自工会(日本自動車工業会)は4月22日の11時15分より、オンライン記者会見を開催。登壇した豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は、来たる2021年の東京モーターショーの開催中止を宣言した。(坂上 賢治) 続きを読む 自工会の豊田会長、東京モーターショー2021の開催中止を発表
「技術・解説」カテゴリーアーカイブ
サイベラム、自動車のサイバーリスク対応で日本国内に新拠点
サイベラム (Cybellum、本社:イスラエル・テルアビブ)は3月2日、日本国内の独自拠点を来たる3月4日に開設すると発表した。同社によると、日本のコネクテッドカーの市場規模は、2025年に2兆円近くに達し、2020年から2027年の間に15%近く成長するという。
コネクテッドカーへのサイバー攻撃は、昨年1年間で99%増に 続きを読む サイベラム、自動車のサイバーリスク対応で日本国内に新拠点
日産、e-POWERの発電専用エンジン開発で熱効率50%が視野に
日産自動車は2月26日、オンラインで報道陣を募り、次世代の「e-POWER」向け発電専用エンジンで、世界最高レベルの熱効率50%を実現するための技術的背景を説明した。現在、国内外の自動車メーカーを問わずガソリンエンジンの平均的な最高熱効率は30%台であり、いずれ開発が進んだとしても40%台前半が限界とされていた。そうしたなか同社が示した熱効率50%は、世界のエンジン開発の歴史上に於いても極めて革新的な値である。(坂上 賢治)
発電専用エンジンだからできるアプローチ 続きを読む 日産、e-POWERの発電専用エンジン開発で熱効率50%が視野に
ヴァレオとダイナミックマップ基盤、ADAS技術で連携合意
仏ヴァレオの日本法人とダイナミックマップ基盤(以下、DMP)は2月25日、 互いの自動運転システム開発を促進していくため、ADAS技術のパートナーシップで合意したと発表した。(坂上 賢治)
トヨタ、未来の実証都市「Woven City」地鎮祭を実施
MaaS実証都市「ウーブン・シティ(Woven City)」、東富士で着工
トヨタ自動車と、トヨタグループ傘下でモビリティ事業の開発を担うウーブン・プラネット(ウーブン・プラネット・ホールディングス)は2月23日の11時から、「ウーブン・シティ」の建設を進めるべくTMEJ(トヨタ自動車東日本)東富士工場跡地(旧車両ヤード)で地鎮祭を実施した。
社長交代で八郷氏は悔い無し、三部氏は挑戦者として臨む
本田技研工業(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下ホンダ)は2月19日の17時、青山本社で社長交代に関する記者会見を開いた。壇上には現・代表取締役社長の八郷 隆弘(はちごう たかひろ・61歳)氏と。次期・代表取締役社長となる現・専務取締役の三部 敏宏(みべ としひろ・59歳)氏が出席した。
JFEスチール、水素ステーション用タイプ2蓄圧器を商品化
JFEスチールとJFEコンテイナーは、水素ステーション施設用の〝タイプ2蓄圧器〟を日本国内に於いて初めて商品化した。そしてこの程、同タイプ2の蓄圧器が愛知県の豊田豊栄水素ステーションで初採用、12月25日から運用され始めた。 続きを読む JFEスチール、水素ステーション用タイプ2蓄圧器を商品化
トヨタ自動車、進化したe-Paletteをオンライン公開
実用化に対応し、運行管理システムに新たにAMMSとe-TAPを開発、追加し、運用
トヨタ自動車は12月22日、未来のモビリティサービス専用EV(電気自動車)である「e-Palette(イーパレット)」の進化型をオンラインで公開した。運行管理システムに新機能を開発・追加し、実際に羽田イノベーションシティ内で運用した実証実験の映像を紹介。実用化に一歩近づいた近未来のモビリティサービスの姿を披露した。(佃モビリティ総研・松下次男)
2021年1月1日付でCISO(最高情報セキュリティ責任者)、CSO(最高ソフトウェア責任者)を兼務する山本圭司コネクテッドカンパニー・プレジデントはオンライン発表会で進化型イーパレットは2021年夏の東京オリンピック/パラリンピックの選手村で「最初に実用化する」と述べた。 続きを読む トヨタ自動車、進化したe-Paletteをオンライン公開
NTTドコモ、時速290kmで誤差10cmを測位。CASEに反映へ
全日本スーパーフォーミュラ選手権で高精度位置情報の実証実験
株式会社NTTドコモは12月4日から6日に掛けて行われた〝全日本スーパ ーフォーミュラ選手権(三重県・鈴鹿サーキット)〟を舞台に、高精度GNSS(ドコモIoT高精度GNSS位置情報サービス)を用いて、最高時速290kmで疾走する車両の測位誤差、約10センチの違いを捉えることに成功した。(坂上 賢治)
今後同社は、正確な車両位置の把握が必要となる自動車や鉄道に於ける自動運転を対象に、さらなる高精度測位技術の活用を目指すという。
米トヨタ、新型MIRAIのFCユニット搭載の大型トラックを公開
トヨタ自動車(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:豊田 章男)傘下のトヨタ・ノース・アメリカ(Toyota Motor North America/以下、TMNA)は12月11日未明(米国時間 : 12月10日)、燃料電池大型商用トラック(以下、FC大型商用トラック)の最新プロトタイプを米国内に於いて初公開した。(坂上 賢治) 続きを読む 米トヨタ、新型MIRAIのFCユニット搭載の大型トラックを公開
新型MIRAI、元町工場・混合品種組立ラインでの生産開始
トヨタ自動車(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:豊田 章男)は12月9日、実態としては既に公表済みだった新型FCV(燃料電池自動車)「MIRAI(ミライ)」のフルモデルチェンジをようやく公式発表(6年振りの刷新となる)した。併せて同日の12月9日よりトヨタの車両販売店を通じて販売を開始すると発表した。(坂上 賢治)
水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)が設立
トヨタ自動車など9社が推進役となり発足、会員数88社でスタート
トヨタ自動車、三井住友フィナンシャルグループなどが参画して水素の社会実装取り組みを推進する水素バリューチェーン推進協議会(略称・JH2A)が発足した。12月7日に東京都内で設立記念イベントを開き、設立趣旨を紹介するとともに、2021年2月をめどに水素普及に向けた提言を政府に行う考えを明らかにした。(佃モビリティ総研・松下次男) 続きを読む 水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)が設立
三菱自動車工業、新型エクリプスクロスをオンライン会見で発表
7月発表の中期経営計画で掲げた環境製品強化の第1弾
三菱自動車は12月4日、クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」のデザインを一新するとともに、新たにPHV(プラグインハイブリッド)モデルを設定し、同日から発売したと発表した。同車は7月に発表した中期経営計画に盛り込んだ環境技術を生かした商品強化策の第1弾となり、三菱自動車の再建を担う重要なモデルに位置づけるものだ。(佃モビリティ総研・松下次男)
ホンダ、自動運転レベル3の型式指定を国交省から取得
本田技研工業(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下ホンダ)は11月11日、予てより国土交通省に対して申請していたレベル3の自動運行機能を備えた車両の型式指定を取得した。(坂上 賢治)
ユビ電、概設コンセントからEV充電量を記録し連携清算が可能に
ソフトバンク傘下のユビ電は、2020年8月19日に電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHEV/PHV)向け充電サービス「WeCharge(ウィーチャージ)」のプレサービスを開始した。(坂上 賢治)
トヨタ自動車、アマゾン傘下のAWSとモビリティサービスで業務提携
トヨタ自動車(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:豊田章男、以下トヨタ)は日本時間の8月18日、自社の事業者向けAPI(Application Programing Interface)環境である「MSPF(モビリティサービス・プラットフォーム)」の国際的競争力を高めるべく、米アマゾン傘下のAWS(Amazon Web Services, Inc.、本社:米ワシントン州シアトル、CEO:アンディ・ジャシー<Andrew R. Jassy>)との業務提携をさらに拡大させると発表した。(坂上 賢治)
東レ、炭素繊維をドイツの空飛ぶクルマに供給
東レ・ロゴ 東レ(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣)は7月14日、ドイツのUAM(Urban Air Mobility)向けの炭素繊維複合材料の供給で事業契約を締結したと発表した。(坂上 賢治)
提供先は独国に本拠を構えるリリウム社(Lilium)で、同社が開発中のUAM(Urban Air Mobility)の「リリウム・ジェット(Lilium Jet)」に使用する炭素繊維複合材料の供給が前提となっているもの。
UAMとは、都市部の交通が抱える渋滞・騒音・大気汚染といった 続きを読む 東レ、炭素繊維をドイツの空飛ぶクルマに供給
ボルボ・カーズ、ブロックチェーン技術でブランド価値追求へ
ボルボ・カーズは北欧時間の7月8日、傘下のベンチャーキャピタル投資部門であるボルボ・カーズ・テック・ファンドを通じて、ロンドンに拠点を構えるブロックチェーンのスタートアップ企業のCirculor(サーキュラー)社に資本投資したと発表した。ボルボ・カーズとCirculorはこれまで、電気自動車のリチウムイオンバッテリーで使用されているコバルトのトレーサビリティ追求のためブロックチェーン技術で協力してきた経緯がある。(坂上 賢治)
上海WAIC開幕、マスク氏は自動運転レベル5の実現間近と語る
上海を世界のAIテックのハブ地点に据えて行くという中国政府の目論見で展開されている世界人工知能会議オンライン大会(WAIC/World Artificial Intelligence Conference)が、現地時間の7月9日上海で開幕した。これは昨年、リアルイベントとして開催された世界人工知能大会2019に続く第3回目にあたるもの。(坂上 賢治)
ウィラーとモービルアイ、自動運転技術の広域展開で協業
旅行業を中核にMaaS事業を展開するWILLER(本社:大阪府大阪市、代表取締役:村瀨茂高)と、インテル子会社で世界でいち早く先進運転支援システム(ADAS)をシステム化したモービルアイ(本社:イスラエル エルサレム、CEO:Amnon Shashua)は7月8日、日本・台湾・ASEAN地域を対象にロボタクシーソリューションに係る事業を提供していくべく戦略的パートナーシップを結んだと発表した。(坂上 賢治)