横浜ゴムは１２月２５日、独ＢＭＷカスタマーチーム「ウォーケンホルスト・モータースポーツ（Walkenhorst Motorsport）」とパートナーシップ契約締結を発表した。
これにより、２０２１年に開催が予定されている「第４９回ニュルブルクリンク２４時間耐久レース（ADAC TOTAL 24h-Rennen）」と「ニュルブルクリンク耐久シリーズ（ＮＬＳ）」の全９戦で、３台の「ＢＭＷ Ｍ６ ＧＴ３」にタイヤを供給する。
なお参戦時の供給タイヤは｢ADVAN A005（ドライ用）」と「ADVAN A006（ウェット用）」となる。同社は２０２０年に於いても「Walkenhorst Motorsport」をサポート。６月～８月に開催された「ＮＬＳ」最高峰クラスのＳＰ９ Ｐｒｏクラスに参戦した３４号車「ＢＭＷ Ｍ６ ＧＴ３」は５戦中総合優勝１回、２位２回、３位１回と強さを見せてクラスチャンピオンを獲得した。
また、９月に開催された世界一過酷と言われるコースで競われる「ニュルブルクリンク２４時間耐久レース」ではＳＰ９クラスに参戦した１０１号車「ＢＭＷ Ｍ６ ＧＴ３」がトラブルによるピットストップに見舞われるも完走を果たし、クラス１２位、総合でも１２位となった。
横浜ゴムでは「当社は、中期経営計画〝グランドデザイン２０２０（ＧＤ２０２０）〟の技術戦略上でモータースポーツ活動を重要な先行技術開発の場と位置付け、フォーミュラやツーリングカーからラリーやオフロード、カートまで国内外の多岐に亘るモータースポーツ競技に参戦しています。
海外でも幅広いカテゴリーをサポートし、モータースポーツの普及に努めています。今後もモータースポーツ活動に積極的に取り組み、最高レベルの技術を追求していきます」と話している。
ウォーケンホルスト・モータースポーツ、チームサイト：https://walkenhorst-motorsport.de/ 
同チームリリース：https://walkenhorst-motorsport.de/2020/12/walkenhorsts-partnership-with-yokohama/