MOTOR CARS

ポルシェ、販売台数・収益に於いて2015年上半期で新記録を樹立

販売が困難な市場でも成功を収めるスポーツカーメーカーに

ポルシェAG（本社：ドイツ、シュトゥットガルト、社長：マティアス・ミューラー）にとって2015年の上半期は納車台数、売上および収益において史上最高となる新記録を打ち立てる半期となった。

2015会計年度の上半期におけるポルシェ車両の納車台数は、前年同期比の30%増となる113,984台、収益は33%増の108億5000万ユーロとなり、営業利益も昨年を21%上回る17億ユーロを記録した。また、従業員数も10%増の23,477名となった。

ポルシェAG社長のマティアス・ミューラー氏は、この大きな成功の理由を、ポルシェが中期的に拡大してきたモデルレンジに言及しながら、以下の様に説明している。

「新たに市場に投入したすべてのモデルと、それらの派生モデルは、すべてトップセラーとなりました。

これには、911 GT3 RSおよびケイマンGT4、さらに911タルガGTS、911カレラGTSおよびカイエンGTSのGTSシリーズはもちろん、昨年市場投入したマカンも含まれます。

現在、一般的な市場解釈で、厳しい傾向にあるとされる中国市場においても、新たに加わったマカンは多くの顧客を獲得しました。

このSUVは、まさにこうしたエリアにおける地域環境を考慮に入れたとしても、最も適したタイミングで国際市場に投入されたモデルであると言えるでしょう。このため同車の販売台数は、引き続き上向きで推移しています」と述べた。

この業績について、ポルシェAGのファイナンスおよびIT担当取締役であるルッツ・メシュケ氏は、未来のテクノロジーに対する莫大な投資および、拠点外生産コストの負担軽減に貢献した為替益に言及している。

同氏は「総合的な経営計画に基づき、ポルシェは2020年までにツッフェンハウゼンおよびヴァイザッハへの10億ユーロを超える投資を計画しています。

これ以外にも現在ポルシェは5億ユーロを投資し、ライプツィヒ工場の拡張を行っています。しかし2015会計年度も、前年の業績を上回り、売上利益率15%の目標を達成できるでしょう」と前向きな展望を示している。

オートバックス、中期経営計画見直し内容を公表

株式会社オートバックスセブン（本社：東京都江東区豊洲、代表取締役社長執行役員：湧田節夫、以下、オートバックス）は、2015年5月8日に公表した「中期経営計画の見直し」内容の詳細を本日7月30日に発表した。

まず経営数値として、2018年3月末までの当初計画期間はそのままに、目標値を、連結営業利益で修正前の180億円から150億円とした。但しDOE3.0％以上を目処とした安定配当は維持していく。

【オートバックス事業】
次に個々の事業戦略では、オートバックス事業については、当初の計画通り「顧客価値の再構築による競争優位性の確立」とした基本方針は変えず、需要層に対して、圧倒的な利便性の提供と、顧客とつながり続ける関係性構築を引き続き、築き上げていく構え。

具体的には、当初４年間で100店舗とした新規出店による顧客接点の拡大だけにはとらわれず、WEBやコールセンターなどオンライン上を筆頭とする新たな顧客接点の拡張や開発に加え、新商品や新サービスの展開を加え、これらを支える情報インフラ網の整備に取り組んでいくとしている。

なお、上記を踏まえた上で、本事業のＫＰＩ要素となる主要商品群の事業目標値は以下の通りとしている。

【海外事業】
海外事業は、当初の予定通り、成長が見込めるASEAN地域を中心とした事業展開を推進していく。

【新規事業】
新規事業は車関連分野を中心に据えてはいくものの、現業外の領域も広く視野に加えながら、未来の収益の柱となりうる新事業を積極的に模索していく。短・中期的には、M&Aや提携を活用した事業展開を推進していくものと見られる。

【財務戦略】
配当政策の最重要事項は、連結DOE 3％以上の維持を継続していくこと。連結ROEを戦略上の最重要指標として位置づけ、利益の最大化と資産の効率化による投資収益性の向上を図り、「4年間で約440億円の投資を実施」・「資産圧縮による資産回転率の改善」などにより、連結ROE 8％の実現を目指していく。

ニュース, リリース, 企業・業界, 記事一覧

EV・PHEV充電場所検索「EVsmart 」、目的地での駐車中充電スポットの表示機能追加

アユダンテ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：安川洋）が、2014年9月より提供する電気自動車（EV）、プラグインハイブリッド車（PHEV）向けに充電スポットを検索サービス【 EVsmart 】< http://evsmart.net/ >が、テスラデスティネーションチャージング（目的地充電）スポット表示が出来るver.1.6となった。

【目的地充電】とは、EV・PHEVで旅行、ショッピングなどに出かけ、目的地である宿泊施設、商業施設、レジャー・観光施設などで、駐車しながら充電をすること。

今回のリリースでは、テスラ専用のウォールコネクターを設置しているスポットを表示できるようになった。

その他、一部充電スポットの満空情報（全国89か所）表示や、充電スポット口コミ情報への投稿に、「いいね」されたらお知らせする機能も追加した。

1) テスラデスティネーションチャージングスポットを表示
テスラデスティネーションチャージング　プログラム加盟の、国内の充電スポットを表示。リーガロイヤルホテル大阪、ビーチサイド温泉リゾートゆうみ、ウェスティン都ホテル京都、星のや軽井沢他に設置されている。

2) 充電スポットの満空情報表示（全国89か所）
充電スポットの利用状況を表示。これまでは、スポットごとに利用状況を表示していたが、一部スポットについては、地図上で満空状況がわかるようになった。

3) 口コミ投稿に「いいね」がついたらお知らせ
前回のリリースで、編集、削除などを強化した口コミ投稿。今回のリリースでは、口コミ投稿にいいねがされると、投稿者に通知する機能が付いた。

なお、現時点ではAndroidユーザーのみの機能となっている。iOSは審査中のため遅れてのリリースとなる見込み。

■ EVsmart サービス特長
【車種で絞り込み検索】
▼日産リーフ、三菱アウトランダーPHEV、BMW i3、テスラモデルS等、車種を選択し自車が使える充電スポットを表示
【正確！最新！充電スポットデータ】
▼掲載情報は、弊社スタッフが「人力」でひとつひとつ確認をとり、より正確で、最新の情報を提供
【カンタン操作で、サクサク動く】
▼スマートフォンアプリをタップ。位置情報をオンにしておけば、現在地が表示され付近の充電スポットが表示される
【現在地付近だけでなく、地名や住所からも検索可能】
▼今すぐ充電したい、現在地付近はもちろん、目的地や中継地点付近の充電スポットの検索が可能
【カンタン口コミで最新情報を共有】
▼充電スポット情報画面への口コミ情報投稿、FacebookやTwitterなど既存のソーシャルメディアへの投稿が簡単になった
【充電スポットの位置情報を、カーナビ目的地にカンタン転送】
▼NaviCon連携で、充電スポットの位置情報を、カーナビに転送。普段利用の対応カーナビでルート検索可能

【アユダンテ株式会社について】
会社名アユダンテ株式会社 Ayudante, Inc.
所在地東京都千代田区平河町1-1-8 麹町市原ビル6F
URL： http://www.ayudante.jp/
代表者安川洋
設立年月 2006年2月
資本金 1,100万円

いすゞ、ウズベキスタンSAF社の株式取得に関する契約に調印

いすゞ自動車株式会社(本社：東京都品川区、代表取締役社長：片山正則、以下いすゞ)は、2015年7月29日(現地時間)にサマルカンド・オートモビール・ファクトリー［Samarkand Automobile Factory LLC］(以下SAF)の株式取得に関する契約の調印式を行ったと発表した。

ウズベキスタンはいすゞにとって重要市場の一つであり、今後も市場発展が見込めることと、ウズベキスタン政府の協力もありSAF社との関係強化を図る。

調印式には、アジモフ第一副首相、加藤駐ウズベキスタン大使、いすゞ細井会長他、約30人が出席致。調印式に参加した会長の細井氏は、「いすゞ自動車のビジネスがウズベキスタンの産業・経済の発展に寄与できるよう努力していく」と述べた。

isuzu-and-signed-a-contract-for-uzbekistan-safs-share-acquisition20150730-4 — SAFにおける20,000台生産式典の様子

いすゞは、ウズベキスタンにおいて2007年の本格販売開始以降、順調に販売台数を伸ばし、2014年には年間約4,000台の車両を販売してきた。将来的には、年間10,000台規模の販売を目指していく構えだ。

SAFの概要
会社名：サマルカンド・オートモビール・ファクトリー
(Samarkand Automobile Factory LLC: SAF)
代表者：スリマン・ウラコフ (Suleyman Urakov)
設立日：2006年10月31日
所在地：ウズベキスタン共和国サマルカンド市
資本金：約25.5百万米ドル(約31.5億円)
株主：UZAUTOSANOAT：58％、Asaka bank：26％、伊藤忠商事：8％、いすゞ：8％
主たる業務：商用車の組み立て、販売

ブリヂストン、乗用車用タイヤ Firestone「FR10」無償交換を実施

株式会社ブリヂストン（本社：東京都中央区京橋、代表取締役CEO 兼取締役会長：津谷正明、以降、ブリヂストン）は、2014年8月以降に販売した乗用車用タイヤ（商品名：Firestone FR10、タイヤサイズ：175/70R14 84S）の一部468本について、無償交換を実施する。

これは、無償交換の対象となる468本の中に、製造工程が不適切なため、トレッドゴム（路面との接地部）の強度が不足しているものが含まれることが判明したため。

そのため、トレッドに膨れが生ずることで振動、異音が発生し、そのまま使用を続けると、最悪の場合、トレッドの一部が剥がれるおそれがあるという。

但し、これまでに発生した事例は、いずれもトレッドに膨れが生じたのみで、バーストに至った事例や事故の報告はない。

ブリヂストンでは、同社ブランドのユーザーが安心して製品を利用していけることを最優先に考え、国土交通省へリコール届出の上、良品と無償交換することを決定した。

同社では「お客様ならびに関係各位には、多大なご迷惑をお掛けいたしますが、弊社は適切な対応をできる限り速やかに実施する所存です。また、今後このような事態が無いよう、再発防止に万全を期し、お客様からの信頼回復に努めてまいります」と述べている。

詳細は以下の通り。
1.対象商品
(1) 商品名
： Firestone　FR10　（ファイアストン　エフアール・テン）
(2) タイヤサイズ
：175/70R14　84S
(3) 製造工場
：弊社　インドネシア子会社　ブカシ工場
(4) 対象本数
：468本
(5) 製造期間
：2014年8月3日～2014年8月9日
※対象商品はタイヤ側面部に「A8HRJBA3114」と記載されている。
(6) 販売期間
：2014年8月以降
2.対象商品の確認方法
タイヤ側面部の下記表示をご確認されたい。
3.改善措置の内容
(1) ユーザーへの告知方法
・7月30日（木）付けの全国の主な新聞の朝刊に社告を掲載
・弊社ホームページでの告知
・当該製品取扱い販売店での告知ポスター掲示

(2) 無償交換の開始時期
・2015年7月30日（木）から開始

(3) 交換方法
・対象タイヤの使用ユーザーは、お近くの「タイヤ館」・「コクピット」、もしくは専用フリーダイヤルでご案内する販売店にて良品と無償交換する。

(4) 問合せ窓口（専用フリーダイヤル）
0120-785-477
・受付時間
8月31日(月)まで　午前9時～午後8時　土日を含む
9月 1日(火)以降午前9時～午後5時平日のみ

ダイハツ、２０１５年６月度、四輪車生産・販売・輸出実績

世界生産減、国内販売マイナス。広域アジア圏の輸出増加

ダイハツ工業株式会社（本社：大阪府池田市、社長：三井正則、以下、ダイハツ）は、６月の並びに上半期（１月～６月）生産、国内販売、輸出の実績を発表した。

データを見ると、世界生産台数は、前年同期比１０.２％減の５２万７３５６台で２年振りのマイナスとなっている。具体的には、国内生産が同１０.２％減の３８万０２９９台と２年振りのマイナス。海外生産もインドネシアで減少、同１０.１％減の１４万７０５７台と、６年振りに前年減となった。

販売面に移ると、国内販売は同１３.４％減の３３万１９２８台と２年振りのマイナス。軽自動車の販売も同１３.４％減で2年振りに前年を下回っている。最後に輸出は、アジア、オセアニア、中近東向けが増加し、同９.０％増の４０９２台で２年連続のプラスとなっている。

発表数値の詳細は以下の通り。

■実績

■１－６月度　実績トピックス

＜国内生産＞
・軽自動車、登録車ともに減少し、２年ぶりに前年実績を下回った。

＜海外生産＞
・インドネシアで減少し、６年ぶりに前年実績を下回った。

＜グローバル生産＞
・国内、海外ともに減少し、２年ぶりに前年実績を下回った。

＜国内販売＞
・軽自動車、登録車ともに減少し、２年ぶりに前年実績を下回った。

＜海外販売＞
・マレーシアで増加し、４年連続で前年実績を上回った。

＜グローバル販売＞
・国内が減少し、２年ぶりに前年同月実績を下回った。
■６月実績トピックス

＜国内生産＞
・軽自動車が減少し、６ヶ月連続で前年同月実績を下回った。

＜海外生産＞
・インドネシアで減少し、４ヶ月ぶりに前年同月実績を下回った。

＜グローバル生産＞
・国内、海外ともに減少し、６ヶ月連続で前年同月実績を下回った。

＜国内販売＞
・軽自動車、登録車ともに減少し、６ヶ月連続で前年同月実績を下回った。

＜海外販売＞
・インドネシア、マレーシアともに減少し、２ヶ月ぶりに前年同月実績を下回った。

＜グローバル販売＞
・国内、海外ともに減少し、３ヶ月連続で前年同月実績を下回った。

スズキ、２０１５年６月度、四輪車生産・販売・輸出実績

世界生産・国内販売・輸出マイナス基調。海外生産は堅調

スズキ株式会社（本社：静岡県浜松市、代表取締役社長：鈴木俊宏、以下、スズキ）は、６月の並びに上半期（１月～６月）生産、国内販売、輸出の実績を発表した。

データを見ると、世界生産台数は前年同月比１.４％減の２３万３４３９台となり、２か月連続でマイナスとなっている。具体的には国内生産が国内・輸出いずれも減少、同１２.９％減の８万０８２２台と４か月連続のマイナス。但し海外生産分は、インド、パキスタン、タイで増加、同６.１％増の１５万２６１７で８か月連続のプラスになっている。

販売面に移ると、国内販売は同２１.３％減の５万３２５９台と６か月連続のマイナスに。内容的には「ソリオ」「スイフト」が減により登録車は同２１.４％減の５５１４台と１４か月連続のマイナス。軽自動車は「エブリイ」「アルトラパン」「ハスラー」が増加したが、全体では同２１.３％減の４万７７４５台と、６か月連続のマイナスになっている。
最後に輸出は、中南米やアフリカ向けが減少したことから同２４.０％減の９３４２台と、３か月連続のマイナスとなった。

発表数値の詳細は以下の通り。
＜生産＞

■６月実績
・国内生産は、国内・輸出向けが共に減少し、前年を下回った。
・海外生産は、インド、タイ、パキスタン等で増加し、前年を上回った。

■１－６月実績
・国内生産は、国内・輸出向けが共に減少し、前年同期を下回った。
・海外生産は、インド、パキスタン、タイ等で増加し、前年同期を上回った。
＜国内販売＞

■６月実績
・軽四輪車は、新型エブリイ、新型アルト　ラパン、ハスラーは増加したが、全体では前年を下回った。
・登録車は、ソリオ、スイフト等が減少し、前年を下回った。

■１－６月実績
・軽四輪車は、ハスラー、アルト等は増加したが、全体では前年同期を下回った。
・登録車は、ソリオ、スイフト等が減少し、前年同期を下回った。
＜輸出＞

■６月実績
・中南米、アフリカ向け等で減少し、前年を下回った。

■１－６月実績
・大洋州、中近東、アフリカ向けは増加したが、欧州向け等で減少し、前年同期を下回った。

富士重工、２０１５年６月度、四輪車生産・販売・輸出実績

世界生産４年連続増。販売面・登録車好調、軽販売巻き返すも挽回至らず

富士重工業株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：吉永泰之、以下スバル）は、６月の並びに上半期（１月～６月）生産、国内販売、輸出の実績を発表した。

データを見ると、世界生産台数は前年同期比１０.３％増の４６万５７７３台となり、４年連続で１月～６月の最高値を計上している。具体的には国内生産に於いて、北米向け「インプレッサ」「SUBARU XV」「WRX」が貢献し同４.１％増の３５万０５０８台と４年連続の最高値。

海外生産も「レガシィアウトバック」の北米拡大が続き同３４.６％増の１１万５２６５台と過去最高値を更新している。

販売面に移ると、国内販売は「レヴォーグ」が好調に推移しており、同０.３％増の８万７８４６台と前年同期を超え、同8.6％増の6万6075台と2年ぶりのプラス。軽自動車は４～６月で前年超だったが１～３月期の低調が影響し、同１８.５％減の２万１７７１台と３年連続での前年割れになった。

最後の輸出は、同３.９％増の２６万８７９５台で４年連続での過去最高値。欧州・豪州でも「アウトバック」が貢献している。

発表数値の詳細は以下の通り。

●生産
・国内生産は、北米向けインプレッサ／SUBARU　XVなどの増加および稼働日数の影響などにより、前年超えとなった。
・海外生産は、レガシィ／アウトバックの好調が続いており、前年を大幅に上回った。

●国内販売
・登録車は、レヴォーグが昨年６月の発売から１年を迎えたことにより、前年割れになった。
・軽自動車は、ステラなどの好調により、前年超えとなった。

●輸出
・北米向け、豪州向けなどの増加により、前年超えとなった。

●生産
・国内生産は、北米向けインプレッサ／SUBARU　XV、WRXが牽引する形で、前年超えとなりました。
・海外生産は、北米市場で昨年７月に販売を開始した新型レガシィ／アウトバックの好調が続いており、前年超えとなった。

●国内販売
・登録車はレヴォーグなどの新型車により前年を超えた。軽自動車は４～６月は前年を超えたが１～３月のマイナスを補えず、前年割れとなった。国内販売全体では２期振りに前年を超えた。

●輸出
・輸出は、販売好調が続く北米向けが牽引し、欧州・豪州・その他の市場でも新型アウトバックが台数増に寄与したことで、前年超えとなった。

マツダ、２０１５年６月度、四輪車生産・販売・輸出実績

世界生産台数６か月連続プラス、販売は軽低調ながら登録車増でプラス

マツダ株式会社（本社：広島県安芸郡府中町、社長：小飼雅道、以下、マツダ）は、６月の並びに上半期（１月～６月）生産、国内販売、輸出の実績を発表した。

データを見ると、世界生産台数は前年同月比２５.１％増の１４万２５３５台で、６か月連続のプラスとなった。

具体的には国内生産で同７.７％増の８万９４６５台で１０か月振りの増。海外生産では「アクセラ」や「デミオ」が貢献して同７２.２％・５万３０７０台の大幅増で１５か月連続のプラスとなった。

販売面に移ると国内販売は、「CX-5」「CX-3」「デミオ」が軽自動車の下落を補う形で同４７.２％増・２万１３０３台と４か月連続増。これにより販売成績は３か月連続で４割超となっている。

最後に輸出は、北米、欧州向けが共に減少して、同１１.５％減の６万６９３２台。１１か月連続のマイナスとなっている。

発表数値の詳細は以下の通り。

I．生産　＜内訳／台数／前年比（％）＞

１．国内生産
（１）２０１５年６月
乗用車が増となり、前年同月実績を上回った（＋７．７％）。

【主要車種実績】
「CX－５」：２９，３２８台（前年同月比＋２．６％）
「アクセラ」：１４，３９５台（同－４０．２％）
「CX－３」：１３，４１９台

（２）２０１５年１～６月
乗用車と商用車がともに減となり、前年同期実績を下回った（－５．１％）。

【主要車種実績】
「CX－５」：１５５，４５１台（前年同月比－２．２％）
「アクセラ」：８８，８１３台（同－４０．２％）
「アテンザ」：７２，５４７台（同＋８．８％）

２．海外生産
（１）２０１５年６月
乗用車が増となり、前年同月実績を上回った（＋７２．２％）。

【主要車種実績】
「アクセラ」：２３，０５１台（前年同月比＋８６．４％）
「デミオ」：１２，７０９台（同＋１３２６．４％）
「アテンザ」：６，７８９台（同－１６．６％）

（２）２０１５年１～６月
乗用車が増となり、前年同期実績を上回った（＋７９．６％）。

【主要車種実績】
「アクセラ」：１２５，２８３台（前年同月比＋２０２．３％）
「デミオ」：６６，２５３台（同＋１０１４．２％）
「アテンザ」：３７，１３５台（同－１９．１％）
II．国内販売　＜内訳／台数／前年比（％）＞

（１）２０１５年６月
乗用車が増となり、前年同月実績を上回った（＋４７．２％）。
シェアは、登録車が６．５％（前年同月差＋２．４ポイント）、軽自動車が２．０％（同±０．０ポイント）、総合計は４．８％（同＋１．６ポイント）。

【主要車種実績】
「デミオ」：６，７７２台（前年同月比＋２８１．７％）
「CX－３」：２，８０４台
「CX－５」：２，１６２台（同＋１１．６％）

（２）２０１５年１～６月
乗用車が増となり、前年同期実績を上回った（＋１４．５％）。
シェアは、登録車が７．０％（前年同期差＋２．０ポイント）、軽自動車が２．４％（同－０．２ポイント）、総合計は５．２％（同＋１．２ポイント）。

【主要車種実績】
「デミオ」：４３，６２５台（前年同月比＋１４３．８％）
「CX－３」：１７，３４０台
「CX－５」：１５，３１７台（同－１０．２％）
III．輸出　＜内訳／台数／前年比（％）＞

（１）２０１５年６月
北米、欧州などの減により、前年同月実績を下回った（－１１．５％）。

【主要車種実績】
「CX－５」：２６，６１７台（前年同月比－２．４％）
「アクセラ」：１３，２４５台（同－３８．３％）
「アテンザ」：１１，９３８台（同－２．２％）

（２）２０１５年１～６月
北米、欧州などの減により、前年同期実績を下回った（－１２．３％）。

【主要車種実績】
「CX－５」：１４０，２４７台（前年同月比－０．１％）
「アクセラ」：７７，４０４台（同－３６．２％）
「アテンザ」：６８，１８７台（同＋１７．０％）

三菱自動車、２０１５年６月度、四輪車生産・販売・輸出実績

世界生産３年振りに前年実績比減、北米向け輸出増加

三菱自動車工業株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長兼ＣＯＯ：相川哲郎、以下、三菱自動車）は、６月の並びに上半期（１月～６月）生産、国内販売、輸出の実績を発表した。

データを見ると、１月～６月の世界生産台数は前年同期比３.３％減の６２万０４６７台と３年振りに前年実績比減。具体的には海外生産で中国が微減。国内生産も２年振りのマイナスとなり、全体では同０.４％減の３０万６９５０台と２年連続のマイナスとなった。

販売面に移ると、国内販売は同２７.０％減で２年ぶりのマイナス。一方、輸出に関しては、同９.５％増の１９万６５９０台で２年連続のプラスとなった。北米向けが２万１９３４台と、同年比１６２.７％と数字を伸ばしている。

発表数値の詳細は以下の通り。

【参考資料：２０１５年６月　単月】

＜国内生産＞
２０１５年４月以来、３ヶ月連続前年比減（前年比９１．１％）

＜海外生産＞
２０１５年５月以来、２ヶ月連続前年比減（前年比９４．９％）

アジア　３９，４２９台：前年比　９４．６％
（中国）（７，５４０台：前年比　９９．８％）
（タイ）（２４，０３７台：前年比　９９．０％）
北米　４，９１１台：前年比　１１１．２％

主要地域は上記の通りであり、全体（４７，８３１台）は前年比減になった。（前年比：９４．９％）

＜総生産＞
２０１５年４月以来、３ヶ月連続前年比減（前年比９１．１％）

＜国内販売＞
２０１４年６月以来、１３ヶ月連続前年比減（前年比７６．５％）
当社シェア（＊）：２．０％（前年同月：２．５％）　＊含．軽自動車及び輸入車

・『パジェロ』（１００台：前年比　１２９．９％）　＊２００６年１０月４日発売
・『デリカD：５』（８２４台：前年比　８７．２％）　＊２００７年１月３１日発売
・『RVR』（１７１台：前年比　９０．５％）　＊２０１０年２月１７日発売
・『デリカD：２』（３０６台：前年比　５６．３％）　＊２０１１年３月１０日発売
・『ミラージュ』（４１６台：前年比　１１７．２％）　＊２０１２年８月３１日発売
・『アウトランダー』（２４０台：前年比　１７９．１％）　＊２０１２年１０月２５日発売
・『アウトランダーPHEV』（２２１台：前年比　１７．０％）　＊２０１３年１月２４日発売
・『eKワゴン・eKカスタム』（２，０７４台：前年比　８２．４％）　＊２０１３年６月６日発売
・『eKスペース』（１，８４４台：前年比　８２．２％）　＊２０１４年２月１３日発売

主要車種は上記の通りであり、全体（７，８４７台）は前年比減となった。（前年比：７６．５％）

＜輸出出荷＞
２０１５年４月以来、２ヶ月ぶりに前年比増（前年比１０８．６％）

アジア　２，６１５台：前年比　９１．７％
北米　５，６６６台：前年比　２２６．９％
欧州　１１，４１０台：前年比　７３．８％

主要地域は上記の通りであり、全体（３５，２１８台）は前年比増になった。（前年比：１０８．６％）
【参考資料：２０１５年暦年上半期（１月－６月）】

＜国内生産＞
２０１５年上半期・・・２０１３年上半期以来、２期ぶり前年比減（前年比９６．７％）

＜海外生産＞
２０１５年上半期・・・２０１４年上半期以来、２期連続前年比減（前年比９９．６％）

＜総生産＞
２０１５年上半期・・・２０１２年上半期以来、３期ぶり前年比減（前年比９６．７％）

＜国内販売＞
２０１５年上半期・・・２０１３年上半期以来、２期ぶり前年比減（前年比７３．０％）
当社シェア：２．２％（前年同期：２．７％）

＜輸出出荷＞
２０１５年上半期・・・２０１４年上半期以来、２期連続前年比増（前年比１０９．５％）
［補足説明］

＜海外生産＞
アジア　２５６，１７７台：前年比　１００．１％
（中国）（３５，６３６台：前年比　９８．９％）
（タイ）（１６６，７４５台：前年比　１０３．８％）
北米　２７，０７９台：前年比　８１．３％

主要マーケットは上記の通りであり、全体（３０６，９５０台）は前年比減となった。（前年比：９９．６％）

＜輸出出荷＞
アジア　１５，１３６台：前年比　７０．８％
北米　２１，９３４台：前年比　１６２．７％
欧州　７５，５７７台：前年比　９１．８％

主要マーケットは上記の通りであり、全体（１９６，５９０台）は前年比増となった。（前年比：１０９．５％）

ホンダ、２０１５年６月度、四輪車生産・販売・輸出実績

海外生産・アジア生産・中国生産がすべての月を通して過去最高

本田技研工業株式会社（本社：東京都港区、社長：八郷隆弘、以下、ホンダ）は、６月並びに上半期（１月～６月）の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。

発表されたデータによると、北米生産・米国生産・世界生産が６月としては過去最高を更新。海外生産・北米生産・アジア生産は、すべての半期を通して過去最高値となった。

データを見ると、２０１５年上半期（１月～６月）の世界生産台数は前年同期比３.９％減の２１９万７８３６台。

国内生産は、同３５.７％減の３３万６７５２台。一方で海外生産は同５.５％増の１８６万１０８４台と、過去最高の前年同月比プラスとなった。

販売面に移ると国内販売は同１７.９％減の３９万４４２７台。具体的には、軽自動車は同１４.０％減の１９万６９３３台、特に登録車は同２１.４％減の１９万７４９４台と大幅減となっている。

最後に輸出は同２８.１％減の１万１９６９台。６月単月でも北米並びに欧州向けが３ヶ月連続減という数値となっている。

発表数値の詳細は以下の通り。

・6月単月の主な車種の販売実績は、登録車では「フィット」10,750台(登録車名別4位)、「STEPWGN」7,572台(登録車名別7位)、「VEZEL｣6,453台(登録車名別10位)、届出車では「N-BOX」16,872台(届出車名別1位)、「N-WGN」7,249台(届出車名別8位)。
・1-6月累計の主な車種の販売実績は、登録車では「フィット」67,490台(登録車名別3位)、「VEZEL｣38,218台(登録車名別9位)、届出車では「N-BOX」106,986台(届出車名別1位)、「N-WGN」56,236台(届出車名別6位)。

日産自動車、２０１５年６月度、四輪車生産・販売・輸出実績

北米好調でグローバル生産・販売単月最高値。一方、国内販売は低調

日産自動車株式会社（本社：神奈川県横浜市西区、社長：カルロスゴーン）は、６月並びに上半期（１月～６月）の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。

その数値によると、グローバル生産台数が前年同月比４.６％増の４６万２０７８台と６月としては過去最高。２か月連続のプラスとなった。

国内生産分も「エクストレイル」の生産台数増によって同０.７％増の７万８４４０台で３か月連続のプラス成果に。さらに海外生産分では米国市場向け「マキシマ」・「ムラーノ」が貢献し、同５.４％増の３８万３６３８台と６月単月としては過去最高の成績で２か月連続のプラスとなった。

販売面に移るとグローバル販売は、同２.３％増の４５万２０２２台となり、こちらも６月単月としては過去最高値、５か月振りのプラスとなっている。

一方で、国内販売成績は同３.３％減の４万８６５２台で１３か月連続でのマイナス数値となっている。登録車ベースでは、同２.０％増の３万２１５９台。但し軽自動車が同１２.２％減の１万６４９３台である。

海外販売は、同３.１％増の４０万３３７０台で６月としては過去最高数値となり２か月連続のプラス。最後に輸出分は、同１０.６％増の５万００４８台で７か月連続のプラスとなっている。

発表数値の詳細は以下の通り。

◆生産
＜６月度＞
・グローバル生産は、４６２，０７８台（対前年同月比＋４．６％）と前年実績を上回り、６月として過去最高を記録した。
・国内生産は、主に「エクストレイル」の台数増により、７８，４４０台（同＋０．７％）と前年実績を上回った。

・海外生産は、３８３，６３８台（同＋５．４％）と前年実績を上回り、６月として過去最高を記録した。
・特に米国は、主に新型「マキシマ」、「ムラーノ」の台数増により、８４，００９台（同＋４．１％）と前年実績を上回り、６月として過去最高を記録した。

・メキシコは、７３，５７９台（同－０．１％）と前年実績を下回った。
・英国は、４４，９３７台（同＋１．５％）と前年実績を上回った。
・スペインは、１０，５５６台（同－２８．７％）と前年実績を下回った。
・中国は、主に「エクストレイル」、「シルフィ」シリーズの台数増により、１０３，７１３台（同＋３．０％）と前年実績を上回った。

・その他の地域は、主に韓国で生産している北米向け「ローグ（日本名：エクストレイル）」、タイで生産している「NP３００ナバラ」の台数増により、６６，８４４台（同＋３４．４％）と前年実績を上回った。

＜２０１５年１月～６月累計＞
・グローバル生産は、２，５７９，６３１台（対前年同期比－１．７％）と前年実績を下回った。
・国内生産は、４５４，６９０台（同－０．６％）と前年実績を下回った。
・海外生産は、２，１２４，９４１台（同－１．９％）と前年実績を下回った。

・米国は、４７９，０６７台（同－１．８％）と前年実績を下回った。
・メキシコは、４１４，０２６台（＋０．４％）と前年実績を上回り、１月～６月累計として過去最高を記録した。
・英国は２４５，５７０台（－１０．６％）と前年実績を下回った。
・スペインは６３，０１３台（－２７．５％）と前年実績を下回った。

・中国は、５５１，５３７台（－８．３％）と前年実績を下回った。
・その他の地域は、３７１，７２８台（同＋２２．８％）と前年実績を上回った。

◆販売
＜６月度＞
・グローバル販売は、４５２，０２２台（対前年同月比＋２．３％）と前年実績を上回り、６月として過去最高を記録した。

・軽自動車を含む国内販売は、４８，６５２台（同－３．３％）と前年実績を下回った。国内登録は、主に「エクストレイル」の台数増により、３２，１５９台（同＋２．０％）と前年実績を上回った。
・軽自動車は、１６，４９３台（同－１２．２％）と前年実績を下回った。

・海外販売は、４０３，３７０台（同＋３．１％）と前年実績を上回り、６月として過去最高を記録した。
・米国は、主に「ローグ」、「ムラーノ」の台数増により、１２４，２２８台（同＋１３．３％）と前年実績を上回り、６月として過去最高を記録した。
・メキシコは、主に「エクストレイル」、新型「NP３００フロンティア」の台数増により、２８，３７０台（同＋２８．７％）と前年実績を上回り、６月として過去最高を記録した。

・欧州は、主に「エクストレイル」の台数増と「パルサー」の純増により、７３，０３９台（同＋１７．４％）と前年実績を上回り、６月として過去最高を記録した。

・中国は、主に「エクストレイル」、「シルフィ」シリーズの台数増により、９３，６４２台（同＋０．１％）と前年実績を上回った。
・その他の地域は、７１，４２１台（同－２．７％）と前年実績を下回った。

＜２０１５年１月～６月累計＞
・グローバル販売は、２，７２６，５１１台（対前年同期比＋０．６％）と２年連続で前年実績を上回り、１月～６月累計として過去最高を記録した。

・軽自動車を含む国内販売は、３２６，８８０台（同－１５．６％）と前年実績を下回った。国内登録は、２０６，７６４台（同－１６．６％）と前年実績を下回った。軽自動車は、１２０，１１６台（同－１３．７％）と前年実績を下回った。

・海外販売は、２，３９９，６３１台（同＋３．２％）と２年連続で前年実績を上回り、１月～６月累計として過去最高を記録した。

・米国は、７３６，４８３台（同＋４．５％）と前年実績を上回り、１月～６月累計として過去最高を記録した。
・メキシコは、１６１，３８２台（同＋２５．８％）と前年実績を上回り、１月～６月累計として過去最高を記録した。

・欧州は、４０９，９３８台（同＋９．２％）と前年実績を上回り、１月～６月累計として過去最高を記録した。
・中国は、５８７，９２２台（同＋５．７％）と前年実績を上回った。

・その他地域は、４４０，０４８台（＋０．２％）と前年実績を上回った。

◆日本からの輸出
＜６月度＞
・輸出は、主に「エクストレイル」の台数増により、５０，０４８台（対前年同月比＋１０．６％）と前年実績を上回った。
＜２０１５年１月～６月累計＞
・輸出は、２６５，９８１台（対前年同期比＋２１．７％）と３年ぶりに前年実績を上回った。
以上

企業・業界, 記事一覧

トヨタ自動車、２０１５年６月度、四輪車生産・販売・輸出実績

世界生産台数は、前年同期比2.3％減の439万8011台で、2年振りのマイナス

トヨタ自動車株式会社（本社：愛知県豊田市、社長：豊田章男、以下、トヨタ）は、６月並びに上半期（１月～６月）のトヨタ、ダイハツ工業株式会社（以下、ダイハツ）及び日野自動車株式会社（以下、日野）の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。

その発表数値によると、世界生産台数は前年同期比２.３％減の４３９万８０１１台と２年振りのマイナス数値となった。

国内の生産実績は、同６.９％減の１５７万０３５５台で３年連続のマイナス。海外生産は同０.５％増の２８２万７６５６台で２年連続のプラスに転じた。

販売面では、国内販売が同８.７％減の７６万３８７５台と、２年ぶりのマイナスに。一方でレクサスブランドのクルマは同０.３％増の２万２５０８台。軽自動車は同３１.３％減の１万２９３５台。除軽市場のシェアは０.１ポイントダウンの４６.０％となった。

輸出は、同１.８％減の８４万３４７６台と３年連続のマイナス。特に中南米、欧州、アジア、中近東、アフリカに向けた輸出が減少している。

発表数値の詳細は以下の通り。

＜６月・国内生産＞
・トヨタは、２８．６万台（前年同月比１０２．７％）と、６ヶ月振りに前年同月実績を上回った。

・ダイハツは、５．８万台（前年同月比８３．０％）と、前年同月実績を下回った。

・日野は、１．４万台（前年同月比９９．３％）と、前年同月実績を下回った。

合計は、３５．８万台（前年同月比９８．８％）と、前年同月実績を下回った。

＜６月・国内販売＞
・トヨタは、１３．２万台（前年同月比１０４．６％）と、２ヶ月振りに前年同月実績を上回った。

・レクサスブランド車の販売は、４，１３５台（前年同月比１４７．０％）、軽自動車の販売は、２，０９５台（前年同月比１１２．７％）となった。

・除軽市場におけるシェアは、４６．６％（前年同月差－０．４ポイント）となった。なお、含軽市場におけるシェアは、２９．９％（前年同月差＋１．９ポイント）となった。

・ダイハツは、５．５６万台（前年同月比９２．６％）と、前年同月実績を下回った。そのうち、軽自動車の販売は５．５４万台（前年同月比９２．６％）と、前年同月実績を下回った。
・軽市場におけるシェアは、３４．０％（前年同月差＋２．１ポイント）となった。

・日野は、５．２千台（前年同月比１１４．３％）と、３ヶ月連続で前年同月実績を上回った。そのうち、普通トラックの販売は３．０千台（前年同月比１０７．９％）と、３ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
・普通トラック市場（※）におけるシェアは、３７．３％（前年同月差－０．１ポイント）となった。※最大積載量４t以上のトラック（輸入車を除く）

合計は、１９．３万台（前年同月比１０１．０％）と、６ヶ月振りに前年同月実績を上回った。また、含軽市場におけるシェアは、４３．６％（前年同月差＋１．４ポイント）となった。

＜６月・輸出＞
・トヨタは、北米・中南米・アジア・オセアニア・中近東・アフリカに向けた輸出が増加し、１５．６万台（前年同月比１１０．８％）と、３ヶ月振りに前年同月実績を上回った。

・ダイハツは、アジア・オセアニア・中近東に向けた輸出が増加し、０．９千台（前年同月比１０６．０％）と、５ヶ月連続で前年同月実績を上回った。

・日野は、中南米・欧州・アジア・アフリカに向けた輸出が減少し、７．３千台（前年同月比９０．４％）と、前年同月実績を下回った。

・合計は、１６．５万台（前年同月比１０９．７％）と、３ヶ月振りに前年同月実績を上回った。

＜６月・海外生産＞
・トヨタは、北米・中南米・欧州・オセアニアで増加し、５１．１万台（前年同月比１０３．１％）と、３ヶ月振りに前年同月実績を上回るとともに、６月としては過去最高となった。

・ダイハツは、インドネシアで減少し、２．５万台（前年同月比９０．３％）と、２ヶ月振りに前年同月実績を下回った。

・日野は、アジアで増加し、１．９千台（前年同月比１０６．９％）と、４ヶ月連続で前年同月実績を上回った。

・合計は、５３．７万台（前年同月比１０２．４％）と、３ヶ月振りに前年同月実績を上回るとともに、６月としては過去最高となった。

＜１−６月・国内生産＞
・トヨタは、１５７．０万台（前年同期比９３．１％）と、前年同期実績を下回った。

・ダイハツは、３８．０万台（前年同期比８９．８％）と、２年振りに前年同期実績を下回った。

・日野は、７．５万台（前年同期比９９．０％）と、前年同期実績を下回った。

・合計は、２０２．６万台（前年同期比９２．６％）と、２年振りに前年同期実績を下回った。

＜１−６月・国内販売＞
・トヨタは、７６．４万台（前年同期比９１．３％）と、２年振りに前年同期実績を下回った。そのうち、レクサスブランド車の販売は、２２，５０８台（前年同期比１００．３％）となった。
軽自動車の販売は、１２，９３５台（前年同期比６８．７％）となった。

・除軽市場に占めるシェアは、４６．０％（前年同期差－０．１ポイント）と、前年同期実績を下回った。なお、含軽市場におけるシェアは、２８．５％（前年同期差＋０．７ポイント）となった。

・ダイハツは、３３．２万台（前年同期比８６．６％）と、２年振りに前年同期実績を下回った。そのうち、軽自動車の販売は、３３．１万台（前年同期比８６．６％）と、２年振りに前年同期実績を下回った。
・軽市場に占めるシェアは、３１．７％（前年同期差＋０．７％）となった。

・日野は、３．０万台（前年同期比１１１．１％）と、４年連続で前年同期実績を上回った。そのうち、普通トラックの販売は、１．６万台（前年同期比１０８．４％）と、４年連続で前年同期実績を上回った。
・普通トラック市場（※）に占めるシェアは、３７．２％（前年同期差＋１．１ポイント）となった。※最大積載量４t以上のトラック（輸入車を除く）

・合計は、１１２．６万台（前年同期比９０．３％）と、２年振りに前年同期実績を下回った。

・なお、含軽市場に占めるシェアは、４２．０％（前年同期差＋０．６ポイント）と、３年振りに前年同期実績を上回った。

＜１−６月・輸出＞
・トヨタは、中南米・欧州・アジア・中近東・アフリカに向けた輸出が減少し、８４．３万台（前年同期比９８．２％）と、前年同期実績を下回った。

・ダイハツは、アジア・オセアニア・中近東に向けた輸出が増加し、４．１千台（前年同期比１０９．０％）と、２年連続で前年同期実績を上回った。

・日野は、中南米・欧州・アジアに向けた輸出が減少し、４．１万台（前年同期比９５．９％）と、前年同期実績を下回った。
合計は、８８．９万台（前年同期比９８．２％）と、前年同期実績を下回った。

＜１−６月・海外生産＞
・トヨタは、北米・中南米・欧州・オセアニア等で増加し、２８２．８万台（前年同期比１００．５％）と、２年連続で前年同期実績を上回るとともに、上半期としては過去最高となった。

・ダイハツは、インドネシアで減少し、１４．７万台（前年同期比８９．９％）と、６年振りに前年同期実績を下回った。

・日野は、アジアで増加し、１．３万台（前年同期比１１４．９％）と、６年連続で前年同期実績を上回った。
合計は、２９８．７万台（前年同期比９９．９％）と、２年振りに前年同期実績を下回った。
以上

日野自動車、フィリピンで製造・販売を行う合弁会社を子会社化

日野自動車、フィリピン合弁会社を子会社化

日野自動車株式会社（本社：東京都日野市日野台、代表取締役社長：市橋保彦、以下、日野）は、フィリピンで製造・販売を行う合弁会社「ピリピナス日野」を子会社化し、「日野モータース　フィリピン株式会社」（略称：日野フィリピン）に社名を変更した。

日野はフィリピンにおいて４０年以上にわたり、QDR（品質・耐久性・信頼性）に優れた製品ときめ細かなアフターサービスで日野ブランドの浸透を図ってきた。

近年、フィリピンの経済成長はアセアン主要国の中でも高い水準で推移しており、それに伴い商用車市場も拡大している。

日野は、大きな潜在需要が見込めるフィリピンを重要な市場と位置付けている。お客様の多様なニーズにお応えする「トータルサポート」を強化し、日野ブランドのさらなる浸透を図るため、現地パートナーProfessional　Managers，Inc．（PMI）および丸紅株式会社との合弁会社であるピリピナス日野への出資比率を引き上げ、子会社化した。

今後、市場の継続的な成長に対応するため販売体制を充実させていくとともに、トラック・バスのボディ架装事業を強化し、幅広いニーズにワンストップで応えていく構え。

販売後のサポートおよびサービスにおいても、直営ディーラーを中心にトータルサポートを強化し、お客様のパートナーとしてビジネスに貢献する体制をよりいっそう充実させていくとしている。
日野では、「チームHINO」としてメーカー・販売代理店・ディーラーが一丸となり、“選ばれ続けるHINO”を目指してまいります。

日野および日野フィリピンは、フィリピンの自動車産業の発展に努めるとともに、人々の暮らしを支えるトラック・バスの提供を通じて、地域社会の発展に貢献してまいります」と述べている。
＜日野フィリピンの概要＞
名称：
・日野モータース　フィリピン株式会社
（略称：日野フィリピン）
（英文表記：Hino　Motors　Philippines　Corporation）

・本社・工場所在地：
フィリピン共和国カランバ市カンルーバン工業団地

・工場敷地面積：敷地面積：約５７，０００m2

・代表者：青木　宏（日野自動車から出向）

・資本金：９００百万ペソ

・出資比率：
日野　７０％、丸紅　２０％、PMI社　１０％
（従来：日野　１５％、丸紅　１５％、PMI社　７０％）

・事業内容：
車両（大・中・小型トラック、バス）・コンポーネント・補給部品の輸入・　組立・卸売・小売、トラック・バスボディ架装

・生産車種：中・小型トラックおよびバス
・生産能力：約２，０００台／年（１直）
・従業員数：約２１０名（２０１５年７月１日時点）

横浜ゴム、「インドネシア国際オートショー2015」に出展

横浜ゴム株式会社（本社：東京都港区新橋、代表取締役社長：野地彦旬、以下、横浜ゴム）は、インドネシアの現地販売代理店PT YHI INDONESIAを通じて、2015年8月20日から30日（20日はプレスデイ）までインドネシアの南タンゲランで開催される「GAIKINDO（インドネシア自動車工業会）インドネシア国際オートショー2015」に出展する。

横浜ゴムブースのテーマは“Delivering the Future”で、先進技術を投入したヨコハマタイヤのハイパフォーマンス性や高い環境性能をアピールする。

インドネシアで需要の多いエコカーやSUVのユーザー向けに低燃費タイヤブランド「BluEarth（ブルーアース）」、SUV用タイヤブランド「GEOLANDAR（ジオランダー）」をメインに紹介。

また、ヨコハマタイヤの高性能を象徴するグローバル・フラッグシップタイヤブランド「ADVAN（アドバン）」を展示する。

今年7月からスポンサー契約がスタートしたイングランドプレミアリーグ「チェルシーFC」コーナーでは選手のパネルなどを展示する。

「GAIKINDOインドネシア国際オートショー」は今年が初開催となる。インドネシアではほかに「インドネシア国際モーターショー（IIMS）」が開催されており、PT YHI INDONESIAは同モーターショーに過去2回出展している。

ジェイテクト、「下水道展’15東京」出展

ステアリングシステム、軸受、駆動部品、工作機械、電子制御機器製造メーカーの株式会社ジェイテクト（本社：大阪市中央区南船場3丁目5番8号、代表取締役社長：新美篤志）は、7月28日（火）～7月31日（金）に東京ビッグサイト（東1・2・3ホール）で開催される、「下水道展’15東京」に出展する。重要なインフラである下水道の分野においても将来を見据えた技術で貢献しているジェイテクトグループの商品を紹介していく。

1.出展概要
ジェイテクトブースでは、下水道関連だけでなくダムや河川、水門、用水路、など様々な場面で正確な水位計測を行う、投げ込み式水位計「TD8300」をはじめ、自動車部品事業やメカトロニクス事業で培った高い技術力から生み出された高精度のセンサを搭載した信頼性の高い水位計の数々をご紹介するとともに、関連製品の数々もあわせてご紹介していく。また、マンホールシステムの模型を使って実際の動作をご確認できる展示を行っていく。

2.ジェイテクト水位計の主な特長
①最適設計によりボディを小型化（アンプ内蔵型）
②機械部品がなく、長期メンテナンスフリー
③高精度で長期間安定した計測が可能

3.主な出展内容
高精度２線式水位計「TD8300」
【使用用途】浄水場、下水処理場などの設備制御や河川等の水位監視に最適
【主な特長】 2線式の採用により、既設の設備への直接接続が可能

細型2線式水位計「TD8200」
【使用用途】井戸ポンプ制御や深井戸の計測に最適
【主な特長】世界トップレベルの細い計測部により、狭い井戸での計測も可能

小型2線式水位計「TD8600」
【使用用途】集落排水装置（マンホールポンプ）や用水路、排水路の計測に最適
【主な特長】小型で設置が容易であり、浮遊物に影響なく計測が可能

3線式水位計「TD4200/TD4310」
【使用用途】河川・ダム、井戸、流量・漏水、のり面などの計測/監視に最適
【主な特長】低消費電力で計測が可能

その他、水位計周辺機器、特殊環境軸受、油圧ポンプ、電磁弁、ＰＬＣ、エンコーダー、ドライフィルタなどジェイテクトグループの関連製品の展示も予定。

※出展分野の製品該当サイトトップ
https://www.jtekt.co.jp/products/sensor.html

4.ブースNo.
東2ホール　No. 2-318

三井ダイレクト損保、自動車保険（バイク保険・ドライバー保険含）の改定を実施

ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループの三井ダイレクト損害保険株式会社（本社：東京都文京区後楽1丁目5番3号、代表取締役社長：船木隆平）は、２０１５年１０月１日以降始期契約より、自動車保険（バイク保険およびドライバー保険を含む）の改定を実施する。

具体的には、補償内容・保険料算出に用いる項目の見直しや割引制度の新設、契約者の利便性向上のための改定等を行っていくという。なお、一部の補償については、補償内容を縮小または廃止する場合もあるため、確認を呼び掛けている。

主な改定内容
1. 保険料・料率制度等の見直し
継続回数に応じて保険料を割り引く、継続割引を導入。
また、参考純率の改定（注）や商品改定を踏まえ、保険料水準を見直す。個々のご契約条件によって改定率が異なるため、保険料が上がる場合がある。

（注）参考純率の改定
「参考純率」とは、損害保険料率算出機構が会員である損害保険会社各社の契約や事故のデータをもとに算出し、参考値として各社に提供している保険料率。

現在、多くの保険会社が、この参考純率をベースに自社の自動車保険料を算出している。今般の当社の商品改定には、2014年7月に損害保険料率算出機構が「参考純率」の改定を行ったことを受けて改定した内容を含んでいる。

参考純率の改定の概要については、損害保険料率算出機構サイト「参考純率に関するお知らせ」の「参考純率改定の内容」に記載がある。

2. 搭乗者傷害保険・医療保険金の支払方法の変更
入院または通院した日数の合計が5日以上の場合に、被害を被った部位・症状に応じた金額を支払う方法から、部位・症状に関わらず一律10万円を支払う方法へ変更。

3. 保険料の算出項目の追加
契約車を主に運転する方（記名被保険者）の「運転免許証の色」と、ご契約のお車の「前年走行距離区分」「地域区分（ご契約のお車の登録地）」を保険料算出項目に追加する。

4. ロードサービスの改定
利用者が修理工場等を指定される場合のレッカーサービスの無料牽引距離を、30km限度から50km限度に拡大する。

またバッテリー上がり時のジャンピング作業、ガス欠時のガソリン10リットルサービスの利用回数を、「保険期間内において90日に1回」から、「保険期間中に1回」へ変更する。

5．その他の改定
手続きの利便性向上を図るため、契約手続き開始時期を2ヶ月前から75日前へ変更し、インターネットのお取り扱い範囲に前年長期契約等を追加する。

また、運転者年齢条件「30歳以上補償」の廃止や、レンタカー費用特約を車両保険の付帯なく単独でセットできる条件へ変更するなど、補償・特約等の改廃も実施する。
※詳しくは同社webサイト、重要事項説明書および約款のしおりにてご確認されたい。

三井ダイレクト損害保険株式会社
URL http://www.mitsui-direct.co.jp/
業種金融・保険業
本社所在地東京都文京区後楽１－５－３
後楽国際ビルディング10Ｆ
電話番号 050-3786-4903
代表者名船木　隆平
上場未上場
資本金 326億円

パナソニック、電動アシスト自転車用バッテリー交換（リコール社告）の実施

2015年7月27日 carguytimes

パナソニック株式会社（本社：大阪府門真市、代表取締役社長：津賀一宏、以下、パナソニック）は、パナソニックサイクルテック株式会社（本社：大阪府柏原市片山町13番13号、代表取締役社長：丸山哲朗）が販売した電動アシスト自転車用バッテリーの一部製品において、特定期間における製造上の不具合により、発煙・発火に至る可能性のあることが判明したと発表した。

このため、対象となる2012年12月から2013年4月に製造したバッテリーについて、事故防止のため無料交換を実施していく。

対象のバッテリーには、電動アシスト自転車の一部機種に搭載したものと、交換用に販売したものがある。

具体的には、バッテリー品番とロット記号を確認のうえ、対象のバッテリーをご使用のユーザーは、バッテリーを自転車本体から取り外し、周辺に可燃物がない場所に保管し、下記の連絡先までへの連絡を募っている。

利用バッテリーが対象品かどうか不明の場合も、下記の連絡先に相談されたい。バッテリーが対象の場合、直接交換で確認するという。なお、保管中にバッテリーの充電はしないようと呼び掛けている。

対象となるバッテリー品番・製造期間

電動アシスト自転車用　バッテリー品番とロット記号の確認方法

ご注意：バッテリー品番とロット記号をご確認、両方とも下記の一覧に該当する場合が対象品となる。

対象バッテリー品番とロット記号

※ 電動アシスト自転車の機種品番から対象バッテリーの特定はできない。（対象バッテリーは、同社が2005年以降販売したほぼ全ての電動アシスト自転車に装着可能）

『バッテリー品番とロット記号の確認』および『インターネットによる受付』について

使用中の電動アシスト自転車のバッテリー品番とロット記号から交換対象バッテリーが確認できる。なお交換対象バッテリーの場合は、引き続き『インターネットによる受付』に対応していく。

◇インターネット受け付けURL：
https://sec.panasonic.co.jp/ap/apl/eb/input.php

◇電話によるご連絡先
パナソニックサイクルテック株式会社
電動自転車バッテリー市場対策室

フリーダイヤル（無料）　0120-870-355
（携帯電話・PHSからもご利用可能）

《受付時間》
9時～21時　2015年8月26日まで毎日
9時～17時　2015年8月27日以降、土曜日・日曜日・祝日を除く

社告サイト https://sec.panasonic.co.jp/ap/info/note/d201507.html#P01

ヤマハ発動機、生産機器PHASERシリーズのロボットドライバ｢RDV-X｣｢RDV-P｣新発売

2015年7月27日 carguytimes

ヤマハ発動機株式会社（本社：静岡県磐田市、社長：柳弘之、以下、ヤマハ発動機）は、ロボットドライバ（※1）の新製品「RDV-X」「RDV-P」を2015年9月より発売する。

従来機種との互換性を保ちながら、単軸ロボットの位置決め整定時間が従来機種比約40%短縮。さらにコンパクト設計によって制御盤内の設置幅が従来機種比約45%の省スペース化を実現した。

「RDV-X」は、サーボモータ単軸ロボットFLIP-Xシリーズ、「RDV-P」はリニアモータ単軸ロボット（※2）PHASERシリーズに対応し、それぞれ現行の「RDX」「RDP」の後継機種となる。いずれも、従来より広く使われているパルス列入力方式（※3）ロボットドライバ。

（※1）ロボットドライバとは
産業用ロボット製品の駆動を高速かつ高精度に実現する制御機器

（※2）PHASERシリーズ
製造設備の大型化や工場内の搬送設備の高速化に伴い、ロングストローク、高速、高精度の要求に応えるべく開発されたリニアモータアクチュエータ。

様々な先端ツールを取り付けることで、電気・電子部品や機械部品のネジ締めなどの組立て、挿入、取り出し、搬送、接着剤塗布、ハンダ付けなどのより幅広い用途に使用できる。

2003年の発売からまもなく10年。優れた直動アクチュエータとして評価され自動生産設備の駆動軸としての実績を築く中、さらなる市場要求に対応して開発が続けられている。

（※3）パルス列入力方式とは
広く一般的に用いられているモータの回転量をデジタルパルスで入力制御する方法

ロボットドライバ RDV-X/RDV-P
〈製品の特徴〉
1) 位置決め整定時間の短縮
応答周波数が従来機種に比べ約 2倍に向上。それにより、単軸ロボットの位置決め整定時間が約 40%（※4）短縮された。

2) コンパクト設計により制御盤全体の省スペース化に寄与
ドライバ本体の横幅が従来機種比で最大38%削減、さらに放熱効率の改善により複数のドライバを隙間なく設置できるようになった。これにより制御盤内の設置幅を約 45% （※5）削減することが可能になった。

3) 従来機種との互換性を重視した設計により置き換えが簡単
従来機種と同様のパラメータ設定と取り付け穴を同ピッチにすることにより、ソフト面・ハード面共に置き換えを容易にした。

（※4）サーボモータ400W、ボールネジリード 20mm、40Kg可搬の場合

（※5） RDV-X220を 4台設置した総幅（従来機種比）