日産、新型リーフ「インサイトビデオシリーズ」最終回を公開

日産自動車(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は、来たる6月17日午後9時(日本時間)に日産YouTubeチャンネルを介して公表される新型「リーフ」について、日常の移動手段としてだけでなく、EVのある生活をもっと身近にし、ライフスタイルを豊かにする先進技術を搭載することを公開した。

日産グローバル商品企画部門の責任者であるリチャード・カンドラー氏は、「EVの長距離走行に対する不安を解消するため、新型リーフはGoogle mapと連携したインテリジェントルートプランナーを搭載しました。

これにより、ルート上の充電スポットを簡単かつ直感的に見つけることができ、ドライバーは安心して移動できます。

そのために新型リーフの開発で当社のエンジニアは日常シーンでのEVの使いやすさを追求してきました。

その鍵となるのが、シームレスな充電体験です。新型リーフは、急速充電器を使えばわずか14分で最大250kmの走行が可能です(欧州仕様モデル)。そして、米国市場では、北米充電規格(NACS)に対応し、プラグアンドチャージ機能を有しています。

さらに新型リーフは、ナビゲーションと連動したバッテリーコンディショニング機能を採用し、目的地までのルートから推測される走行負荷に応じてバッテリーの温度を最適化し、エネルギー効率を高めます。

また、夏場の急速充電時において、充電後の走行負荷が低いと判断した場合、一時的にバッテリーの充電許容温度範囲を調整し、充電速度を維持させることが可能です」と話す。

併せて日産でチーフプロダクトスペシャリストを務める遠藤慶至氏は、「V2Xの機能は、エネルギーの需給のバランスを取るだけでなく、再生可能エネルギーの有効活用という点で、社会的にも重要です。新型『リーフ』は単なる移動手段ではなく、エネルギーを通じて暮らしと地域に貢献する存在にもなりえます。

新型リーフは、最大1,500Wの出力に対応したコンセントを室内に搭載し(ポートの位置と定格は地域によって異なります)、V2L(Vehicle-to-load)アクセサリアダプターを使用することで、外部充電ポートからも電力を使用することが可能です。

これらはキャンプなどアウトドアシーンや、万が一の災害時において電力を活用することができます。更に日本市場に於いては、V2H(Vehicle-to-Home)機能により、家庭への電力供給や太陽光発電の活用が可能です。

家庭用エネルギーマネジメントシステムと連携することで、自宅全体に電力を供給することが可能で、停電時のバックアップ電源としても機能します」と結んでいる。

日産YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@NissanJapan/
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