東名高速道路、三方原スマートインターチェンジが3月18日(土)13時に開通


静岡県・浜松市と、中日本高速道路株式会社(本社:名古屋市中区錦2-18-19代表取締役社長CEO:宮池 克人、以下、NEXCO中日本)東京支社が整備を進めてきた東名高速道路三方原スマートインターチェンジ(スマートIC)に関して2月9日(木)に浜松市スマートIC地区協議会を開催し、3月18日(土)に同ICの開通を決定した。

この三方原スマートICの開通により、中心市街地等から高速道路へのアクセス向上、物流効率化による地域産業の発展、災害時の救援・復旧活動の迅速化など、該当地域・エリアを中心に多面的な経済・社会効果が期待されている。

開通日時
2017年3月18日(土)13時

三方原スマートICの概要
設置場所:静岡県浜松市東区有玉西町地内
(東名高速道路三方原パーキングエリア[浜松IC~浜松西IC間])
事業主体:浜松市、中日本高速道路株式会社
利用時間*24時間利用可能
出入方向:全方向利用可能(東京方面、名古屋方面)
対象車種:ETC搭載車の全車種(車長16.5m以下)
主なアクセス道路:市道有玉南初生線(上り線)市道有玉西12号線(下り線)
(国道152号「有玉小学校東」交差点を西)

事業の経緯
2012年12月:浜松市スマートIC地区協議会設立
2013年6月:国土交通省から浜松市長に対し連結を許可
2013年7月:事業着手

期待される整備効果
三方原スマートICの開通により、高速道路の利便性が高まり、以下の整備効果が期待される。

周辺住宅地や開発地区、中心市街地から高速道路へのアクセス向上
浜松市の中心市街地や開発が進む浜北新都市地区から、高速道路へのアクセス性が向上すると共に、周辺の地域住民にとっても高速道路を利用する際のインターチェンジへの所要時間短縮や既存インターチェンジの混雑回避などから利便性向上が期待される。

物流効率化による地域産業の発展
高速道路へのアクセス性が向上することで物流の効率化が図られ、既存企業の発展や新規の企業立地促進、雇用機会の拡大といった地域の活性化に寄与することが期待される。

大規模災害時の救急・救援・支援活動の迅速化
南海トラフ巨大地震(東海・東南海・南海地震)により想定される津波被害に対して、東名高速道路から沿岸部の津波対策地区への復旧・支援ルートが増えることにより、救援、復旧活動の迅速化が期待される。

【浜松市スマートIC地区協議会とは】
浜松市スマートIC地区協議会は、浜松市内の高速道路におけるスマートICの設置に向け、必要な検討・調整をおこなうと共に、スマートIC供用後も継続して、社会便益、安全性・採算性・管理・運営形態等について、定期的にフォローアップすることを目的に、2012年12月に設立された。

同協議会は、国土交通省中部地方整備局、静岡県交通基盤部、中日本高速道路株式会社東京支社、浜松商工会議所、社団法人静岡県トラック協会西部支部、公益財団法人浜松観光コンベンションビューロー、浜松市から構成されている。

三方原スマートICの概要:http://www.c-nexco.co.jp/images/news/3983/3b048c9606a8ed7ba847023bc412814a.pdf