No.6 ENEOS SUSTINA RC F(大嶋和也)が1分38秒197で自己タイムを更新
9月25〜26日、ツインリンクもてぎでSUPER GTの公式テストが行われ、初日から一転して晴天に恵まれた2日目、外気温19〜24度・路面温度22〜30度のコンディション下でGT500ではNo.6 ENEOS SUSTINA RC F。GT300はNo.31 TOYOTA PRIUS apr GTがトップタイムを叩き出し、RC F勢がトップ3を独占した。
まずはNo.36 PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔)が1分39秒台に入れ、No.12 カルソニック IMPUL GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が続くが、前日も好調だったNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン)が1分38秒507まで詰める。
その後、赤旗が提示されて走行中断となった後のセッション後半、No.36 伊藤大輔が昨年の最終戦にMOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)が記録したコースレコード(1分38秒258)をも上回る1分38秒213をマークした。
午後の走行セッションでは、No.1 MOTUL AUTECH GT-R(クインタレッリ)が1分39秒898を記録した後、No.6 ENEOS SUSTINA RC F(大嶋和也)が自己タイム1分38秒197まで縮め、2日目の総合トップタイムを記録した。
GT500クラス・トップタイム
大嶋和也(No.6 ENEOS SUSTINA RC F)
初日は雨にたたられましたが、2日目となった今日は、午後のセッションが延長されたこともあって、テストメニューを順調にこなすことができました。
タイムも目一杯にアタックした訳じゃないけど、いいタイヤを選ぶことができ、速く走れるセットアップが見つかったから(好タイムに繋がった)。
これまでのコースレコードを少しだけ更新することができましたが、自身のベストタイムに比べてもアップしているし、クルマのポテンシャルが引き上げられていることは実感しています。
僕たちは、ここまで優勝することができていないので、オートポリスともてぎ。2つのレースでは絶対に優勝したいと思っています。とても走りやすいクルマに仕上がっているので、ミスなく、自分たちのベストなレースをすれば、優勝できると思います。
GT300クラス・トップタイム
嵯峨宏紀(No.31 TOYOTA PRIUS apr GT)
いいタイヤを選ぶことができたし、ロングランのテストも順調に消化できたので、内容のあるテストになりました。
もちろん、タイムを出すためだけのアタックではなかったけど、自分としてはまずまず納得できる走りができたと思っています。GT500ではコースレコードを上回る好タイムが記録されたようですが、気温も(11月の最終戦に比べると)高いから、コースレコードには手が届かなくても仕方ないでしょう。GT500が速すぎます(苦笑)。
(ランキングの)ポイントでは10号車(No.10 GAINER TANAX GT-R)に差をつけられているから僕たちとしては、(残り2戦)常にトップタイムを狙うしかない。今回、トップで終えることができたので、次はオートポリスの(タイヤ)テストでもトップタイムが出せるようがんばります。