2WDモデルの安全性能進化と、高床4WD車型の新規追加で多様なニーズに対応
いすゞ自動車(本社:神奈川県横浜市、社長COO:南真介)は、小型トラック「エルフ」について本年7月に発売した4WDモデルに続き、2WDモデルを改良した。
優れた燃費性能はそのままに、先進安全装置において検知性能の向上や機能の拡充を図った。更に4WDモデルに新たな車型を追加し、ラインアップを充実。より幅広い用途に対応する。
主な特長は以下の通り
1.交通事故死傷ゼロ社会を目指した、先進安全機能のさらなる進化
・交差点プリクラッシュブレーキ(右左折時)のブレーキ作動対象を拡大
エルフは国内の小型トラックで唯一、交差点右折時の対向車両を検知できるプリクラッシュブレーキ機能を装備。今改良で、これまでは対向歩行者のみだったブレーキの作動対象を対向車両まで拡大し、交差点内における事故被害軽減に貢献する。
・ドライバー異常時対応システム(EDSS)の「車線内停止」が実現
ドライバーに急病などの異常が発生した場合、EDSSスイッチ操作またはドライバーステータスモニターによる異常検知により、車両が自動で制動をかけて停止するEDSSの機能が進化。
レーンキープアシスト(LKA)との組み合わせで、車線内での自動停止が可能となり、安全かつ安定した停車動作を実現する。
2.新規追加車型の設定
追加車型として、新たに高床ワイドキャブ4WDを設定しました。直結式パートタイム4WD機構を採用し、最低地上高約320mm(低床4WD比+140mm)を確保することで未舗装路や泥濘地での高い走破性を実現。悪路でも安定した走行を可能にする。
<国内目標販売台数>
40,000台 / 年 (エルフシリーズ全体)
<東京地区希望小売価格>
車型:2WG- NLR88AC
主な仕様:2WD ロングホイールベース フルフラットロー 2トン積 平ボディ SGグレード
エンジン/トランスミッション:4JZ1-TCS110kW(150PS)/ISIM(9速AMT)
東京地区希望小売価格(円):
消費税抜:6,413,000
消費税込:7,054,300
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車型:2WG-NPS88M
主な仕様:高床4WD ロングホイールベース 3トン積 STグレード
エンジン/トランスミッション:4JZ1-TCH129kW(175PS)/MZZ6T(6速MT)
東京地区希望小売価格(円):
消費税抜:7,535,000
消費税込:8,288,500