トヨタ、ランドクルーザーをマイナーチェンジ「Toyota Safety Sense P」初採用


toyota-a-minor-change-toyota-safety-sense-p-first-adopted-land-cruiser20150817-2

歩行者も検知する衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を初採用

トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、社長:豊田章男、以下、トヨタ)は、ランドクルーザーをマイナーチェンジし、全国のトヨタ店(大阪地区は大阪トヨペット)を通じて、8月17日に発売した。

toyota-a-minor-change-toyota-safety-sense-p-first-adopted-land-cruiser20150817-8

今回のマイナーチェンジでは、ランドクルーザーシリーズの頂点として力強さと先進的なイメージを進化させるべくデザインを一新するとともに、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」をトヨタで初採用。

toyota-a-minor-change-toyota-safety-sense-p-first-adopted-land-cruiser20150817-9

歩行者も検知するプリクラッシュセーフティをはじめ、最先端の安全機能を全車標準装備とすることで、総合的な安全性能を実現している。

車両概要
ランドクルーザーシリーズの頂点にふさわしいデザイン

エクステリア
・『Functional Beauty』をキーワードとし、機能性を突き詰めた「美しさ」や「風格」により4WDの頂点にふさわしいスタイリングを追求

・高い位置でサイドの軸を通すことで、車両全体に伸びやかなスタイルを実現

・フードからグリルまで、凸形状を保ちながらフードセンター部をえぐることで、フロント全体の塊感と立体感を強調。さらに3本のグリルバーの上下にメッキを施すことで、TOYOTAの最上級SUVにふさわしいフロントマスクを実現

toyota-a-minor-change-toyota-safety-sense-p-first-adopted-land-cruiser20150817-4

・LEDヘッドランプを採用し、ランプ類を奥に配置し破損回避を図りながらも、グリルからランプに連続したグリルフレームと一体感のあるデザインとすることで、機能性と先進感を付与

・リヤコンビネーションランプ下側をつなぐライセンスガーニッシュにより一体感を強調し、リヤビューにワイド感と安定感を付与。リヤコンビネーションランプはバックドアパネルから連続するデザインとし、赤レンズを高い位置にレイアウトすることで、ハイリフトなイメージを表現

toyota-a-minor-change-toyota-safety-sense-p-first-adopted-land-cruiser20150817-3

・20インチアルミホイール(ZX)は切削・光輝処理とグレーのコンビネーションを施した動きのあるV字デザインの組み合わせによる、高級感あるデザイン。18インチアルミホイール(AX、AX“Gセレクション”)は、放射状に広がる5本のツインスポークによる、立体感あるデザイン

・外板色は、新たにカッパーブラウンマイカとダークブルーマイカを追加し、全9色を設定

インテリア
・インテリアは、金属を削りだしたようなヘアライン処理で重厚感のある加飾部とソフトな表皮巻を組み合わせることで、上質な室内空間を創出

toyota-a-minor-change-toyota-safety-sense-p-first-adopted-land-cruiser20150817-11

・センタークラスターにはスイッチや表示類を集約し、機能ごとにまとめて配置することで操作性を向上

・オプティトロンメーターには、ひと目でクルマの状況が把握できる機能的な6眼メーターを採用。

・メーター盤面にもヘアライン加飾を施し、質感を向上させるとともに、中央には4.2インチTFT*1カラー液晶画面を配置し、運転状況やナビゲーションと連携した情報をカラーで表示することで、ドライバーをサポート

toyota-a-minor-change-toyota-safety-sense-p-first-adopted-land-cruiser20150817-12

・シート表皮にはセミアニリン本革を採用するとともに、天井色にもブラックを追加。内装色には新規設定色のブラウンを含む4色を設定

先進安全装備の充実
・ミリ波レーダーと単眼カメラを用い、統合的な制御により、クルマだけでなく歩行者も認識する歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティをはじめ4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」をトヨタで初採用し、全車標準装備。

toyota-a-minor-change-toyota-safety-sense-p-first-adopted-land-cruiser20150817-7

・歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ
ミリ波レーダーと単眼カメラを用いて前方の車両や歩行者を検出し、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を図る。

・自動ブレーキは、歩行者に対しては約10~80km/hの速度域で作動し、例えば、歩行者との速度差が30km/hの場合には、約30km/h減速し、衝突回避や衝突被害の軽減を支援。

・また、車両に対しては、約10km/h~最高速の幅広い速度域で作動し、例えば、停止車両に対し自車の速度が40km/hの場合には約40km/h減速し、衝突回避や衝突被害の軽減を支援

toyota-a-minor-change-toyota-safety-sense-p-first-adopted-land-cruiser20150817-6

レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
・先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで、一定の車間距離を保ちながら追従走行が可能。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現

・レーンディパーチャーアラート(LDA*2)
カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱の回避を支援

・オートマチックハイビーム(AHB*3)
カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援

隣の車線を走る車両をレーダーで検知し、車線変更時の後方確認をアシストするブラインドスポットモニター(BSM)を採用
駐車場から後退する際に接近してくる車両をBSMのレーダーで検知し、ドライバーに注意喚起するリヤクロストラフィックアラートを設定

toyota-a-minor-change-toyota-safety-sense-p-first-adopted-land-cruiser20150817-5

・急ブレーキをかけるとハザードランプが自動的に点滅し、後続車に注意喚起する緊急ブレーキシグナルを全車に標準装備

・最先端の運転支援機能
パノラミックビューなどにより、まわりの安全を確認できるマルチテレインモニターを設定。

また、今まで確認できなかった車両下の情報やタイヤ位置の確認が可能となったアンダーフロアビューを世界初*4採用。さらにディスプレイ上に地平線を水平表示することで前方の路面形状、車両の傾きを直感的に確認することができるフロントビュー回転表示も世界初*4採用

四輪それぞれの空気圧をマルチインフォメーションディスプレイ内に表示可能としたタイヤ空気圧警報システム(TPWS*5)を設定することで、安全なドライビングサポートと燃費向上に寄与

なお、月販目標台数は250台、店頭発表会は、9月12日(土)、13日(日)を予定している。

toyota-a-minor-change-toyota-safety-sense-p-first-adopted-land-cruiser20150817-1

*1
TFT(薄膜トランジスタ) Thin Film Transistor
*2
LDA Lane Departure Alert
*3
AHB Automatic High Beam
*4 2015年8月現在。トヨタ自動車調べ
*5
TPWS Tire Pressure Warning System

ランドクルーザー車両情報 http://toyota.jp/landcruiser/

 

その他の記事(新車関連)
08/09・フォード、年内に4車種の新型モデル導入
08/09・フォード・クーガ改良、新エコエンジン新搭載
08/08・スズキ、IAAでBaleno初公開を予告
08/07・マツダ、IAAで越KOERUを初公開
08/06・LEXUS、CT200hを一部改良して発売

08/05・スズキ、インドNEXAからSX4 S-CROSS発売
08/01・三菱自、タイで新パジェロスポーツ世界初披露
07/31・ホンダ、ステップ ワゴンと同スパーダに車いす仕様車
07/31・AUDI A6AVANT/ALLROAD QUATTRO、S6/RS6AVANT
07/30・ジャガーF-PACE、極限環境下で走行テスト敢行

07/29・スズキ、ミャンマーでエルティガ生産・販売開始
07/28・フェラーリ 488 スパイダー概要公開
07/28・VGJ、POLO, GOLF, GOLF VARIANT, TIGUAN刷新
07/25・モーガン、65周年記念AR PLUS450台限定
07/23・ボルボ、新ディーゼルを主力5車種に一挙投入

その他の記事(モータースポーツ関連)
08/10・ホンダ、Moto世界選手権で前人未踏の700勝
08/10・SUPER GT500第4戦・富士、佐々木/クルム優勝
08/10・SUPER GT300第4戦・富士、高木/小林が作戦勝利
08/09・日産、LM P1改良に専念。WEC復帰見送り
08/09・ヴェンチュリーFE、ビルヌーブ獲得を発表

08/03・VW、WRCで今季7勝目
07/31・ポルシェカップにSローブとPデンプシー参戦
07/28・スパ24時間、BMWに栄冠。GTアカデミー組入賞
07/27・全日本ラリー第5戦、新井3勝、プジョーはリタイア
07/26・鈴鹿8耐、ヤマハ1996年以来19年ぶりの制覇

その他の記事(イベント関連)
08/10・IAA、コンチネンタル出展ブースの概要
08/09・NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2015開催11/29
08/08・VGJ新PASSAT展示キャラバンを全国8か所で開催
08/07・WTCC、GO! CITROËN MOTEGI…8/17応募締切
08/07・東京モーターショー、プレビューデー入場券販売開始

08/03・JAF長野、セーフティトレーニング長野10/04開催
08/02・メガウェブ夏休みスペシャル夜景ドライブ体験8/23
07/31・アイシン、未来型モビリティを名古屋初展示8/16迄
07/31・キャデラック、NY2016春秋コレクションをサポート
07/30・第3回くるまマイスター検定、7/30より申込受付

その他の記事(技術関連)
08/07・住友ゴム、新天然ゴム資源ロシアタンポポ研究開始
08/06・自動運転のマップ技術でボッシュとTomTomが提携
08/05・スズキ、スペーシアがASV+最高ランク獲得
08/05・エコタイヤのラベリング開始5年を巡る過去から未来08/04・ノキア、HERE社の独自動車連合への売却で合意

08/03・ボッシュ、自動運転で独の事故発生率は3分の1以下に
07/29・横浜ゴムと東京工大、生物資源からタイヤ原料合成
07/26・HERE社、米・仏・独・日で自動運転用地図提供へ
07/25・工学院大、ソーラーカーレースの新車両初披露
07/23・東京工大、低価格FCVの可能性を拓く技術開発

その他の記事(企業・経済)
08/10・シボレー、社会貢献活動でつぶれないボール200万個
08/10・トヨタメディアサービス他、充電マップでカーナビ連携
08/10・双日、米BMW認定ディーラーから営業権と資産を取得
08/07・ヤマハ発動機、米国シリコンバレーに新会社
08/07・AQUA SOCIAL FES!!累計参加者が4万人を突破

08/07・マツダの新パワートレイン工場、タイで開所式
08/04・日本エレクトライクの三輪EV、補助金対象車両に
08/04・トヨタ、中国で「競争力のある工場づくり」を推進
08/04・ヤマハの車いすアシストJWX-2、経済産業大臣賞
08/02・出光、ロイヤル・ダッチ・シェルから昭和シェル獲得

その他の記事(話題)
08/10・インクリメントP、金沢大学と自動運転支援地図開発
08/10・ヤナセとニッポンレンタカー、輸入車レンタル開始
08/10・カストロール、世界初のCO2ニュートラルオイル
08/10・LEXUS DESIGN AWARD 2016コンペ作品募集開始
08/10・東洋ゴム、プロサッカーチームのFCゼニトをサポート

08/08・国土交通省、道路メンテナンス年報を公表
08/08・オリックス、乗換案内とカーシェアアプリを連携
08/08・工学院大学ソーラーカーがテストコースを試走
08/07・Audi A6 / Audi 100のヒストリー紹介動画を公開
08/07・日産のこども自動車、半世紀ぶりの復活を動画取材

08/07・ミッションインポッシブル世界初公開にBMW登場
08/05・週刊「ラ フェラーリをつくる」先行予約販売開始
08/05・LEXUS、空中に浮かぶホバーボードの全容を公開
08/02・ヤフー、高速渋滞・規制情報をリアルタイム提供
07/31・国土交通省、土地の浸水リスクが判るWebサービス

MOTOR CARSサイトTOPに戻る