メルセデス・ベンツ日本、新型「SL」を発売


メルセデスのモダンラグジュアリーデザインによるスタイリッシュで美しいエクステリアと最高峰のインテリア

メルセデス・ベンツ日本株式会社(本社:東京都港区、社長:上野金太郎)は、メルセデス・ベンツ「SL」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて、6月2日に発売した。

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メルセデス・ベンツ SLは、メルセデス最高級モデルのひとつ。ゆったりと快適なクルージングを楽しむエレガントなロードスターとしても、また、ワインディングロードをダイナミックに走り抜けるスポーツカーとしても、圧倒的な高性能を誇る伝統のモデルである。

スタイリッシュで美しいエクステリア〔新規〕
SLは、いつの時代においても常にスタイリッシュで美しいエクステリアを兼ね備えてきた。

今回、フロント部を中心に生まれ変わったエクステリアは、その特徴をより鮮明に強調されるデザインに生まれ変わった。

インスピレーションを与えたのは、フロントグリルを垂直に近く立てた伝説のレーシングカー「300 SLパナアメリカーナ」。

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末広がりの形状とすることにより、メルセデス・ベンツのラインアップの中でも独特なフロントデザインをSLに与えている。
※300 SLパナアメリカーナは、1952年誕生の世界初ガソリン直噴エンジンを搭載する2シーター・クーペ

フルアルミニウムボディシェル
上質で俊敏な走りを追求するため、フルアルミニウムボディシェルを採用している。

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軽量で高強度なアルミニウム材を使用するとともに、部位ごとに適した構造設計を採用して軽量化と高い剛性、最高レベルの安全性を同時に成立させた。

軽量で高い剛性のボディにより、ダイナミックな加速や正確で俊敏なハンドリング特性を発揮させることが可能となり、さらには、燃費向上にも大きく貢献して高い環境適応性を実現している。

最高峰のインテリア
厳選された高級素材を各所に用いた高品質で最上なインテリアは、アンビエントライトも備えて、エモーショナルな雰囲気を演出した。

ダッシュボード上部はドアのベルトラインと一体化しており、円形エアアウトレットを4個配備したデザインでスポーツ性を強調。

さらには、厳選された素材により、繊細な美しさを生み出しているdesignoインテリアも備える(SL 65に無償オプション)。また、マルチファンクションステアリングには軽量なマグネシウム材を採用して操作性の向上を実現している。

「レーダーセーフティーパッケージ」
搭載される安全運転支援システム「レーダーセーフティーパッケージ」は、ドライバーの疲れを最小限に抑える快適性が安全なドライブに貢献するという思想に基づき、安全性と快適性を高次元で融合させたもので、メルセデス・ベンツではこれを「インテリジェントドライブ」と総称している。

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「インテリジェントドライブ」の土台となっているのが、クルマの周囲360°をカバーする複合的なセンサーシステムである。

フロントウインドウ内側のステレオマルチパーパスカメラは、最大500mの範囲で大まかな様子をモニターするほか、2つのカメラで車両前方の約50mの範囲を立体的に捉える。

レーダーは、フロントおよびリアバンパー側面に内蔵された25GHzの短距離レーダー4個と、ラジエーターグリル奥の77GHzの中・長距離レーダー、リアバンパー中央の25GHzマルチモードレーダーの合計で6個が搭載されている。

これらのカメラとレーダーから得られたデータをコントロールユニットで融合させて、安全運転支援システムに対応するデータを作成する。

そして、このデータを高度なアルゴリズム(算法)で解析することにより先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し、その位置を特定します。これにより、状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする、まさに「部分自動運転」を実現している。

さらに、乗員のみならず、歩行者など車両の周辺も含んだ安全の実現を目指した。こうした安全性に加えて、利便性を向上する装備として、自動操舵・ブレーキ機能によって縦列駐車と並列駐車をアシストする「アクティブパーキングアシスト」を標準搭載した。

最新世代の3.0ℓV型6気筒直噴ツインターボエンジンにより、クラストップレベルの動力性能と環境性能を両立(SL 400)

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各モデルに最適なエンジンラインアップ
優れたパフォーマンスと高い快適性を高次元で成立するメルセデス・ベンツと、究極のパフォーマンスを追求し続けるメルセデスAMG。それぞれのモデルに、最適な計4種類のエンジンを搭載している。

3.0ℓ V型6気筒直噴ツインターボエンジン(SL 400)〔新規〕
今回、パフォーマンスと環境性能を高いレベルで両立する最新世代のBlueDIRECT(ブルーダイレクト)エンジンを搭載した。

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高性能直噴システムやカムシャフトアジャスターなどの採用によって、最適な燃焼状態を生み出し、また、革新的なNANOSLIDE®加工をシリンダー壁面に施した摩擦損失の低減技術などで、最高出力/最大トルク270kW(367PS)、最大トルク500N・m(51.0kg・m)を発生し、力強い加速を提供する。

また、スタートストップ機能やオンデマンド式のオイルポンプ、優れた冷却システムなどの採用により高い環境性能も同時に実現している。

4.7ℓ V型8気筒直噴ツインターボエンジン(SL 550)
パフォーマンスと環境性能を高いレベルで両立する最新世代のBlueDIRECT(ブルーダイレクト)エンジン。

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高性能直噴システムや最適設計されたアルミニウム製のクランクケース、ピストン、シリンダーヘッドを採用して軽量化を図るなどの最新技術によって、最高出力/最大トルク335kW(455PS)、最大トルク700N・m(71.4kg・m)のパフォーマンスと、高い環境性能、そして、優れた静粛性能も高次元で成立させている。また、スポーツ走行時には、エモーショナルで刺激的なエグゾーストサウンドを奏でる。

5.5ℓ V型8気筒直噴ツインターボエンジン(SL 63)
AMGの圧倒的なパフォーマンスと高効率を極限まで追求した直噴ツインターボエンジン。ピエゾインジェクターなど数々の革新技術を随所に採用し、最高出力/最大トルク430kW(585PS)/900N・m(91.8kg・m)を達成して圧倒的な加速を提供する。

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また、ECOスタートストップ機能も備えて優れた燃費性能も実現しています。さらに、AMGスポーツエグゾーストシステムが、迫力に満ちたサウンドを響かせる。

6.0ℓ V型12気筒ツインターボエンジン(SL 65)
AMGの粋が結集され究極のパフォーマンスを誇る6.0ℓ V型12気筒ツインターボエンジン。

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V型12気筒のレイアウトにより燃焼間隔が短く、往復運動部品の慣性力による振動もほぼ完全にバランスされるため、他に類を見ない極めてスムーズで豪快な加速を実現する。

AMGの多岐にわたる独自技術により実現した、最高出力/最大トルク463kW(630PS)/1,000N・m(102.0kg・m)のハイパワーと、AMGのV12エンジンの魅力を独自のサウンドで演出した。

電子制御9速A/T「9G(ナイン ジー)-(・)TRONIC(トロニック)」(SL 400 / SL 550)〔新規〕
SLに初めて、9速オートマティックトランスミッション「9G-TRONIC」を採用した。

ダイナミックなレスポンスによる爽快なドライビングフィールと滑らかで俊敏な変速を行うとともに、1つのギアが受け持つ速度域が狭くなるため、変速ショックとエンジン回転数の上昇が抑えられ、静粛性と燃費の両方を高いレベルで実現する。

ダイナミックセレクト(SL 400 / SL 550に標準装備)
選んだモードに応じて、エンジン/トランスミッション/エンジンサウンド/サスペンション/ステアリングの制御、ECOスタートストップ機能の有無が変化。

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ダイナミックカーブ機能がONになる「Curve」、快適性と燃費性能を優先する「Comfort」、スポーティな「Sport」「Sport+」が選択可能。さらに、「Individual」ではエンジン、トランスミッションなどのパラメーターを、ドライバーの好みで自由に設定してオリジナルのモードがカスタマイズできる。

アクティブ・ボディ・コントロールサスペンションにダイナミックカーブ機能を新搭載して、走行時の安定性と快適性を向上(SL 400 / SL 550に標準装備)

AMGダイナミックセレクト(SL 63 / SL 65に標準装備)
新型SLでは、センターコンソールのスイッチで、すべてのセッティングが変更できるようにした。

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AMGダイナミックセレクトスイッチにより選んだモードに応じて、エンジン/トランスミッション/サスペンション/ステアリングの制御、ECOスタートストップ機能が変化。快適性と燃費重視の「Comfort」、さらに、俊敏なハンドリングとスロットルレスポンスとなる「Sport」「Sport+」。

サーキット走行のためにすべてのパラメーターが変化する「RACE」(SLとしては初めて搭載)、様々なパラメーターが個別に設定できる「Individual」の5つのモードが選べる。

※RACEモードは、サーキット走行専用のモード設定。公道では使用せずに、安全のためクローズドサーキットのみで使用を推奨。

ABC(アクティブ・ボディ・コントロール)サスペンション
走行性能、走行安定性、快適性を飛躍的に向上させる。発進・加速・減速・旋回時などに発生する車体の動きと、乗員を含めた車両重量を感知して、四輪それぞれのコイルスプリングの作動を瞬時に電子制御する。

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車体のロールを低減し、フラットな車体姿勢を保ってコーナーを駆けるダイナミックな操縦性と、マイルドで快適な乗り心地を高次元で両立させている。

さらに、今回、新たにコーナリング時に車両がコーナー内側に傾くダイナミックカーブ機能〔新規〕を搭載。

ステレオマルチパーパスカメラがコーナーを検知し、コーナー内側の車高を下げ、外側を持ち上げることで、自動的に瞬時に車両を制御する。

※ダイナミックカーブ機能は、SL 400 及び SL 550に標準装備される。

進化したバリオルーフシステム〔新規〕
ルーフの開閉を走行速度が約40km/hまで継続して行うことが可能となった(ルーフの開閉を開始できるのは停車時のみ)。

また、ルーフを開ける際にトランク内のカバーが自動で動くようになったことにより、いつでもワンアクションでバリオルーフを開閉できるようになった。

高品質なサウンドを提供するFrontBass®
オーディオ装備の開発においては、このFrontBass®コンセプトを実現するため、最初の企画段階からボディシェルの設計担当者と緊密に協力しながら開発を進めた。

その結果、FrontBass®の採用により極めて高い音響性能と、ドア内蔵スピーカーが不要となったためから、ドア内に空いたスペースを追加の収納部として利用も可能となった。

Harman/Kardon®ロジック7サラウンドサウンドシステム(SL 400 / SL 550に標準装備)や、Bang&Olufsen BeoSound AMG サウンドシステム(SL 65に標準装備)によって、最高級ロードスターに相応しい極上のサウンドを提供する。

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トップパフォーマンスロードスターであるメルセデスAMG SL
世界のレース史に名を残す「SL」。その名を受け継いだロードスターに、モータースポーツの世界で培った技術を余すところなく投入した、妥協のないトップパフォーマンスモデル、メルセデスAMG SL 63とメルセデスAMG SL 65。

アクティブ・ボディ・コントロールサスペンションをベースに圧巻のコーナリングパフォーマンスを実現するAMGパフォーマンスサスペンション、安定して強力な制動力を得られるAMG強化ブレーキシステムなどにより、意のままに操る官能的な走りが可能となり、乗るたびに深い感動を呼び起こすトップパフォーマンスロードスターとなっている。

メーカー予定小売価格(消費税込み)は以下の通りmercedes-benz-japan-launched-the-new-sl20160602-100

SLの「インテリジェントドライブ」に含まれる代表的な機能

ディスタンスパイロット・ディストロニック(ステアリングアシスト付):
77GHzおよび25GHzの2種類のレーダーとステレオマルチパーパスカメラによって、先行車を認識して速度に応じた車間距離を維持する。
また、車線のカーブと先行車両も認識して、車間を維持しながらステアリング操作をアシストする機能を備えている。

アクティブブレーキアシスト(飛び出し検知機能付):
77GHzおよび25GHzのレーダーとステレオマルチパーパスカメラで前方を広範囲にモニターし、先行車に加え、前方を横切るクルマや合流してくるクルマ、さらには歩行者などとの衝突の危険性を検知した場合、ドライバーにディスプレイ表示と音で警告し、急ブレーキを促す。

また、ドライバーがブレーキを踏んでも踏み込みが弱い場合はブレーキ圧を増幅することで急ブレーキの効果を高める。

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PRE-SAFE®ブレーキ(歩行者検知機能付):
アクティブブレーキアシストの警告にドライバーが反応しない場合、軽いブレーキングでドライバーに警告し、衝突回避をサポートする。

同時に衝突時に乗員の最適な姿勢を可能な限り確保するPRE-SAFE®機能も作動する。

それでもドライバーが反応しない場合、最大のブレーキ力で自動緊急ブレーキを作動させる。さらに、前走車のみならず、自車前方の歩行者を検知することができるため、高い衝突予防安全性を備える。

リアCPA(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム):
リアバンパーのマルチモードレーダーが後方を監視し、車間距離と接近速度から衝突の危険があると判断すると、ハザードランプを素早く点滅させて後続車のドライバーに警告するとともに、ドライバーに危険を知らせ、シートベルトテンショナーなどを起動させる。

それでも後続車が十分に減速しない際には自動的にブレーキ圧を高めて自車をロックし、玉突き衝突の回避など二次被害の軽減をサポートする。

アクティブレーンキーピングアシスト:
フロントウインドウのマルチファンクションカメラが車線を検出し、フロントホイールが走行車線を越えたと判断するとステアリングを断続的に微振動させてドライバーに警告する。

ドライバーが反応しない場合、自動補正ブレーキによって車両を車線内に戻そうとする。

また、高速道路など走行車線が非常に広い場合は警告が早まるなど状況に応じた判断が加えられる。さらに、ドライバーの反応が遅れた場合、自動的に補正ブレーキによる車線復帰をサポートする機能も備える。

アクティブブラインドスポットアシスト
リアバンパー左右のレーダーにより、車両斜め後ろのミラーで確認できない死角エリアをモニタリングする。

そこに、車両がいる場合は、ドアミラー内臓のインジケーターが赤く点灯して注意を喚起する。ドライバーが気づかずにウインカーを作動させた場合、警告音を発しながらインジケーターが点滅して、さらに、側面衝突の危険を検知するとコースを修正するためにブレーキを自動制御して、危険回避をサポートする。

追い越し車線に移ろうとして斜め後ろにいるクルマに気づかなかったときなど、ドライバーの不注意によるミスを予防し、安全な走行を支援していく。

アダプティブハイビームアシスト・プラス:
ステレオマルチパーパスカメラが対向車や先行車を検知すると、他の車両にハイビームが当たらないよう自動的に照射範囲を制御しながら常に最大の視界を確保する。また、道路標識などにハイビームが反射すると、自動的に減光し眩惑を防止する。

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60年以上にわたって人々に夢を提供してきた「SL」
メルセデス・ベンツの歴史において、SLという名称は特別である。

同社では現在、モデルの名称については、名称の最後にクラスを示す、S(Sクラス)、E(Eクラス)、C(Cクラス)がそれぞれ入る方式を導入しているが、SLについては、伝統ある特別なモデルであることから、これまでの名称を継承することとなったと云う。

SLの文字を冠したメルセデス・ベンツのモデルシリーズはこれまで60年以上にわたって、世界中の自動車ファンを魅了してきた。

その伝説の起源はモータースポーツにある。

1952年、300 SLレーシングスポーツカー(W 194)が世界各地のレースで大活躍しましたが、このことによって、ガルウィングクーペとロードスターの2つのエキサイティングな量産スポーツカー開発がスタートするきっかけとなった。2つのモデルは最終的にニューヨークでデビューを飾る。

1954年2月のニューヨーク国際モータースポーツショーで、いまや伝説となったSLモデルが1台のみならず2台発表された。
それは300 SLガルウィングクーペ(W 198 I )およびオープントップの190 SL(W 121)だ。

伝説の「ガルウィング」をベースとするオープントップの300 SLロードスター(W 198 II )は1957年に発売され、190 SLと並んで1963年まで生産された。

1963年に登場したW 113シリーズは、特徴的なハードトップの形から「パゴダSL」の別名でも知られている。

その後、1971年にはR 107シリーズが発売。同シリーズは18年もの長きにわたって生産され、累計生産台数はSL全シリーズの中で最高を記録した。

1989年3月のジュネーブショーにおいて、R 129シリーズを発表。センサー制御によるロールバーやインテグラルシートなど数多くの革新技術を搭載したモデルとしてSLのパフォーマンスに新たなステージを開き、12年にわたり生産された。

さらに、2001年にはR 230シリーズに交代。このSLはスチール製の折りたたみ式トップを備え、初代モデルが築いた伝統を想わせる優れたスポーツ性能を実現していた。

そして、2012年に現在のR231シリーズとなり、メルセデスの量産車としては初のフルアルミボディシェルの採用による軽量化や最新世代のエンジンが備えられ、大幅な性能向上を果たし、優れたパフォーマンスと快適性、効率を備えた。

さらに今回、そのR231シリーズが、新たなデザインの採用や新エンジンの搭載など細部にわたって大幅に洗練され、新たな伝説として走り始める。

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メルセデスAMG
メルセデスAMG(エーエムジー)は、「モータースポーツこそが技術力の優秀性を何よりも端的に示す」という確固たる信念に基づき、1967年に誕生した。

その名は、創立者のハンス・ヴェルナー・アウフレヒト(Aufrecht)、パートナーのエアハルト・メルヒャー(Melcher)、アウフレヒトの出生地グローザスパッハ(Grossaspach)の頭文字から取られている。

当初は、メルセデス・ベンツの市販車をベースに独自の改良を施したレーシングマシンを製造し、数々のレースにおいて輝かしい成績をおさめてきた。

1988年からはメルセデス・ベンツと本格的なパートナーシップを組み、中核となるモータースポーツ活動を通して培ったレーシングカーテクノロジーとメルセデス・ベンツの最先端技術を結集し、メルセデスのハイパフォーマンスモデルの開発とエンジンの生産を行っている。

今日、「メルセデスAMG」は、「メルセデス・ベンツ」ブランドの傘下で「究極のハイパフォーマンス」を追求するブランドとして、「究極のエクスクルーシブ性」を追求する「メルセデス・マイバッハ」ブランドとならび、メルセデス・ベンツの両極の「究極」を担っている。

メルセデス・ベンツ日本 http://www.mercedes-benz.co.jp/ To-jump-to-external-page20150401