McLaren-Hondaは、グリッド後方に甘んじてきましたが、そのトンネルの出口は見えつつあります
F1世界選手権は前半戦を終え、目下、約1カ月の夏休みに入っている。本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)では、その直前にF1プロジェクト総責任者である新井康久氏(株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者)の談話を発表している。

2015年の前半戦を振り返っていかがでしょうか?
新井康久氏:「本当にタフな戦いが続きました。ウィンターテストから序盤の数戦まで多くの問題を抱えていましたが、幸いそのほとんどは解決したので、いよいよ前に進み始めることができています。後半戦は、いい戦いができる感触を得ています」
具体的には、どの領域で苦労しましたか? 続きを読む ホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久氏、2015シーズン前半戦を振り返る →

ブランパンGTシリーズのスパ24時間レースに於いて、ニック・キャッツバーグ/ルーカス・ルーア/マーカス・パルタラ組のマルクVDS BMW Z4が、ピレリタイヤを履き初めてスパ24時間レースを制した。
キャッツバーグは、ファステストラップを記録し、フィニッシュ時にステアリングを握っていた。またパルタラは、フィンランド人ドライバーとして初のスパ24時間優勝を達成。3名のドライバーは、大雨、霧、日差しなどの多様なコンディションに対応し、BMWとしては1998年以来の22勝目を飾った。
上記3名のドライバーたちは、DHCスリック(作動温度領域が低いハードコンパウンド)と軟らかいレインタイヤの2種類のピレリタイヤのみで、あらゆるコンディションに対応しなければならなかった。
レース序盤、 続きを読む スパ24時間レースのBMW Z4、完璧なタイヤ戦略でピレリタイヤを履いて初栄冠 →
「世界で最も美しいレース」と、かつてエンツォ・フェラーリが褒め称えた伝説かつ珠玉のクラシック・カーイベント「ミッレ・ミリア」。
フェラーリはこの「ミッレ・ミリア」へのオマージュ・レースとして毎年「フェラーリ・カヴァルケード(Ferrari Cavalcade)」を開催してきた。

同レースは、開催地並びにコース各地の歴史および文化・芸術に触れつつ、さらには息をのむような素晴らしい景観の中をドライブするというもの。このイベントには、ミッレ・ミリアのような厳格な参加規定はなく、1958年以降に製造されたフェラーリであれば誰でも参加可能だ。
それが今年、初めてイタリア国外で開催されることになった。加えて、1年に2回開催もまた同イベントでは初の試みとなる。
この世界中のフェラーリスティのためのエクスクルーシブな 続きを読む フェラーリ・カヴァルケード、欧州から飛び出す。世界のフェラーリスティが米西海岸に集う →

2015年8月14日。この日、フェラーリの創設者であったエンツォ・フェラーリ27回目の命日を迎える。
エンツォは、雪が懇々と降り積もる1898年2月18日。モデナ郊外に住む板金鍛冶屋の次男として生まれた。
そんなエンツォが10歳になった時、兄のアルフレードと共に父親に連れられ、ボローニャ・エミリア街道のレーンシグコースに、自動車レースの見物に出掛けた。

この日のレースで優勝したのはフェリーチェ・ナザーロだった 続きを読む 8月14日、エンツォ・フェラーリの命日を迎え、その足跡を辿る →
名古屋市のアウト ガレリア “ルーチェ”(所在地:名古屋市名東区、ディレクター:平松正光)では、6月13日から8月30日まで、浮谷東次郎をテーマとした「TOJIRO – 60’s夢と青春の軌跡、浮谷東次郎と船橋サーキットの伝説 -」が開催されている。

浮谷東次郎は、江戸時代から続く裕福な旧家で1942年7月16日に生まれ、23歳という短い人生を駆け抜けた。
しかしその短い人生のなかで、好奇心に溢れ、興味を抱いた対象には我を忘れるほど夢中になり、克己心が強く、常に自分と対峙しつつ、人にはとても優しい少年として、今も自動車ファンを魅了してやまない存在である。

当時の一般の庶民とは、かけ離れた資産家の家庭に育った彼は、 続きを読む アウト・ガレリア・ルーチェ、日本のモータースポーツを駆け抜けた浮谷東次郎展開催 →

横浜ゴム株式会社(本社:東京都港区新橋、代表取締役社長:野地彦旬、以下、横浜ゴム)のADVANレーシングタイヤを装着したKONDO RACING(監督:近藤真彦氏)・「D’station ADVAN GT-R(ドライバー:佐々木大樹選手/ミハエル・クルム選手)」が、8月8、9日に富士スピードウェイで開催されたSUPER GT第4戦のGT500クラスで優勝した。 続きを読む SUPER GT GT500クラスでADVANレーシングタイヤ装着車が優勝 →

去る2015年6月10日に、英国王室属領マン島で開催された2015年マン島TTレース・TTゼロチャレンジクラスクラスの決勝レースにおいて、無限こと株式会社M-TEC(株式会社M-TEC、埼玉県朝霞市、代表取締役:永長眞、以下、無限)の電動バイク「神電 四(SHINDEN YON)」が、昨年の「神電 參(SHINDEN SAN)」に続き1位、2位を独占した。 続きを読む マン島TTレース2015連覇、「無限」EVレーサー搭載のオンボード映像公開 →
ツインリンクもてぎ2&4レースから10日間限定。ホンダコレクションホール所蔵全F1マシン特別展示
ホンダコレクションホールが所蔵しているすべてのF1マシン*を、ツインリンクもてぎ2&4レースから10日間の期間限定で特別展示する。 続きを読む ホンダコレクションホール、10日間限定で所蔵全F1マシン特別展示 →
ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 第8戦決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)にて8月9日(日)に開催した。 続きを読む 2015ポルシェ カレラカップ ジャパン第8戦、元嶋選手・開幕から8連勝 →
8月9日(日)にアメリカにあるインディアナポリス・モータースピードウェイにて開催された「2015FIMロードレース世界選手権シリーズ第10戦インディアナポリスグランプリ」のMotoGPクラスにおいて、Honda RC213Vを駆るマルク・マルケス選手(Repsol Honda Team スペイン)が優勝を飾った。 続きを読む ホンダ、FIMロードレース世界選手権シリーズ(二輪)で前人未踏の通算700勝を達成 →

SUPER GT第4戦、「FUJI GT 300km RACE」のGT300クラス決勝レースが8月9日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催され、時折、富士からの風が吹く、盛夏とは云え穏やかさも感じられるコンディションの中、No.55 ARTA CR-Z GTの高木真一選手/小林崇志選手組が、思い切った作戦に売って出てポール・トゥ・ウインを飾った。 続きを読む SUPER GT300第4戦・富士、高木/小林が作戦勝ち。シリーズランクでも3位に浮上 →

SUPER GT第4戦、「FUJI GT 300km RACE」のGT500クラス決勝レースが8月9日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催された。
気温32度、路面温度48度という夏らしい晴天の下、レース終盤に、気迫の追い上げ劇を演じたNo.24「D’station ADVAN GT-R」の佐々木大樹選手/ミハエル・クルム選手組が、今季初優勝を飾った。 続きを読む SUPER GT500第4戦・富士、佐々木/クルムが優勝。シリーズランクは順位変動 →
日産LM P1、WEC復帰に向け米国でのテストを続けていく
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は、FIA世界耐久選手権LM P1クラスへの復帰を遅らせ、ル・マン24時間レースを通して浮かび上がった問題の解決に時間を割くことを発表した。
日産LM P1は、エネルギー回生システム(ERS)の問題により、ル・マン24時間レースでは、エンジンパワーのみでの走行となっていた。 続きを読む 日産、LM P1改良に専念。当面のWEC復帰を見送る →

今秋、第2フェーズが開始される国際フォーミュラE選手権に於いて、パワートレイン・インバーター・エネルギー回生機器等、エネルギー効率に関わるレギュレーションが自由化されるのを受け、200kW・20,000prm・145N・mの新パワーユニット「VM200」を発表したばかりのヴェンチュリー・フォーミュラEチーム。 続きを読む ヴェンチュリー・フォーミュラEチーム、元F1王者のジャック・ビルヌーブ獲得を発表 →

第 8戦「ラリー・フィンランド」で地元ラトバラ選手が勝利
フォルクスワーゲンは、ラリー競技の最高峰「 FIA世界ラリー選手権(通称: WRC)」の 2015年シーズン第 8戦「ラリー・フィンランド」に市販車をベースとした 3台の「ポロ R WRC」で参戦、フィンランド人のヤリ‐マティラトバラ選手が今季 2度目となる優勝を果たした。 続きを読む フォルクスワーゲン世界ラリー選手権( WRC)で今季 7勝目 →
ポルシェ・モービル1スーパーカップ、パトリック・デンプシーとセバスチャン・ローブがゲストドライバーとして参戦
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト、社長:マティアス・ミューラー)が、F1ヨーロッパラウンドのサポートレースとして開催するポルシェ・モービル1 スーパーカップのスパ・フランコルシャン戦(8月21~23日)に、俳優兼レーシングドライバーのパトリック・デンプシーと世界ラリー選手権(WRC)チャンピオンに9度輝いたセバスチャン・ローブがゲストドライバーとして参戦する。 続きを読む ポルシェカップのトップレースにセバスチャン・ローブとパトリック・デンプシーが参戦 →
来る8月8日・9日の両日、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、SUPER GT第4戦「FUJI GT 300km RACE」が開催される。
ちなみにこのSUPER GTの前身となる全日本GT選手権(JGTC)は1994年にスタートした。
そして2005年、FIA公認の国際シリーズとなって名称変更され、高性能の市販のGT(グランド・ツーリング)カーをベースにした競技専用車両を用い、FIA(国際自動車連盟/Federation Internationale de l’Automobile)が定めるGT規定に則るものに成長を遂げた。

また、参加する車両性能の均衡化を図るために「BoP」(Balance of Performance)と呼ばれる性能調整も採用している。
このため、国内のみならず海外メーカーの車両も多数参加し、SUPER GT全体では17車種(2015年シーズン開幕時)を数えるまでになった。
続きを読む SUPER GT第4戦・富士、現行規定初の同一メーカー3連勝を巡る攻防 →

ベルギーの首都ブリュッセルの東南東、ドイツとの国境近隣のスパ・フランコルシャンサーキットに於いて、7月25日から26日の2日間に掛けて、ブランパン耐久シリーズ第4戦・スパ24時間の決勝レースが出走台数57台が参加して実施された。 続きを読む スパ24時間、BMWに栄冠。2台の日産GTアカデミーチームはポイント獲得 →
2015年の全日本ラリー選手権5戦「がんばろう!福島MSCCラリー2015」が、福島県東白川郡棚倉町周辺を拠点に開催された。
第5戦の総合優勝は、SUBARU WRX STIを駆る新井敏弘選手/田中直哉選手組が2015年シーズンの3勝目を獲得。2位に勝田範彦選手/足立さやか選手組、3位は炭山裕矢選手/保井隆宏選手と、VAB型SUBARU WRX STIが表彰台を独占する結果となった。 続きを読む 全日本ラリー第5戦、新井選手3勝目、JN5参戦のプジョー208GTiはリタイア →
鈴鹿8時間耐久レースの結果は、当MOTOR CARSでも決勝日に既出した通りだが、ヤマハ発動機株式会社(本社:静岡県磐田市、社長:柳弘之、以下、ヤマハ発動機)より、以下の公式発表がなされた。
三重県鈴鹿市で、鈴鹿 8時間耐久ロードレース第 38回大会の決勝が行われ、2002 年以来となるファクトリーチーム「#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM」から中須賀克行選手、ポル・エス パルガロ選手、ブラッドリー・スミス選手の 3人が「YZF-R1」で出場。204周を走破して1996年以来19年ぶり、通算5回目の優勝を獲得した。 続きを読む 鈴鹿8耐決勝 、YAMAHA FACTORY RACING TEAMの公式コメント発表 →
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