BMWグループ、JMS2025に出展

BMWとMINIは、ジャパンモビリティショー2025でブース出展する。10月31日から11月9日まで東京で開催される同イベントでは、未来志向のBMWおよびMINIモデルと搭載技術等が披露される。

より具体的には、新世代「ノイエ・クラッセ」モデルのBMW iX3、水素燃料電池技術、新型MINI Paul Smith Editionを含むMINIファミリー、限定車BMW M2 CS、コンセプト・モデルBMW Concept Speedtopなど。

BMWモトラッドも、完全電動のBMW CE 02と、2025年にトップラク・ラズガトリオグルがFIMスーパーバイク世界選手権2連覇を達成したBMW M 1000 RRを出展する。

新型BMW iX3のアジア初公開や初の新型ノイエ・クラッセ
ジャパンモビリティショーでは、初の新型ノイエ・クラッセ・モデルであるBMW iX3のアジア初公開が行われる。なお日本向けBMW iX3の生産は2026年3月に開始予定で、日本国内のBMW正規ディーラーを通じ2026年後半に開始される予定としている。

2028年登場の新型BMW iX5 Hydrogen
様々なパワートレインを提供することは、BMWグループの成功における重要な要素でもある。内燃機関、プラグイン・ハイブリッド、電気自動車、そして2028年発売の新型BMW iX5 Hydrogenから始まる水素燃料電池技術までを網羅する幅広い駆動システム・ポートフォリオは、現在および将来に亘って世界からの多様なニーズに確実に応える基盤となっている。

このうち水素駆動技術は、BMWグループがトヨタ自動車と共同開発する第3世代燃料電池システムが基盤になっている。この技術的進歩により、よりコンパクトな設計でありながら、より強力かつ効率的なシステムが実現する。

世界初公開: MINIポール・スミス・エディション
1998年、ポール・スミスは、クラシックなミニの限定モデルを発表して以降、数多くのプロジェクトを実現してきた。

そして今回、ジャパンモビリティショー 2025を舞台に、新たなマイルストーンとなる新しいMINIポール・スミス・エディションが世界初公開される。

この特別仕様車では、ポール・スミスらしいスタイルと、MINIブランドの遊び心にあふれた陽気で独立心のある精神を融合したものになっている。

MINIポール・スミス・エディションの標準仕様には、ダーク・スチールをアクセントにした18インチのナイトフラッシュ・スポーク・ブラック・アロイホイールが含まれる。

また、ホイール・トリムとブラックの水平型トランクリッド・ハンドルにポール・スミスのサインが刻印されており、この特別仕様車を際立たせている。

MINIポール・スミス・エディションは、MINIクーパー 3ドア、5ドア、コンバーチブルの各モデルで提供されている。MINIポール・スミス・エディションの電気自動車モデルは、ジャパンモビリティショーでの世界初公開とともに販売が開始され、内燃エンジン搭載モデルは2026年第1四半期に受注が開始される予定だ。

日本初公開: 限定車BMW M2 CS
限定車BMW M2 CSが、ジャパンモビリティショー2025のBMWグループ・ブースで日本初公開となる。

Mツインターボ技術を搭載した高回転型直列6気筒エンジン(標準BMW M2搭載ユニットの改良版)は、6,250rpmで驚異の390kW/530hpを発揮し、BMW M社プレミアム・スモール・コンパクト・セグメントの高性能スポーツ・カーは、純粋なドライビング・プレジャーの基準をさらに高みへと引き上げる。

標準装備の8速Mステップトロニック・トランスミッション(ドライブロジック付)が、BMW M2 CSの後輪にエンジンのパワーを伝達する。

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の使用を含む軽量設計技術の適切な採用により、特別仕様車の重量は標準のBMW M2と比較して約30キログラムの軽量化が図られた。

こうした軽量化のパワー拡張によってBMW M2 CSは0-100km/h加速が3.8秒と4秒の壁を突破した。80km/hから120km/h(50~75mph)への中間加速は3.4秒、最高速度は電子制御により302km/h(188mph)に制限されている。

BMW M2 CSのシャシー技術とブレーキ・システムは、エンジン性能の向上と特別仕様車特有の重量バランス(車高を8mm低下)下で精密に最適化された。

BMW M2 CSの印象的な外観は、CFRP製コンポーネントの数々と、BMW M2でお馴染みのMエクステリア・ミラー・キャップ、特別仕様車標準装備のMカーボン・ルーフ、CS専用リア・ディフューザーといった専用ディテールが特徴となる。

新型BMW M2 CSのインテリアは、高級感あふれるアルカンターラによるスポーティな質感と革新的な軽量設計が融合。CFRP製センター・コンソールや、重量を最適化したMカーボン製フロント・バケット・シート(メリノレザー仕上げヒーター付き)も装備された。

世界的に有名なクラシック・タイトルも楽しめる
またBMWグループ・ブースでは、BMW Operating System 8.5で初導入となったAirConsoleによる車内ゲームも体験できる。

新型BMW iX3では、マテル社のクラシック・カード・ゲーム「UNO®」など世界的に有名なタイトルが搭載されている。車内ゲーム用に最適化され「UNO® Car Party!」と改名された本作をはじめ、マテル社(NASDAQ: MAT)が所有する世界的に象徴的なブランド・ポート・フォリオの一角を担うコンテンツが楽しめる。

BMWユーザーは更にAirConsoleがマテル社と共同でゲーム・ライブラリに追加した「Hot Wheels: Xtreme Overdrive™」への独占アクセス権を獲得した。

このゲームでは、パノラミック・ドライブ・トラックでのレースで仮想BMW Vision Neue Klasse Xを駆りポイントを獲得し、伝説的なホット・ウィール・カーをアンロック・カスタマイズ可能。レースのたびにBMW Vision Neue Klasse Xの性能とスタイルが披露される仕組みだ。

同時にAirConsoleは、バンダイナムコエンターテインメント提供の『PAC-MAN™ チャンピオンシップ・エディション』をBMW向けに初リリースする。

アーケードの名作をBMW専用にカスタマイズした本バージョンでは、世界的に有名なゲームに独自のひねりを加えたBMW限定アイテムが登場する。AirConsoleではスマートフォンをコントローラーとして使用できるため、乗車中の全乗客が対戦可能となる。

BMWコンセプト・スピードトップ: スポーツ・ツーリングの再定義
BMWグループがジャパンモビリティショー2025に展示するモデルの中で、特に目を惹く特別な存在感が唯一無二のBMWコンセプト・スピードトップだ。

この3ドア・コンセプト・カーは、今年5月にイタリアのコモ湖畔で開催された歴史的名車を称える名高いイベント「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ2025」で初公開されている。

BMWコンセプト・スピードトップは、シューティング・ブレークの優雅さと斬新なデザイン言語を融合させ、スポーティなツーリング・モデルを再解釈した。

70台限定の限定生産モデルとなる本コンセプト・カーの希少性は、BMWが現在提供する最もパワフルなV8エンジンを搭載した卓越したパワートレインによってさらに強調されている。

BMW X7と日本の職人技術の出会い
最後にジャパンモビリティショーで展示される「BMW X7錦ラウンジ」は、豪華な乗り心地と日本の伝統工芸が優雅に融合した姿を披露する。

この魅力的なコンセプト・モデルは、BMW X7をベースに高い実用性も兼ね備えており、星がきらめく美しさに満ちた静謐な空間、BMW X7錦ラウンジは優しく広々とした聖域を創り出している。

キャビン内では、BMW独自の洗練された輝きが、京都の伝統技法で創り出された広大な星空と芸術的に融合している。

専用ツートーン・カラーがBMW X7錦ラウンジの特別なオーラを一瞬で伝え、メイン・カラーのBMW Individualベルベット・ブルーを補完するように、ルーフ部分は宇宙に輝く星雲のきらめきを想起させるスペース・シルバーで塗装されている。

 
 




 
 

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