新型 Audi TT Coupe / Roadster 及び Audi TTSを発売


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アウディの“プログレッシブ”アイコンが9年ぶりにモデルチェンジ

アウディ ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:大喜多 寛)は、コンパクトスポーツカーのAudi TT Coupe / Roadster及びAudi TTSをフルモデルチェンジし、8月20日より全国の正規ディーラー(115店舗、現時点)を通じて販売を開始する。

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コンパクトセグメントでは初のマトリクスLEDヘッドライトを設定

Audi TTは、1998年に1世代目が発売されて以来、累計50万台以上を販売しているプレミアムコンパクトスポーツセグメント。

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そのピュアで強烈な個性を主張するデザインとquattroフルタイム四輪駆動システムなどによる卓越した走行性能によって、世界中で数多くのファンを獲得。Audiブランドのイメージ向上にも多大な貢献を果たしてきた。

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今回発売するのは、そのオリジナルから数えて3世代目にあたるモデルで、2世代目が2006年にデビューして以来、9年ぶりのフルモデルチェンジとなる。

搭載する2.0 TFSIエンジンは、230馬力と286馬力に性能を向上

日本市場に今回導入するのは、いずれもターボ付2.0ℓ直噴ガソリンエンジン(2.0 TFSI)を搭載したAudi TT Coupe、Audi TT Roadster及びAudi TTSで、そのうちAudi TT Coupeには、FWD(前輪駆動)とquattroフルタイム4輪駆動システムの2タイプの駆動方式を設定。

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TT RoadsterとTTSはすべてquattro仕様となる。2.0 TFSIエンジンのパワーは230PSで、TTSには286PSの高性能バージョンが搭載されます。トランスミッションは全車6速Sトロニックを採用する。

フルデジタル多機能メーターのアウディバーチャルコックピットを初採用
従来型のモデルに対してさらにパワーアップしたエンジンと、アルミを多用したコンポジット(複合)構造の軽量ボディなどにより、コンパクトセグメントのスポーツカーとしてトップレベルの走行性能を実現。

また、クラス初のフルデジタル多機能メーター“アウディバーチャルコックピット”を全モデルに採用し、さらにマトリクスLEDヘッドライトをTTSに標準搭載、TT各モデルにもオプション設定するなど、テクノロジーの面でも時代をリードするスポーツモデルになっている。

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アルミを多用した複合構造のボディなどにより最大60㎏の軽量化

デザインにおいては、アーチ型ルーフライン、丸く張り出したホイールアーチ、大型のアルミ調フィラーキャップ、インテリアの丸型エアベントなどにより、TTとしてのアイデンティティを伝えつつ、ボンネット上に移されたフォーシルバーリングスのエンブレムや6角のシングルフレームグリルなどにより、新時代のAudiスポーツカーであることを明確に表現した。

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新型Audi TT / TTSの各モデルと価格は以下の通り。

【車両本体価格】
モデル:Audi TT Coupe 2.0 TFSI
パワー / トルク:230PS/370Nm
ハンドル位置:右
販売価格(税込):¥5,420,000

モデル:Audi TT Coupe 2.0 TFSI quattro
パワー / トルク:230PS/370Nm
ハンドル位置:右
販売価格(税込):¥5,890,000

モデル:Audi TT Roadster 2.0 TFSI quattro
パワー / トルク:230PS/370Nm
ハンドル位置:右
販売価格(税込):¥6,050,000

モデル:Audi TTS Coupe 2.0 TFSI quattro
パワー / トルク:286PS/380Nm
ハンドル位置:左/右
販売価格(税込):¥7,680,000
※トランスミッションは全モデル6速Sトロニックを搭載します。

【新型Audi TT / TTSの概要】
Audiスポーツカーの新しい顔
エクステリアは、力強く張り出したホイールハウス、優美なルーフライン、大きなアルミ調フィラーキャップなどでAudi TTとしてのアイデンティティを示す。

その一方で、ボンネットに移されたフォーリングス、6つの角を持ったシングルフレームグリル、LEDのヘッドライトなどにより、新時代のアウディスポーツカーであることを宣言している。

より伸びやかでダイナミックなフォルム
全長4,180mm、全幅1,830mmは、従来型のTTよりそれぞれ10mm小さくなった。

その一方でホイールベースは40mm延長されて2,505mmとなり、結果として前後オーバーハングが短くなって、より伸びやかでダイナミックなプロポーションが実現した。

パワーはAudi TTが230PS、Audi TTSは286PS
エンジンは全グレード、2.0 TFSI:ターボチャージャー付2.0ℓ直列4気筒エンジンを搭載。

従来型の2.0 TFSIに対し、パワーとトルクが211PS/350Nmから230PS/370Nmに向上しているほか、燃費効率も13.0km/ℓから14.7km/ℓに改善した(Audi TT Coupe quattroでの比較。JC08モード燃費)。

新型Audi TTSには、出力/トルクを286PS/380Nmに高めた高性能バージョンが搭載される。

高張力スチールとアルミを組み合わせたコンポジット構造の軽量ボディ
コンポジット構造の軽量ボディは、新型Audi TT の技術ハイライトのひとつです。アルミを多用した従来型TTのコンセプトを引き継ぎながら、多様な素材を計画的に組み合わせることで、より一層軽くて高機能なボディを実現した。

フロア周りを強化スチールなどで構成する一方、ボディフレーム上部とアウターパネルはすべてアルミ製とし、高い剛性、衝突安全性を確保しながら、ボディ重量を数十kg単位で削減している。

最新世代のquattroフルタイム4輪駆動システム
Audi TT quattro及びTTSには、後輪への駆動力伝達に電子制御の多板クラッチを使った最新のquattro フルタイム4輪駆動システムが採用されている。

日常的な運転状況では駆動力は前輪にのみ伝達されますが、前後輪に速度差が生じるか、また全開加速や高速コーナリングなどで高いトラクション能力が必要と判断されると、4輪に駆動トルクが分配されるようになる。

アウディドライブセレクト
簡単なボタン操作により好みの走行モードを選べるアウディドライブセレクトを全モデルに採用。

走行モードは合計5つ設定されており、選択に応じて、アクセルペダル、Sトロニック、quattroフルタイム4輪駆動システム、オートエアコンなどの制御マッピングが自動調整される。

アウディバーチャルコックピット
通常メーターパネルが収まる場所に、高解像の12.3インチデジタル液晶ディスプレイを置いて、そこに速度、エンジン回転数などのメーター表示のほか、ナビゲーション / インフォテイメントシステムのディスプレイ機能もすべて統合している。

従来型のアナログ式メーターや独立したディスプレイに対して、視認性や操作性が大幅に向上した。

マトリクスLEDヘッドライト
LEDヘッドライトを全モデルに標準化。さらに、マトリクスLEDヘッドライトを、Audi TTSに標準、TT各モデルにもオプション設定した。

マトリクスLEDヘッドライトは、対向車や先行する車両の存在を検知して自動的にライトの部分的マスキングを行うメカニズムで、常時ハイビームで走ることができることから、夜間視界が大幅に改善する。

最新のMMI
ナビゲーションから車両情報、音楽、ラジオなどのインフォテイメントシステムまで、ひとつのコントローラーを使って一元的にアクセスできる。

制御できるMMIのシステムは、今回アウディバーチャルコックピットと組み合わされたことで、さらに操作性が向上。指でなぞることで画面をスクロールしたりズームしたりできるMMIタッチも付属している。

Audi connectとAudi connect Navigator
Audi connectを備えた新型Audi TT / TTSのドライバーは、インターネットとの接続が常時確保されるだけでなく、アウディバーチャルコックピットとMMIシステムにより、快適な操作も保証されている。

Audi connectは、WLANホットスポットとしての機能も有しており、ドライバーだけでなく、ほかの乗員も手持ちのモバイル端末を使ってネットサーフィングやeメールの送受信を行うことができる。

さらにAudi connect Navigatorを利用すれば、専門のオペレーターによるコンシュエルジュサービスを受けることも可能。

Audi TT Roadster
ソフトトップを採用したオープントップモデルで、2+2のCoupeに対して2人乗り。材料にマグネシウムやアルミを多用して軽量化を図った電動ソフトトップは、約50km/h以下であれば走行中でも開閉可能。

トップを閉じればCoupe並みの静粛性が確保される。オープントップにしたことに伴う剛性低下を補うためボディ各部に特別な補強を施しているほか、安全対策として強固なロールオーバーバーを設定した。

Audi TTS
高出力エンジンとquattroフルタイム4輪駆動システムを搭載したAudi TTの高性能バージョン。

搭載する2.0 TFSIエンジンは、最大過給圧を上げたターボチャージャーなど多くの専用部品を採用することで、通常のTTのものよりも56PS、10Nm高い286PS、380Nmを発揮。燃費も、従来型の11.8km/ℓから14.9km/ℓへと大幅な改善を果たした。

内外装の各部に専用のデザイン処理を施しているほか、マトリクスLEDヘッドライト、ダンパー減衰力をアクティブに制御する「アウディマグネティックライド」を標準装備した。

※関連動画
▼Audi TT Animation Body / Lightweight Construction
https://audimedia.tv/en/vid/audi-tt-animation-body-lightweight-construction

 

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