日産自動車の関連会社である株式会社オーテックジャパン(本社:神奈川県茅ヶ崎市、社長:宮谷 正一)は、「日産リーフ」の刷新に伴い同車ベースにした「ライフケアビークル(LV)*1」シリーズをマイナーチェンジし、日産の販売会社を通じて12月24日より全国一斉に発売する。
今回のマイナーチェンジでは、大容量30kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載したモデルをベースに設定したほか、先進安全装備「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」と「LDW(車線逸脱警報)」を「ライフケアビークル(LV)」シリーズにも標準装備しました。また、ボディカラーでは新色や2トーンカラーを設定し、合計9色のカラーバリエーションを実現した。なお日産リーフ「ライフケアビークル(LV) 」シリーズには、以下2タイプを設定している。
●アンシャンテ 助手席回転シート(回転シート車)
簡単な手動操作で助手席を車両の外側に回転することで、車への乗り降りが容易な車両。乗り降りの際にかがんだり、体をひねる等の負担が軽減され、お年寄りだけでなく和服をお召しの方にも便利な車両。
●ドライビングヘルパー(運転補助装置付車)
手動運転装置「オーテックドライブギア タイプe」を装備し、両足が不自由な方が両手だけで運転できる車両。今回のマイナーチェンジでは、運転席右手頭上に「運転席マイティグリップ」を新たに装備し、利便性を高めた。「運転席マイティグリップ」は成人男性がぶら下がることが可能な強度とするために耐荷重を100kgとし、車いすから運転席への移乗の際にグリップに全体重を掛ける必要のある方に向けたアイテムとなっている。
日産リーフ「ライフケアビークル(LV) 」シリーズは国の購入補助金(クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金)を受給することができ、30kWh駆動用モデルは補助金が最大51万円となる。