ボルボトラック、100万台のコネクテッド車両が路上を走行中

オーナーへ最大限の稼働時間と生産性と安全を提供する

今日の大型トラックは、乗用車と同様に、高度なソフトウェアシステムを搭載した洗練された車両となっている。そうした発展の中核を成すのがコネクティビティだ。

現在、(欧州を中核とした)世界中で100万台以上のコネクティッド・ボルボ・トラックが走行しており、それら最先端のボルボ製車両は、商用車に最適化されたあらゆるデジタルサービスインターフェース「Volvo Connect」を利用できるという。

ボルボ・トラックの製品管理担当SVP、ヤン・ヘルムグレン氏は、「コネクテッドサービスを活用することで、お客様とドライバーを様々な方法でサポートできます。稼働時間の最適化、エネルギー消費量の削減、そしてトラック運行全体の効率化と安全性の向上などです。

現在、100万台のコネクテッドボルボトラックが路上を走っていることは素晴らしいことです。

トラックは運送会社にとって仕事道具であり、価値を提供するには走行し続ける必要があります。私たちのサービスはまさにこの点に貢献できます。長期的には、社会全体の機能向上にも貢献するでしょう」と述べた。

明確な目的を持つサービス

ボルボがこうしたサービスを車両に実装していく理由は、アップタイムと生産性という2つの主要分野で、輸送車両の運行上に於いて多彩なビジネス上の優位性ょ提供することにある。

例えばアップタイムサービスでは、ワイヤレス接続を利用して車両を遠隔監視・追跡し、潜在的な故障を予測することで、トラックの運行を最適化し、ダウンタイムを削減する。

トラックの主要部品の摩耗状態を監視できるため、最適なサービスプランを策定し、適切なタイミングで適切なサービスを受けることができる。

アップタイムサービスには、不要な整備工場への訪問を回避するために、トラックのソフトウェアを無線でアップデートする機能も含まれている。

他にもボルボの搭載機能は、フリート管理システムやプランニングツールなどを通じて、法人顧客の業務改善とコスト削減を実現する。また、燃費と安全性を向上させるソリューション、インフォテインメント機能や利便性向上機能もドライバーに提供される。

コネクテッドトラックはイノベーションに貢献する

こうした領域へのサービス拡充について先のヤン・ヘルムグレン氏は、「コネクテッドトラックは、ボルボのイノベーションと製品開発においても重要な役割を果たしています。トラックから抽出できるデータは分析され、トラックの挙動に関する洞察を提供することで、最終的には製品開発の迅速化と革新的な新ソリューションの創出に繫がります。

コネクティビティはこの業界の変革に於いて非常に重要な要素です。高度な分析手法とAIを活用することで、膨大なデータを分析し、その知見を製品開発に活かすことができます。

お客様にメリットをもたらす新しい製品やサービスを開発し、輸送の生産性、持続可能性、安全性を向上させることができます」と結んでいる。

ボルボ・トラックの(主に欧州に於ける)サービスの具体的な詳細は、下記の当該サイトからサービス情報が閲覧できる。https://www.volvotrucks.com/en-en/services.html

 
 




 
 

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