トヨタ、インディアナ州でのハイブリッド車生産100万台を達成

米トヨタは6月12日(インディアナ州プリンストン発)、中西部プリンストン工場でのハイブリッド車生産が、100万台目の節目を迎えたことを明らかにした。

この日のプリンストン工場では、ライトの点滅とクラクションの音と共に、2025年型トヨタ・シエナ・プラチナムがラインオフした。

米国のファミリーユーザーからの支持を得ているシエナは、先のJDパワーの2025年自動車耐久品質調査で、ミニバン部門のトップに輝いた。

そんなシエナは、2003年から同工場の7,650人のチームメンバーによって製造されてきた。EPA推定燃費(複合燃費)は最大36 mpg(約14.4 mpg)で、シエナは家族や友人を楽々と冒険へと連れ出し、途中での立ち寄り回数を減らすことができる。

この100万台の節目を迎えてトヨタ・インディアナ社長のジェイソン・パケット氏は、「このマイルストーンを達成できたことは大きな成果であり、チームメンバー全員が誇りに思うべきことです。

ハイブリッド車のシエナは、電動化への当社のコミットメントを示すものであり、トヨタのラインナップの中で最も売れている車種であり続けています。

シエナは、トヨタの充実した電動パワートレインラインナップの一部で、5月のシエナの販売台数は前年同月比95%以上増加し、電動車の販売台数は同月トヨタの販売台数のほぼ半分を占めました。

この多様な電動車ポートフォリオは、トヨタが2050年までにカーボンニュートラルを実現するという目標達成を後押しするものです」と述べている。