韓国のハンコックタイヤ&テクノロジー(Hankook Tire & Technology)は5月13日、自社が公式タイヤサプライヤーとしてシリーズ活動するEVレース選手権「ABB FIA Formula E World Championship(フォーミュラE)」の過酷な2日間で、自社の最新商品「GEN3 Evo iONレースタイヤ」に注目して欲しいと呼び掛けている。
今季も東京ストリートサーキットで激しい戦いが繰り広げられる。コースは有明エリアの中心を走り、東京ビッグサイトをぐるりと取り囲む全長2.582kmの複雑なレイアウト。
高速コーナーとタイトコーナーを3本のストレートで繋ぎ合わせ、地形を利用したアップダウンもあり、正確なドライビングスキルが求められる。
このようなコースでは、精緻なステアリング操作だけでなく、卓越したグリップ・安定した性能を発揮するタイヤも不可欠となる。
同社がフォーミュラE GEN3 Evoレーシングカー専用に設計したGEN3 Evo iONレースタイヤは、こうした都市型レースの極限条件に対応するよう開発されている。
またフォーミュラEが掲げる「持続可能性」という目標に沿い、GEN3 Evo iONレースタイヤはリサイクル性のある素材の使用を前提に設計された。
タイヤの35%はバイオ由来の天然ゴムや再生PET繊維といったサステナブルな素材で構成されており、性能を維持したままタイヤ使用量の削減に貢献する。
加えて使用済みのタイヤは全てハンコックタイヤの認定リサイクルプログラムを通して回収・処理され、ライフサイクル全体で環境への影響を最小限に抑える。
昨年、2024 Tokyo E-PRIXで優勝を果たしたDSペンスキー所属のドライバー、マクシミリアン・ギュンター選手(Maximilian Gunther)は、「GEN3 Evo iONレースタイヤは、サステナブルな素材 と設計をベースに妥協のないパフォーマンスを実現しており、高性能のモータースポーツと環境への配慮は両立可能であることを証明しています」と語る。
今回も東京を舞台に行われる激戦についてハンコックタイヤ&テクノロジーは、「GEN3 Evo iONレースタイヤを通して、東京の中心で、最先端のパフォーマンスと進化したサステナビリティを同時に披露する予定です。
都市の中心で繰り広げられる2025 Tokyo E-Prixは、ハンコックタイヤの技術が叶える精密さと持久力、そして電動モビリティが融合したスリリングなレース体験を提供いたします」と結んでいる。
FE 2025 São Paulo E-Prix
フォーミュラE 2025 Tokyo E-Prix
https://fiaformulae.com/ja/calendar/tokyo
ハンコックタイヤ&テクノロジー日本語公式サイト: https://www.hankooktire.com/jp/ja/home.html