日産車体、湘南工場で新型「NV150 AD」のオフライン式を開催


エマージェンシーブレーキなど日産の先進安全装備を装備した商用バンの量産開始

日産車体株式会社(本社:神奈川県平塚市堤町 社長:木村 昌平)は、先の11月30日に日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)が来る12月26日より全国一斉に発売すると発表した「NV150 AD」のオフライン式を開催した。

この「NV150 AD」は、商用バン「AD/ADエキスパート」を10年ぶりに刷新。新たに「NV150 AD」としてリリースした商用モデル。

この発表にあたり日産車体は12月5日、日産の商用バン「NV150 AD」の量産開始にともない、同社の主要生産拠点である湘南工場においてオフライン式を開催した。

同日、湘南工場内で行われた式典には、同社理事・湘南工場長 梶井 亮をはじめ関係従業員約 300 名が参加した。

搭載装備は昨今の先進安全装備である前方車両や歩行者を検知可能な自動ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」、および車線逸脱警報「LDW:レーンデパーチャーワーニング」を DX 以上の主要グレードに標準装備した。

さらにフロント周りを刷新、日産ブランドのデザインシグネチャー「V モーショングリル」を採用し、スタイリッシュなフロントデザインを実現。

運転席周りは手の届く場所に豊富な収納を配置し容量も拡大するなど、ドライバーの使い勝手を向上させている。

その他インテリアに関しては、インストアッパーボックスの容量拡大や大容量グローブボックスを採用することで、収納力を大幅に向上させると共に、センターコンソールにはお客さまのニーズが高い500ml紙パックに対応したカップホルダーを設定するなど、ビジネスシーンでの使い勝手を向上させた。

価格は、2WD・HR15DEエンジン+エクストロニックCVT搭載のDXグレードで、¥1,553,040-からとなっている。

なお同車のオフライン式典に参加した湘南工場長の梶井 亮氏は、「多くのビジネスシーンでお乗りいただいているNV150 AD に先進の安全装備を搭載してお届けできることを大変誇りに思っています。

これまで『日産の商用バン』を長年生産してきたノウハウを活かして、ここ湘南生まれの高い品質の新型 NV150 AD を 1 台でも多く日本中にお届けしたい」とコメントした。

また湘南工場では、2013 年に生産ラインを集約し、効率的でフレキシブルな生産体制を確立。小型商用車の多車種混流生産の特長を最大限に活かして、今後も消費者の多様なニーズにきめ細やかに対応できる工場を目指していくとしている。