2月19日(金)から23日(火)まで、日産グローバル本社ギャラリーにて実物を展示
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は、駐車の際に自動でハンドルを操作しドライバーをサポートする自社の車両搭載技術「インテリジェントパーキングアシスト」から着想した先進的なイス、「INTELLIGENT PARKING CHAIR」を公開した。
この「INTELLIGENT PARKING CHAIR」は、人間が「手を叩く」ことを合図に、自らが自動で定位置に戻るイスだ。
ローラーを内蔵した脚部により、自動操舵で360°移動できるイス本体と、イスに向けて移動位置を指示するシステムから構成されている。
「INTELLIGENT PARKING CHAIR」を導入した会議室等では、天井の四隅に位置をモニタリングする感知器を設置し、そこから得られる「トップビュー」を無線でイスに伝えることで、あらかじめ指示した「駐車場所(定位置)」へと移動させる仕組みになっている。
エクストレイルに搭載している「インテリジェントパーキングアシスト」から着想を得てつくられたこのイスにより、日本のビジネスマンは、わずらわしいイスの整理から解放されるのだ。
コンセプトムービー本篇 < https://youtu.be/O1D07dTILH0 >
同プロジェクトの公式サイト < http://www2.nissan.co.jp/BRAND/EXPERIENCE/SOCIAL/ >
開発背景
「INTELLIGENT PARKING CHAIR」は、「技術の日産が、人生を面白くする。」というコーポレートメッセージを具現化する技術プロモーションのひとつとして行った。
実際のイスの制作は、最先端のデジタルプロモーションを手掛けるインタラクティブカンパニー「BIRDMAN」が担当している。
日産自動車の最新の車両搭載技術が、身近な日々の生活に加わったらどうなるか? その具体的な例をきっかけに、日産の技術の魅力をより多くの層に伝えていくことを目指している。
コンセプト
散らかったイスが、センサーと自動操舵により整然ともとの場所に収まる- 「INTELLIGENT PARKING CHAIR」は、日産の最新車両に搭載している「インテリジェントパーキングアシスト」から着想を得た。
メカニズムの詳細は異なるが、「トップビューから位置を分析する」、「自動操舵により正確に移動位置をコントロールする」、といった基本コンセプトは「インテリジェントパーキングアシスト」と同じだと云う。
何より、ひとの手を煩わせることなく、整然とイスが定位置に収まる驚きと快感は、日産が提供する車両搭載技術と同じ感覚を得られる。
「INTELLIGENT PARKING CHAIR」が自ら動く仕組みは、まずイスが設置された室内の天井4箇所に感知器を設置。
これがイスの現在地を特定し、コンピューターが元の位置に戻るための移動経路を計算する。
経路は無線で指示され、それぞれのイスは自動に「駐車場所(定位置)」に移動する。
「インテリジェントパーキングアシスト」では、車体のフロント、リア、サイドミラー両側の4箇所にカメラを搭載し、各カメラの映像を変換することでトップビューを作成。
これを見ながらクルマの駐車位置を指定すると、自動的にハンドル操作が行われるという仕組みだ。
実物の展示について
2月19日(金)より五日間、「INTELLIGENT PARKING CHAIR」の実物を、「日産グローバル本社ギャラリー」にて展示する。
会議室を模した特設展示ブースには、システム及びイス本体を配置。実際に「イスが自動で自ら定位置に戻る」様子が体験できる。
□:展示日程= 2月19日(金)~23日(火) □:展示時間= 各日10:00~20:00
□:展示場所= 日産グローバル本社ギャラリー(1F)
神奈川県横浜市西区高島町1-1-1 1F
アクセス:http://www.nissan.co.jp/GALLERY/HQ/ACCESS/