本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下ホンダ)は、先2019年7月に公開された新海誠監督のアニメーション映画「天気の子」の劇中に登場するスーパーカブのカラーリングを再現した「スーパーカブ50・『天気の子』ver.」、「スーパーカブ110・『天気の子』ver.」の受注販売を開始する。(坂上 賢治)
トヨタ傘下のTGR、2000GTの補給部品復刻・再販売へ
トヨタ自動車(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:豊田 章男)傘下のTOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は7月6日、「GRヘリテージパーツプロジェクト」としてトヨタ2000GTの補給部品を復刻し、国内、海外向けに再販売すると発表した。(坂上 賢治)
大磯ロングビーチでドライブインシアターが限定開催
株式会社ハッチ(所在地:東京都目黒区中目黒)の運営事業「Do it Theater(ドゥイット・シアター)」は来る7月17〜19日に大磯ロングビーチでドライブインシアターを開催する。また8月の千葉ニュータウン、大坂の万博記念公園での上映も行われる。(坂上 賢治)
まず2010年まで常設スクリーンがあった大磯ロングビーチでの上映は以下3作品となる。なお映画上映前には、映像、音楽、照明、そして来場者の車も連動したインタラクティブなDJ & VJショー “Drive in Music Party(ドライブイン・ミュージック・パーティ)”でシアターの参加者を盛り上げる趣向だ。
大磯ロングビーチでの上映作品は以下の通り 続きを読む 大磯ロングビーチでドライブインシアターが限定開催
プジョー208、8年ぶりの新世代車。純EVもラインに追加
ランニングコストを含めば、ガソリン、EVともほぼ同じの費用負担に
グループPSAジャパン(アンジェロ・シモーネ社長、本社・東京都目黒区)は、7月2日、Bセグメントコンパクトカーの新型プジョー「208」および電気自動車(EV)の「e-208」をオンライン方式で同時に公開、発表した。発売は同日からで、EVは10月ごろデリバリー開始予定。シモーネ社長は新型208発表に当たり「パワー・オブ・チョイス」を掲げて、人気のコンパクトカーがガソリン車、EVから選べると強調した。(佃モビリティ総研・松下次男)
https://youtu.be/RXTglu1-kXQ
シトロエンC4、ICE・EVの異なる動力源が選択可能に
グループPSAジャパン(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:アンジェロ・シモーネ/Angelo Simone)を傘下持つ仏本国のGroupe PSA(本社:フランス・パリ、CEO:カルロス・タバレス)は日本時間の6月30日、フル電動車の「新型シトロエンë-C4-100% ëlectric」と「新型シトロエンC4」のハッチバックモデルを世界に向けて披露した。なお日本国内に於ける販売時期についてはまだ未定だ。(坂上 賢治)
ブリヂストン、タイヤモニタリングシステムをMS社と協働開発
ブリヂストン傘下のブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー(本社:ベルギー・ブリュッセル、以下、BSEMEA)は現地時間の6月30日、マイクロソフト社(以下MS社)と協働で、走行中のタイヤトラブルをリアルタイムで検出できる世界初のモニタリングシステムを開発したと発表した。(坂上 賢治)
オートモビルカウンシル2020、7月31日開幕
同時入場者数を5,000人に。新型コロナウイルス感染拡大の防止策を導入
当初、4月上旬の開催予定であったAUTOMOBILE COUNCIL 2020は、3月下旬のコロナ禍の拡大状況を見て5月上旬へ繰り延べ。その後の緊急事態宣言の発令と東京オリンピック・パラリンピックの1年延期により、幕張会場の使用が可能になったことでさらに7月末の再延期を決定していた。こうして順延を繰り返していた同催事だが、いよいよ来る7月31日の特別内覧日から開かれる運びとなった。(坂上 賢治)
LEXUSデザインアワード2020選考発表を9月1日に実施
グランプリ選考会をオンラインで実施し、次世代を担うクリエイターを継続的に育成・支援へ
LEXUSは6月30日、〝LEXUS DESIGN AWARD 2020〟グランプリ審査会をオンライン形式で8月に実施。9月1日にグランプリを公表すると発表した。(坂上 賢治)
豊田通商、全樹脂リチウムイオン電池開発のAPBへ出資
豊田通商は6月30日、次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」の開発、製造および販売を行うAPBの第三社割当増資を引き受け出資したと発表した。
このAPBは、部品点数が少なくて済むバイポーラ積層型の全樹脂リチウムイオン電池(All Polymer Battery)の製造及び販売を行うスタートアップ企業。
京大ら、フォトニック結晶レーザー搭載のLiDARを世界初開発
京都大学 工学研究科の野田 進教授、吉田 昌宏助教、メーナカ・デ・ゾイサ講師、石崎 賢司 特定准教授、國師 渡研究員(ローム株式会社から京都大学に常駐)らのグループは、北陽電機と共同で6月30日、フォトニック結晶レーザーを搭載した光測距システム(LiDAR:Light Detection and Ranging)の開発に世界で初めて成功し、フォトニック結晶レーザーがスマートモビリティ応用に向けて極めて有効であることを示すことに成功したと発表した。(坂上 賢治)
アウディ、30周年を迎えたサマーコンサートをオンライン開催
今年もアウディは7月2日から、サマーコンサート(Audi Sommerkonzerte)を7月5日までの予定で開催する。今年のコンサートは「Together for Music」をテーマに掲げ、アウディの本拠地であるインゴルシュタットで行われる。(坂上 賢治)
ミシュラン、新スタッドレスの「X-ICE SNOW」発表
投入市場は日本・北米・中国・ロシア・北欧、SUVに対応しサイズ数は大幅増に
日本ミシュランタイヤ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ポール・ペリニオ)は6月30日、スタッドレスタイヤ新製品発表のオンライン記者会見を開いた。投入する新スタッドレスタイヤは「ミシュラン エックス アイス スノー(X-ICE SNOW)」シリーズで、アイス性能と雪上性能をともに向上したのが特徴だ。8月11日から順次、発売する。新スタッドレスタイヤの投入は3年ぶり。(佃モビリティ総研・松下次男)
ボルボ・カー・グループ、米国ウェイモと技術提携
ボルボ・カー・グループは欧州中央時間の6月25日、完全自動運転の技術開発で世界をリードするWaymo(ウェイモ)と戦略的パートナーシップを結ぶと発表した。このパートナーシップはボルボ・カー・グループ傘下のPolestar(ポールスター)及びにLynk & Co. International(リンク・アンド・コー・インターナショナル)が含まれる。
今後は、ボルボ・カー・グループの自動運転レベル4に関わる戦略パートナーであるWaymoと共に、完全自動運転技術「Waymo Driver」をベースとした新たなEVプラットフォームへの統合をさらに推し進めていくとの見解を示した。
メルセデス・マイバッハのグランドエディションが限定発売
メルセデス・ベンツ日本(本社: 東京都品川区、社長:上野金太郎)は6月26日より「メルセデス・マイバッハ S クラスGrand Edition(グランドエディション)」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ全国限定10台を発売する。(坂上 賢治)
独ダイムラー、エヌビディアと次世代の自動運転車開発へ
先の6月19日(欧州時間)、BMWとの自動運転車開発を一旦保留すると発表したダイムラーAGは4日後の6月23日、米エヌビディアと車載コンピュータの研究とAIクラウドの構築で協業すると発表した。(坂上 賢治)
自工会、自動車工業4団体による「助け合いプログラム」を始動
一般社団法人 日本自動車工業会(所在地:東京都港区、会長:豊田章男、以下、自工会)は、6月23日の15時からオンライン記者会見を開き、自動車産業界の中小企業を対象とした資金調達支援プログラムを実施すると発表した。(坂上 賢治) 続きを読む 自工会、自動車工業4団体による「助け合いプログラム」を始動
ボルボ・カーズの中国成都工場、再生可能電力100%達成
ボルボ・カーズは6月5日、自社の中国最大拠点となっている成都工場で、100%再生可能電力を用いた製造オペレーションを実現したと発表した。これにより世界規模から見た同社製造拠点の再生可能電力使用率は遂に80%に到達した。(坂上 賢治)
アウディ、車両開発の先鋭プロジェクト「アルテミス」が始動
先頃(2020年4月1日)、アウディの最高経営責任者(CEO)に就任したマルクス・ドゥスマン氏は、社内グループ(VW/フォルクスワーゲン)に於ける車両開発プロセスの変革を目指し5月29日、新パイロットプロジェクトにGOサインを出した。
トヨタ、GRヤリスのラインアップを発表
トヨタ自動車(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:豊田 章男)は6月2日、日本国内で販売する新型車GRヤリスの全ラインアップを発表した。既にWeb予約の受付を開始したGRヤリスは、記事上稿現在、日本と欧州で約6,000台の先行予約を受け付けているという。
GRヤリスは同社が、TOYOTA GAZOO Racing WRT(World Rally Team)がWRC参戦で学んだ競争力あるクルマづくり。社外プロドライバーによる評価により世界のあらゆる道で思い通りに操れ、意のままに運転できるクルマとして開発した。
日産の余剰削減策、バルセロナ工場とスペイン政府に飛び火
日産自動車が先の5月28日に発表した2020年3月期連結決算は、先の関連記事掲載の通り、前期3191円の黒字で踏み留まっていた純損益が、一転して11年振りで6712億円の赤字となった。世界販売も7年振りの500万台割れとなる493万台に落ち込んでいる。
これを受けて同社は、国際規模での生産能力削減を筆頭に大幅な構造改革策に舵を切る。それに伴い自社生産能力から約20%余剰削減を達成するべく、インドネシアやスペインでの生産拠点の撤退を決めた。(坂上 賢治)