづくりのきっかけとなった。そんな1880年がシュタイフ社の創業の年とされている。

1897年から事業を手伝ってきたマルガレーテの甥のリチャードは、「本物のようなクマのぬいぐるみ」の製作をマルガレーテに提案。テディベアとよばれる55PBで、首と手足が動き素材も最高級のものをつかった最高級で上品なぬいぐるみが誕生。

この55PBは、見本市でアメリカ人バイヤーの目にとまり、やがて改良を重ね、量産体制に入る。同じころ、アメリカでは、セオドア・ルーズベルト大統領の愛称である「テデイ」とともに、クマのぬいぐるみの人気も高まっていく一方で、偽物や粗悪品も出回り始めた。

そこに登場したのが、シュタイフ社製品であることを認証する「左耳にボタンをつける」というアイディア。これが世界最古のトレードマークでもある「ボタン・イン・イヤー」の始まり。最高級の品質の証として、今日でもそれが続いている。