阪神高速道路株式会社(本社:大阪市中央区久太郎町4-1-3、代表取締役社長 :山澤俱和)では、『公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律』及び『公共工事の品質確保の促進に関する法律』を踏まえ、発注工事の内容に応じた入札契約方式を適用している。
そうしたなか平成28年3月24日公示の下記工事に於いて、新たな入札契約方式を試行適用すると発表した。
入札契約方式
○技術提案・交渉方式(設計交渉・施工タイプ)
入札契約方式の概要
○技術提案・交渉方式(設計交渉・施工タイプ)は、技術提案に基づき選定された優先交渉権者と設計業務の契約を締結し、設計の過程で価格等の交渉を行い、交渉が成立した場合に施工の契約を締結する方式。
〔参考:国土交通省直轄工事における技術提案・交渉方式の運用ガイドラインH27.6〕<PDFリンク>
入札契約方式の目的
○都市部での狭隘な空間での工事、重要な幹線道路で通行止めが許されない状況での実施が求められる修繕工事等、これまでにない厳しい条件下で、高度な技術が必要とされる工事が発生し、従来の方式のみでは効率的で効果的な契約が困難となってきている。
このことから「公共工事の品質確保の促進に関する法律の一部を改正する法律」(平成 26 年法律第 56 号)に於いて、新たに規定された「技術提案の審査及び価格等の交渉による方式」(技術提案・交渉方式)により、仕様の確定が困難な工事に対し、技術提案の審査及び価格等の交渉により仕様を確定し、契約制限価格を定めることにより、工事調達を図るものとする。
試行適用工事
○神戸長田トンネル避難連絡坑工事(28-山手)
入札契約方式の手続き
○手続きの基本的な流れについては下記の通り
※1 競争参加資格の確認結果について通知する。競争参加資格がないと認められる場合は、その旨を通知する。
※2 評価値が最上位である競争参加者を優先交渉権者として選定し、その旨を通知する。また、交渉権がないと認められた競争参加者は非選定としてその旨を通知し、それ以外の競争参加者には、次順位以降の交渉権者となった旨を通知する。
※3 優先交渉権者との価格等の交渉が不成立となった場合、次順位の交渉権者に優先交渉権者となった旨を通知し、同様の手続を実施する。
○詳細については、当該工事の公示資料及び説明書を参照されたい。
[公示資料掲載場所:阪神高速道路株式会社・企業情報サイト(入札契約情報)]URL: < http://www.hanshin-exp.co.jp/company/nyusatsu/ >
説明書交付場所:
阪神高速道路株式会社 大阪管理局 総務・管理部 経理課
問い合わせ先(工事内容):
阪神高速道路株式会社 大阪管理局 保全部 保全審査課
(代表番号)TEL:06-6576-3881
問い合わせ先(入札契約方式):
阪神高速道路株式会社 技術部 技術管理課]
(代表番号)TEL:06-6252-8121