ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(Goodyear Tire and Rubber Company・本社:米オハイオ州アクロン、CEO:リチャード・J・クレイマー、以下グッドイヤー)のコンセプトタイヤ「Eagle-360」がタイム誌の「2016 年ベスト発明品」に選ばれた。
同誌の「ベスト発明品」は、毎年、タイム誌の技術分野担当編集者が「世界をより良く、よりスマートに、時としてより楽しくしてくれる発明品」をベスト発明品として選出しているもの。
今年はグッドイヤーのEagle-360 コンセプトタイヤを含めて25 点が選定された。他にはバーチャル・リアリティ対応ヘッドセット、自動で靴ひもが締まるスニーカー、テスラとソーラーシティが共同開発した屋根用タイル一体型ソーラーパネル、シボレーの電気自動車ボルトなどが選ばれている。
受賞にあたってグッドイヤー主席技術担当者ジョー・ゼコスキー氏は、「自動運転車にて、ドライバーの操作場面が徐々に少なくなり、運転への介入機会が減少していくなか、車体と路面をつなぐタイヤの役割はますます重要になります。
そんな未来において、グッドイヤーのコンセプトタイヤは二つの役割を担っています。既存概念にとらわれない自由な発想を形にして、次世代のテクノロジーを検証することです。
Eagle-360 は未来を見据えたコンセプトタイヤではありますが、グッドイヤーのイノベーション戦略のエッセンスを象徴するタイヤであり、グッドイヤーが見据えるスマートで安全なモビリティを表現するタイヤなのです」とコメントしている。
グッドイヤーのEagle-360 は球体の形状をもつコンセプトタイヤ。自動運転車に究極の操作性と接続性を提供し、自然界の生物の機能を模倣した技術(バイオミミクリー)を取り入れて、安全性も高めている。
グッドイヤーWebサイト内に、Eagle-360コンセプトタイヤの詳細情報がある< https://www.youtube.com/watch?v=oSFYwDDVgac >。なお本ニュース末尾にMOTOR CARS既出の「Eagle-360」記事リンクもある。
加えて以下URLから、タイム誌が選ぶ2016 年ベスト発明品の全25 品の確認も可能だ。< http://time.com/4572079/best-inventions-2016/ >
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