Wウィッシュボーン式Fサスと、インテグラルリンク式Rサスで、卓越した乗り心地を確保しながら脅威の操舵性能を実現
ブランド誕生以来、永い足跡を持つジャガーにとっても、歴代初となるパフォーマンス・クロスオーバーという新たなジャンルを切り拓く事となった「F-PACE」は、スポーツカー由来の卓越したシャシー性能と、Fシリーズで鍛え抜かれた走行システムを持ち合わせている。
この夏、来る9月の正式発表に先駆け、過去のジャガーのラインアップ車と同様に、世界各国に於ける極限環境下での走行テストをクリア。新型「F-PACE」は、ドライビングを心から愛する人々に向けて設計された世界でも希なクロスオーバー車になったと云う。
結果、新型「F-PACE」は、こうしたクロスオーパーセグメントでは類を見ない敏捷性と快適さを持ち、曲がりくねった山道から延々と続く田舎道。
さらには高速道路に至るまで、あらゆる走行環境下で、精緻かつ的確な走りを実現。ドライバーと同乗者に最高のドライビング体験を提供する。
今回、ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover Automotive PLC、本社:英国・コベントリー、CEO:ラルフ・スペッツ<Ralf Speth>)に於いて、「F-PACE」のビークル・インテグリティ担当でチーフ・エンジニアのマイク・クロス氏は、新型「F-PACE」について、「新たに生まれたパフォーマンス・クロスオーバー車『F-PACE』は、あくまでも真のジャガーであり、ジャガーのダイナミクスDNAを正しく伝えるものでなければなりません。
トルクベクタリングなど「Fタイプ」から派生した技術をベースに、車体の敏捷性を極限まで高めることに成功
そこで私たちは一切の妥協をせず、また例外も認めず、あらゆる環境及び条件下で、乗り心地やハンドリング性能のテストを徹底的に繰り返しました。
その結果、新型『F-PACE』は、快適性と高い静粛性を保ちながらも、クルマとの一体感を感じられ、走る喜びを我々が自信を持って提供できるクルマに仕上げることができました。
乗り込んだ瞬間から、その優れた走安性と快適な乗り心地を即座に体感できると確信しています」と語っている。
ジャガーが、軽量アルミニウム構造を用いて新開発した「F-PACE」は、クロスオーバー車としての乗り心地を一切損なうことなく、正確なハンドリング性能を発揮できるよう設計されており、衝撃、振動、極度な路面の反りといったラフな路面状況下であっても、快適なハンドリング性能を確保する。そうした面では、並み居るライバル車とは一線を画していると云う。
元来のボディ構造の堅牢さ、最新のダブルウィッシュボーン式フロント・サスペンション、およびインテグラルリンク式リア・サスペンションの優位性を最大限に活用することで、実現しうる最高のセッティングを再発見したのだとも云う。
電動パワステで異次元の俊敏性と路面接地感を獲得し、比類なきクルマとの一体感と走る喜びを提供
先のマイク・クロス氏はさらに、「今回の新しいジャガーは、電動パワーステアリングの作り込みに於いても、比類なき優位性を誇ります。
ステアリング・ホイールリムからタイヤと路面の接触面まで、その全てが最適化されているため、路面から伝わるわずかなインプットにも即座に応答でき、しっかりした接地感をドライバーに伝えます。
これは、これまでの『Fタイプ』から得たことを全て取り入れ、システムをさらに高精度なものへと進化させているからです。
例えば、『Fタイプ』で初めて開発、採用したトルクベクタリング・バイ・ブレーキングには、トルク・オンデマンド四輪駆動システムを組み合わせたことで、新型『F-PACE』は、あらゆる気候や路面においても卓越した敏捷性を発揮するのです」と述べている。
開発とテストをより効率的に行うため、ビークル・インテグリティ・チームが行った客観的な評価の結果は、微細な事に至るまで全て、コンピュータを利用したエンジニアリング(CAE)ツールに登録し、ビークル・ダイナミクスCAEチームも、それを活用できるようにしてきたと云う。
これにより、テスト環境に於ける精度が向上し、より正確なシミュレーション結果を得ることができると同時に、正確なシミュレーション結果を基に、さらなる改良に活かすことが可能となった。
このような反復的な改善は、プロトタイプの質を高め、調整および評価プロセスにもプラスの影響をもたらしている。
なお、最新のアルミニウム・インテンシブ構造を採用したジャガーの新型モデル「F-PACE」は英国のソリハルで生産され、9月に開催されるフランクフルト・モーターショーで世界初公開となる予定だ。
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