富士重工業株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉永泰之)のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル*1が市販車ベースのレースカー「SUBARU WRX STI NBRチャレンジ2016」が出場した第44回ニュルブルクリンク24時間レース(ドイツ、5 月26日~29日)に於いて、同車がSP3Tクラス*2 で優勝を果たした。
「SUBARU WRX STI NBRチャレンジ2016」(カルロ・ヴァン・ダム/マルセル・ラッセー/ティム・シュリック/山内英輝)は、予選クラス2位の位置からスタート。
レースは、スタート直後に雹や雷雨を含む悪天候によってレースが3時間にわたって中断されるなど混乱を極めたが、ヴァン・ダムがクラッシュ車両を巧みに避け、山内がクラス首位を奪取するなどSUBARU STIチームはチーム力を発揮し、24時間で合計121周(約3,070km)を走破した。
SUBARU STIチームとSUBARU WRX STIのクラス優勝は、2015年に続く2年連続で、2011年の初優勝以来4度目となる。
同社では、今回のクラス優勝で、WRX STI AWDスポーツパフォーマンスが「究極の一般公道」とも言われるニュルブルクリンク・サーキットにおいても高次元で発揮されることをあらためて実証することができたとしている。
併せて、「今後も富士重工業とSTI は、モータースポーツを通じてスバルがお客様に提供する価値である「安心と愉しさ」を確かなモノづくりで実現し、世界中のお客様のご期待に応えていきます」と述べている。
<車 両> SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2016
<総 監 督> 辰己英治
<監 督> 菅谷重雄
<ドライバー> カルロ・ヴァン・ダム(オランダ)、マルセル・ラッセー(ドイツ)、ティム・シュリック(ドイツ)、山内英輝
レース詳細については、下記オフィシャルWEB サイトへ。
【スバルモータースポーツマガジン】 http://www.subaru-msm.com/2016/nbr/
【スバルオフィシャルサイトNBR CHALLENGE 2016特設ページ】 http://www.subaru.jp/nbr24h2016/
*1:スバルテクニカインターナショナル(株)(代表:平川良夫、東京都三鷹市、略称:STI)
*2:排気量2 リットル以下のターボ車のクラス
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