1992年、初代ランエボ『ランサーエボリューション』の登場
三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼COO:相川哲郎、以下、三菱自動車)は、1974年のサファリラリー(ケニア)において、世界ラリー選手権(WRC)で日本車初の総合優勝を果たした『ランサー』の名を受け継いだ通称ランエボこと『ランサーエボリューション』を1992年に発売した。
その誕生の経緯は、1988年からWRCに参戦して通算6勝を挙げていた『ギャランVR-4』も、90年代になると苦戦を強いられるようになり、これに代わるWRCホモロゲーションモデルが検討されていた。
そこで白羽の矢が立ったのが、コンパクトセダンの『ランサー』だった。 続きを読む 三菱ランサーエボリューション(LANCER EVOLUTION)23年間の歴史(その1)