いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山正則、以下いすゞ)と米国のゼネラルモーターズ・カンパニー(本社:米国ミシガン州デトロイト市、CEO:メアリー・T・バーラ<Mary T.Barra>、以下、GM)は5月18日、いすゞ自動車の南アフリカに於ける戦略刷新で合意に達したと発表した。
具体的にはいすゞが、南アフリカ市場での商用車及びピックアップトラック事業の強化を図る目的でGMサウスアフリカ(General Motors South Africa、以下「GMSA」)から、いすゞトラックサウスアフリカ(Isuzu Truck South Africa「以下ITSA」)へピックアップトラック事業を移管する。
また、いすゞは、ピックアップトラック事業の移管に先駆け、現在GMSAが株式の30%を保有する、いすゞの商用車の組立・販売会社、ITSAを完全子会社化し、「ISUZU MOTORS SOUTH AFRICA(仮)」に社名を変更する予定としている。
いすゞでは、今戦略強化策について「南アフリカ市場で長期的に成長するための基盤を構築するために、今後、更なる商用車及びピックアップトラックの販売、マーケティング、アフターサービスの強化を図ってまいります」と述べている。
<会社概要>
会社名:いすゞモーターズサウスアフリカ(仮)
ISUZU MOTORS SOUTH AFRICA (仮)
社名変更:2017年6月予定
所在地:南アフリカ共和国 ヨハネスブルク市
代表者:菅原 浩明
主な事業株主:いすゞ:100%
事業内容:南アおよび周辺国向けのいすゞ商用車及びピックアップトラックの組立、販売、アフターサービス。
※ピックアップトラックの組立、販売、アフターサービスは、2018年1月以降を予定
資本金:8,000万ランド(約6.5億円)