ボルボ建機、新型油圧ダンプトラック6種を5月より順次発売へ

優れたオフロード性能、オペレーターの快適性・安全性、最大限の稼働時間を追求

ボルボ・グループ・ジャパン(所在地:東京都港区六本木、代表:岸 伸彦)は5月12日、油圧ダンプトラック「アーティキュレートハウラー(Articulate Hauler)」の「A25」「A30」「A35」「A40」「A45」「A60」の新型モデル 6 種を、2025 年5 月より順次、発売することを明らかにした。

第一弾として「A35」「A40」「A45」を 5 月より先行販売し、7月以降に「A25」「A30」「A60」を発売する。

同シリーズは約10年振りのフルモデルチェンジとなり、同社のダンプトラックの強みの悪路走行時の高い操舵性と直進安定性が一段と進化。優れたオフロード性能を発揮する。

また、荷台に積載した土砂や砕石を降ろす「ダンプ操作」も電子制御化され、よりスムーズかつ安全な作業が可能となった。

なお同製品の日本での販売は、山﨑マシーナリー(本社:静岡県磐田市、社長:辻󠄀村 敏夫)と第一東洋(本社:岡山県岡山市、代表取締役会長:木下 修二)の正規ディーラー2社を通じて行われる。

車両仕様では、キャビンデザインを一新し、出入口を広く乗り降りしやすい構造にした他、全面ガラス窓と高性能カメラの採用などによりオペレーターの安全性と快適性を改善した。

また路面状況に応じた6輪駆動と4輪駆動の自動切換え機能、下り坂での速度制御などを標準搭載した。

また、ボンネット部に整備箇所をまとめて配置することで運用と保守の工数・コストを削減したことに加え、専用のエンジンオイルと高性能フィルタを使うことで、エンジン整備間隔は1000時間となり、稼働時間の最大化を追求している。

更にボルボの建設機械に搭載されているインターフェースの「Volvo Co-pilot ディスプレイ」が提供する、「オンボード計量付 Haul Assist」を利用すれば、有効搭載量情報がリアルタイムで把握できるため、積み戻しや過積載を防ぐことができ、生産性と燃費の向上に貢献する。

—————————————————————-
新型油圧ダンプトラックの特徴は以下の通り
—————————————————————-

(1)直感的なキャブ内インターフェース
・操縦に必要なあらゆる情報を 2 つのディスプレイに表示
・操作性に優れた「Volvo Co-pilot」搭載したディスプレイ
・ ハンドル前部に動的な計器クラスタを配置

(2)快適性を追求したキャビン設計
・乗り降りしやすい構造で、作業効率と安全性を両立
・業界標準を超える広い視野と、高性能カメラ&照明で安心の作

(3)業環境を実現
・収納スペースの充実と、清掃のしやすさにも配慮
・さまざまなサスペンション構成で路面に応じた快適な走行が可能

(4)卓越したオフロード性能
・オフロードでの走行性能を最適化する、ボルボ自動トラクションコントロールシステム(ATC)
・6×6 および 6×4 駆動を自動で切り替え可能
・全地形対応型ボギー
・油圧・機械式ステアリング
・下り坂での速度制御
・路面や走行状況に応じて最適なギアを選ぶ、予測変速機構
・優れた転倒防止安全性

(5)整備・メンテナンスコストの削減
・250 時間の給脂間隔で、メンテナンスの頻度を低減
・業界トップクラスの整備のしやすさ
・遠隔モニタリング機能および整備アラート
・強化された集中電子制御システムを搭載

(6)次世代のダンプトラックとしての性能
・積載量をリアルタイムで確認できるオンボード計量付き Haul Assist
・コネクテッドマップと性能インジケータ
・アップグレードに柔軟に対応できるソフトウェアアーキテクチャ
・車両を最適化し、最大限の生産性を実現 CareTrack テレマティクスの搭載
・オペレーター向けのトレーニングプログラム
・整備点検契約の提供
・ボルボの積載ツールとの最適な積み込み回数のマッチング

—————————————————————-

*各機種のスペックや詳細情報については、以下の製品ページも確認されたい。

▷A35:https://www.volvoce.com/japan/ja-jp/products/articulated-haulers/a35/

▷A40:https://www.volvoce.com/japan/ja-jp/products/articulated-haulers/a40/

▷A45:https://www.volvoce.com/japan/ja-jp/products/articulated-haulers/a45/
※「A25」「A30」「A60」新型モデルの製品ページは後日公開予定。

—————————————————————-

「株式会社ボルボ・グループ・ジャパン」について
ボルボ・グループ・ジャパンは、ボルボ建設機械グループのひとつである「ボルボ建機」の日本法人。

ボルボ建設は、世界をリードする建設機械のグローバルメーカーとして、アーティキュレートハウラー及びホイールローダ等を製造しており、掘削機械、道路舗装工事用機械及び小型の建設機械では世界最先端のメーカーのひとつ。

トータルソリューション・プロバイダーとしてファイナンシャルサービス、中古機械の取り扱い、機械のレンタル及びその他の関連サービスを提供している。

また、ボルボ建機は、190 年に渡る建設および革新の経験をもとに、ボルボ建機はテクノロジー開発の最先端に立っている。

最新テクノロジーは、高い競争力を維持し、長期的な収益成長を確保するためにはなくてはならないものと考えているという。

なお、ボルボ建設機械グループは、エスクルストゥナ(スウェーデン)に本社を置き、スウェーデン、フランス、ベルギー、ドイツ、イギリス、アメリカ合衆国、ブラジル、インド、中国、韓国の世界各地に生産拠点を抱えている。

世界各地に点在するこれらの生産施設では、ホイールローダ、油圧ショベル、アーティキュレートダンプトラック、小型機械、マテリアルハンドリング機械を含む、包括的な製品群を生産し、180 カ国以上で様々な製品とサービスを提供している。

—————————————————————-

(販売に関する)問合わせ先

山﨑マシーナリー株式会社
TEL:053-401-3111
問い合わせフォーム: https://www.y-machinery.jp/cgi-bin/inquiry/form.cgi

第一東洋株式会社
TEL : 086-282-0141
https://www.daiichi-toyo.co.jp/volvo.html