スズキ、二輪車世界耐久選手権で2015年の年間チャンピオン獲得


スズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木俊宏、以下、スズキ)のフランス子会社・スズキフランス社の二輪車耐久レースチーム「スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)」が、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)が主催する「二輪車世界耐久選手権」で2年ぶり、14回目の年間チャンピオンを獲得した。

suzuki-the-annual-championship-of-2015-in-the-two-wheeled-vehicle-world-endurance-championship20150926-6

二輪車世界耐久選手権は、市販ベースの二輪車で競われる耐久レースで、年間4戦が行われている。

市販車の走行性能や耐久性など総合力が求められるレースで、スズキはスーパースポーツモデル「GSX-R1000」で参戦している。

スズキは、第1戦フランスの「ル・マン24時間」で優勝した後、第2戦の「鈴鹿8時間」で4位、第3戦ドイツの「オッシャースレーベン8時間」で2位表彰台を獲得し、シーズン累計ポイントで常に首位の座を維持。

suzuki-the-annual-championship-of-2015-in-the-two-wheeled-vehicle-world-endurance-championship20150926-3

9月19日から20日にかけて開催された最終戦フランスの「ボルドール24時間」では、レース中盤に車両トラブルによるピットインでトップに差をつけられたが、その後着実に周回を重ね3位表彰台を獲得し、シーズン累計ポイントが154ポイントとなった。

この結果によって、2015年シーズンの年間チャンピオンに輝き、「GSX-R1000」の高い総合力を証明した。

スズキ・エンデュランス・レーシングチーム(SERT)2015年シーズンの成績
ラウンド/レースタイトル/開催月日/開催場所/順位
第1戦/ル・マン24時間耐久/4月21、22日/フランス/1位
第2戦/鈴鹿8時間耐久レース/7月26日/日本/4位
第3戦/オッシャースレーベン8時間/8月22日/ドイツ/2位
第4戦/ボルドール24時間/9月19、20日/フランス/3位

suzuki-the-annual-championship-of-2015-in-the-two-wheeled-vehicle-world-endurance-championship20150926-7

シーズン累計ポイント
順位/チーム/ポイント
1位/Suzuki Endurance Racing Team/154
2位/GMT 94 YAMAHA/132
3位/SRC Kawasaki/100