ディフェンダー、自然保護および人道支援活動団体の募集開始


支援金2,000万円、DEFENDER1台、専門家のサポートを提供

ジャガーランドローバー・オートモーティブPLC(JLR)傘下のアドベンチャー・ブランド「DEFENDER」は4月2日(英国ゲイドン発)、地域の自然保護や人道支援活動のヒーローを称え支援するべく総額100万ポンドを投じて、グローバルプロジェクト〝DEFENDER AWARDS(ディフェンダー・アワード)〟を立ち上げた。

これまでDEFENDERは、自然保護や人道支援活動として英国赤十字社との70年に亘る協力関係や、アフリカの自然保護慈善団体Tusk(タスク)との20年に亘るパートナーシップを築いてきたが、今後も引き続き、自然保護や人道支援への揺るぎないサポートを拡大していく構えだという。

そんなJLRが立ちあげた〝DEFENDER AWARDS〟は、英国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オーストラリア、南アフリカから7団体が選出されている。

受賞団体には、それぞれ10万ポンド(日本の団体へは2,000万円)の支援金、アクセスが困難な場所に於いて最前線で重要な役割を担う頑丈で高性能なDEFENDER車両、そして、専門家からのメンタリングサポートが提供される。

もとよりDEFENDERは、ブランド発祥時点から明確な目的を持つ特別な銘柄としての立ち位置を維持し続けており、支援活動に係るルーツは1948年の〝LAND ROVER SERIES I〟まで遡る。

更に1954年には英国赤十字社と連携して、ケニアとドバイに車両を配備し看護師の活動を支えた。他にもアフリカの絶滅危惧種と生物多様性の保護を目的にTuskとパートナーシップを築くなど、DEFENDERは常に自然保護や人道支援事業を続けて行く組織やコミュニティにとってのライフラインであり続け、日々不可能なことを可能にするヒーローたちをサポートしてきた。

そうしたDEFENDERの姿勢について、当該ブランドの担当マネージング・ディレクターを務めるマーク・キャメロン氏は、「DEFENDERは、人道支援と自然保護の両分野で、人々がより良い世界を築くための支援を行っており、その伝統を誇りに思っています。

私たちは赤十字社と70年間、そして、Tuskと20年間に亘り協力関係を築いてきましたが、更に、より地域に根ざした小規模な活動を支援する方法はないかと模索し続けてきました。

そうした想いを踏まえて今回、私たちは自然保護と人道支援のヒーローたちを称え支援するために〝DEFENDER AWARDS〟を立ち上げました。

立ちあげにあたり、まず100万ポンド以上を投じ、知識を共有し、変革を推進するために、専門家の国際的なネットワークを構築します。

また、グローバルプロジェクトでありながら、地域に焦点を当てるものでもあり、脆弱な生息地、生物種、コミュニティを支援してきたDEFENDERの輝かしい歴史を、今後もより豊かなものにしていきたい考えです」と話している。

なお更なるサポート枠の拡大を視野に据えている〝DEFENDER AWARDS〟では新たな団体の参加を呼び掛けている。応募方法については、< https://www.landrover.co.jp/defender/defender-awards/index.html >を参照されたい。

応募期間は4月15日(火)午前11時から2025年6月17日(火)午前8時59分まで。応募締切後、各国のパネリスト(審査員)が各カテゴリで2団体を選出して(8団体)、最終候補56団体まで絞られる。そして、世界的に著名な自然保護および人道支援の専門家をはじめとするグローバルパネリストたちが、最終的な7団体を選出する。

ここで改めて〝DEFENDER AWARDS〟を説明すると、地域レベル(各国内)で人道支援や環境保護プロジェクトに取り組む、小規模な非政府または非営利団体*を支援することを目的とした活動を指す。受賞団体には、それぞれ10万ポンド(日本は2,000万円)の支援金、頑丈で高性能なDEFENDER 1台が提供される。

加えて受賞団体は、希望に応じて経験豊富な「DEFENDER AWARDS」パネリストによるメンタリングを受けることができる。パネリストは、希望に応じ、専門知識を活用して受賞プログラムの指導やアドバイスを行う。

初回となる〝DEFENDER AWARDS〟では、グローバルパネリストたちが最終選考に残った56団体のなかから7団体を決定。各参加国(英国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、オーストラリア、南アフリカ)からは、少なくとも1団体が選出される見込みだ。

また最終選考に進む56団体は、各国から以下のカテゴリ毎に以下2つのプロジェクトがカテゴリ分けされる予定だ。

・Wild:絶滅危惧種の保護・保全(Defenders of the Wild)
規模を問わず、絶滅の危機に瀕した種の保護を目的としたプロジェクトが対象。イタリアやドイツのアルプストガリネズミから南アフリカのハゲワシまで、あらゆる在来種の保護を支援するプロジェクトなど。

・Humanity:社会的弱者の支援(Defenders of Humanity)
困窮している人々や地域社会を支援するプロジェクトが対象。 脆弱な地域社会の繁栄を支援し、危機がいつどこで発生しても、その準備、対応、復旧ができるようにサポートするプロジェクトなど。

・Land:環境保護・保全・再生(Defenders of the Land)
重要な生態系の保護に尽力するプロジェクトが対象。 英国の湿原からオーストラリアの熱帯雨林まで、世界で最も脆弱な景観の一部を保護・再生するプロジェクトなど。

・Sea:海洋種・沿岸環境の保全・回復(Defenders of the Sea)
海洋および沿岸の生物と、それらの生物が依存する生態系を支援するプロジェクトが対象。フランスにおける水質汚染から日本の持続不可能な漁業慣行まで、海洋生物と沿岸地域社会に影響を及ぼす多くの課題に取り組むプロジェクトなど。

そんな〝DEFENDER AWARDS〟は、Tuskとの20年にわたるパートナーシップが基盤となってきた。DEFENDERは20年間に亘り、アフリカでの保護活動の実現に協力してきた。その間、Tuskは5,000万ヘクタール以上の野生生物の生息地を保護し、40種以上の絶滅危惧種の保護をしてきた。

Tuskの創設者兼代表である、チャーリー・メイヒューOBEは、「TuskとDEFENDERのパートナーシップはますます強固なものとなっており、私たちの多くのプロジェクトパートナーが、20年以上に亘りDEFENDERを活用しています。

新たな〝DEFENDER AWARDS〟は、小規模な組織が独自の関係を築き、資金や専門知識、そして頑丈で高性能なDEFENDERの恩恵を受けることができる貴重な機会となります」と活動の価値とその意味について説明した。

「DEFENDER AWARDS」への応募は1団体につき1回限り。2025年4月15日(火)午前11時より応募開始となり、締め切りは2025年6月17日(火)午前8時59分。詳細は、先にも案内した< https://www.landrover.co.jp/defender/defender-awards/index.html >を参照されたい。

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〝DEFENDER AWARDS JAPAN〟パネリストプロフィールは以下の通り

日本からは4名の方々がパネリストを務め、各カテゴリで2団体、計8団体を選出するための審査を行う。(五十音順)

菊池 夢美氏
2010年、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程を修了し、博士号(農学)取得。2014年から2025年まで京都大学野生動物研究センターに所属。2018年4月、一般社団法人マナティー研究所を設立。大学時代に沖縄美ら海水族館ではじめてマナティーに出会い、一目惚れ。「彼らのことを知りたい!」という好奇心から、マナティー研究の道へ。

2007年からブラジルの国立アマゾン研究所と共同研究を開始し、保護したアマゾンマナティーを再び川へ戻す野生復帰事業にも取り組んだ。その様子はTBS「情熱大陸」でも放送され話題となった。2019年からはカメルーンのNGO団体とともに、アフリカマナティー保全プロジェクトを実施中。

深本 南氏
10歳で環境活動家を志し、大学在学中の2002年に環境団体を共同設立する。ビジネスを通じた社会貢献を目指し、2004年にファッション業界に転身。ラグジュアリーブランドを中心としたECコンサルティング、事業部長、クリエイティブ室室長などを経て、2020年にサステナブルな暮らしをガイドするメディア「ELEMINIST」を創設。

2023年より株式会社UPDATERエグゼクティブアドバイザーに就任し、オーストラリア発エシカル評価機関「Good on you」の日本版「Shift C(シフトシー)」に携わる。現在はサステナビリティに特化したイベントのプロデュースや商業施設・企業のコンサルティング、地方創生プロジェクトなど多岐に渡って活動。2025年、共創型のエシカルなコミュニティプラットフォーム「eleventh hour (イレヴンスアワー)」を創業。

松島 倫明氏
『WIRED』日本版 編集長/内閣府ムーンショットアンバサダー/NEDO技術委員。NHK出版学芸図書編集部編集長を経て2018年より現職。21_21 DESIGN SIGHT企画展「2121年 Futures In-Sight」展示ディレクター。訳書に『ノヴァセン』(ジェームズ・ラヴロック)がある。東京出身、鎌倉在住。

山崎 晴太郎氏
株式会社セイタロウデザイン代表。「社会はデザインで変えることができる」という信念のもと活動。グッドデザイン金賞をはじめ、国内外の受賞歴多数。主なプロジェクトに、再生プラスチックや被災地の織物を使った「東京2020オリンピック・パラリンピック表彰式」、重要文化財「旧奈良監獄」利活用基本構想、「カーボンニュートラル啓蒙プロジェクト」(経済産業省)、「水防災啓蒙プロジェクト」(国土交通省)など。

その他、国際的な子ども支援組織などNGOやNPOのブランディングも多く手掛ける。TVのコメンテーターとしても出演多数。東日本大震災の被災地、福島広野町で始まった「余白のアートフェア」のディレクターも務める。著書に『余白思考』(日経BP)。

パネリストに関する詳細は、< https://www.landrover.co.jp/defender/defender-awards/panelist-for-japan.html >を参照されたい。

問い合わせ先
DEFENDER AWARDS JAPAN事務局 da_japan@hitoshizuku.co.jp

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