Bentley（ベントレー）は、2015年中に、本拠地の英国だけでなく、ドイツ、ロシア、中国、米国など、世界中で18のアワードを受賞した。
その内訳は、Bentleyの全4つのシリーズで3大陸でアワードを受賞。特に、最も受賞数が多かったのはFlying Spurで、合計6つのアワードを獲得している。
例えば英国では、Daily Telegraph紙の読者が選ぶ「Best Luxury Car」の栄誉に輝いた。審査員はFlying Spurを「まるでプロのドライバーが運転しているようなドライブの楽しさが味わえる車」と評している。
また同車は、世界最速の高級セダンとしてロシアでも人気を博し、Auto Godaの「Car of the Year」やKlaxon誌の「Golden Klaxon」賞を受賞した。いずれもFlying Spurの高級感と上品さが評価された。
一方、Bentleyのフラッグシップカー、Mulsanne Speedは、Robb Reportの「Best of the Best – Luxury Sedan」アワードを獲得。
まれに見る高級感と世界最速のドライビングエクスペリエンスを兼ね備えたモデルとして「優れたパフォーマンスと無限のカスタマイズ性」が評価された。
対してBentleyを象徴するグランドツアラー Continentalシリーズもアワードを獲得。Continental GT Speed Convertibleは、Robb Reportの「Best of the Best – Convertible」、Digital Trendsの「Luxury Car of the Year」という栄誉ある2つのアワードを受賞した。
次に元々レーシングカーとして誕生したContinental GT3-Rは、中国の自動車雑誌で「Car of the Year」に選ばれた。
車以外の分野でも、イスタンブールのSt. Regisホテル内に設けられたBentley SuiteがGolden Key Awardsの「Best Suite」に選ばれた。Bentley Continental GTにインスパイアされた曲線的なデザイン、手仕事による匠の技が取り入れられている点が評価された。
Bentleyのコンセプトカー、EXP 10 Speed 6は、世界で最も権威あるデザインコンペティションの1つ、German Design AwardsのトランスポテーションカテゴリでGoldアワードを受賞した。
このコンセプトカーは「時代を超越したBentleyの象徴的なデザインに、新しい素材とダイナミックな外観を融合している」と評価され、優勝の栄誉を獲得した。
イタリアのリゾート地で今年夏開催された世界的にも有名なクラシックカー&ビンテージカーイベント、Concorso d’Eleganza Villa d’Esteに登場したEXP 10 Speed 6は、審査員として集まった専門家達から、「Design Award for Concept Cars & Prototypes」アワードも受賞した。
米国では、Car and Driver誌がコンセプトカー、EXP 10 Speed 6に「Most Beautiful Automobile」アワードを受賞。このハイパフォーマンスの2シータースポーツカーは、匠の技と最先端技術を組み合わせたモダンなデザインが高く評価されている。
優れた自動車会社であることを目指すBentleyは、10月に英国ブランドとして初めて、「European Industrial Excellence Champion」アワードも獲得した。
審査員はBentleyが手作業の多い伝統的な匠の技と、最新の効率的な車両製造能力を融合した能力を高く評価。権威あるこのアワードはBentleyが新卒、研修制度／師弟制度に基づくスタッフなど、過去最大数となった139人の研修員を受け入れた2015年に受賞した。