デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:林 新之助)は12月19日、国立大学法人東京大学と大学施設のネーミングプラン(施設命名権)に関する協定を締結したことを明らかにした。
写真は、DENSO Lounge 入り口
ちなみに東京大学では、教養教育(リベラルアーツ教育)を学部教育の基礎として重視。流動化する社会に於いて、知的基盤としての教養教育に対する社会的要請は強く、総合文化研究科・教養学部を有する駒場キャンパスでの教養教育の実践の重要性が高まっているという。
そこで、こうした特性を持つ駒場キャンパスで、より一層の教育研究環境の整備を目的として総合文化研究科・教養学部で教育・研究に賛同する民間企業等との連携機会を拡大し、キャンパスの整備を効果的に行うべく、大学側の趣旨に賛同して貰える法人を募集してきた。
より具体的に東京大学は、施設等の知名度の向上を図り、それによりキャンパス及び地域の活性化に貢献することに加え、民間事業者と連携する機会を拡大することを目的にネーミングプランを導入した。
これを踏まえてデンソーは今回、東大・駒場キャンパス 教養学部 21KOMCEE West地下1階カフェテリア横ラウンジスペースのネーミングプラン公募に応募・選定された。
デンソーでは、東京大学の学生との接点のひとつとして、同協定を通じてデンソーを身近に感じて貰うことを期待しているという。なお期間は2025年12月1日から2030年11月30日までで施設の愛称は「DENSO Lounge」と呼ばれることになる。


