8月、内外装を岡山デニムで装飾したVOLVOトラックの披露式

青木被服(本社:岡山県井原市、代表取締役社長:青木茂)と 、中国地方唯一のVOLVOトラック正規販社・キャリオン(本社:岡山県倉敷市、代表取締役社長:應本一樹)は、両社の技術を集結させ、内外装をデニムとレザーで装飾したコンセプトVOLVOトラック「BLUE BLOOD(ブルーブラッド)」を制作した。

この取り組みは、両社がデニムの聖地として知られる岡山県倉敷市児島地区を擁するエリアで事業展開していることを踏まえ、今回、異業種コラボにより内外装を岡山デニムで仕立てたコンセプト車両の制作で共感したことが切っ掛けだという。

完成したVOLVOトラックコンセプト「BLUE BLOOD (ブルーブラッド)」は、来たる8月12日(火)より倉敷アイビースクエアにて2週間の期間限定で展示する。加えて初披露となる8月12日には、午後2時より報道陣を募った披露式も行うとしている。

ちなみに青木被服は、「藍」を彷彿させるプロダクトをキーコンセプトに、ファッションデザイナーの青木俊樹氏(ファガッセン/FAGASSENT)が、空間プロジェクトとして倉敷グランピングSORANIAのプレミアムドーム「藍-AI-」(2023年5月)の制作監修を実施。

更にMINI岡山とのコラボレーションを介してコンセプトカー「BLUE DRIVE」(2024年1月) を提案するなど近年、積極的なクリエイティブ活動を行ってきた。

一方でVOLVO社が、予てより躍動的なスローガン「BLUE BLOOD」を掲げていることにキャリオンの應本一樹社長が着目。これを契機に青木俊樹氏とのコラボレーションが始動した。

今回の製作されたVOLVOトラック「BLUE BLOOD」には、漆黒のブラックデニムと藍色の艶感のあるプラズマレザーの強いコントラストを活用して仕立てられている。

完成したコンセプトVOLVOトラック「BLUE BLOOD (ブルーブラッド)」を前にキャリオンの應本一樹社長は、「この度、青木被服様とコラボレーションして岡山らしくかっこいいコンセプトカーを制作させていただきました。

今回のコンセプトカーを通じて、ボルボ・トラックと岡山・倉敷・井原の街のことを世界のトラックドライバーに知ってもらいたいです。

また、今後も青木被服様とのコラボレーションでアイテムを商品化していき、世界の人が岡山デニムのトラックアイテムを購入できる形をつくりたいと思います」と述べた。

これに対して青木被服で専務取締役 兼 FAGASSENTブランドデザイナーを努める青木俊樹氏は、「この度、キャリオン様とのコラボレーションのもと「唯一無二のVOLVOトラック」を制作させて頂きました。

應本社長と打ち合わせを重ねる中、日本から現地に出向いた際に、我々には青い血が流れているんだと会話をされた、というエピソードを聞いた瞬間、自身の中では名前が決まっていたのを覚えています。

-青い血が流れている-VOLVO社のブランドスローガンを、DENIMの源ともなる「藍」と掛け合わせていく方向性で直ぐにデザインに着手していきました。

STYLISHで勇ましさのある藍と黒の立体的なジャガードデザインは、正にキャリオン様とのセッションの中で得たIDEAを形にしていったものです。

キャリオン様のVOLVOトラックに対する「想い」を感じながらの制作期間は岡山が誇る「DENIM」を扱う私達にとっても、光栄な時間でした。

今後とも岡山の地を盛り上げるべく、「BLUE BLOOD」を中核とした2社のコラボレーションの輪が強く広がっていく事を願っています。この度は素晴らしい機会を頂き、ありがとうございます」と語っている。

コンセプトVOLVO トラック「BLUE BLOOD」お披露目式
日時:2025年8月12日(火) 14:00~
場所:倉敷アイビースクエア アイビーエメラルドホール前 駐車場
住所:710-0054 岡山県倉敷市本町7-2

[デザイナー概要]
青木被服デザイナー 青木俊樹
岡山県井原市出身。関西外国語大学卒業後、大手アパレル勤務。その後渡英しロンドン芸術大学に留学。

在学中、2010年に自身のブランド「FAGASSENT/ファガッセン」を立ち上げヨーロッパを中心にデニム主軸のコレクション展開をスタート。2012年以降パリ・ミラノのメンズコレクションをプレゼンテーション形式での発表を継続して行う。

2017年の秋冬コレクションでは米ロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」とのコレクションラインも発表。

国内では長渕剛 /稲葉浩志(B’z)/TAKA(ONE OK ROCK)等のステージ衣装を手がける一方、「青木被服」オリジナルライン [AOKI DENIM]では地元岡山企業とのコラボレーションを強化中。

AOKI DENIMの店舗事業は2020年からスタートし、2025年現在、倉敷・浅草・台湾の国内外3拠点の展開を行う。「藍」や「和」をコンセプトに岡山デニムを活用したLUXURYなクリエーションを監修している。

[会社概要]
ボルボ・トラック中国 株式会社キャリオン
本社所在地:岡山県倉敷市加須山162番地1
事業内容: ボルボ・トラックや中古トラックの販売・買取り、各種車両の点検整備
設立: 1968年
HP:https://www.carion.co.jp/

青木被服株式会社
本社所在地:岡山県井原市西江原町501
事業内容: デニムの生産、自社ブランド「FAGASSENT」「AOKI DENIM」の国内外での販売。
設立: 1961年
HP:https://www.aokihifuku.co.jp/