2015年度始動、気になる国内自動車市場の行方
つれづれなるままに、とは兼好法師の随筆の冒頭だが、筆者は自動車産業界を半世紀近くウオッチしてきた中で今回、自動車ウェブマガジン「MOTR CARS」スタートにあたって、このモビリティコラムをつれづれなるままに、これから進めていきたい。 続きを読む 佃義夫のモビリティ徒然草 – 2015年、国内自動車市場を占う
2015年度始動、気になる国内自動車市場の行方
つれづれなるままに、とは兼好法師の随筆の冒頭だが、筆者は自動車産業界を半世紀近くウオッチしてきた中で今回、自動車ウェブマガジン「MOTR CARS」スタートにあたって、このモビリティコラムをつれづれなるままに、これから進めていきたい。 続きを読む 佃義夫のモビリティ徒然草 – 2015年、国内自動車市場を占う
2年目のLEXUS RACING、RI4AGエンジンでタイトル奪還へ
国内モータースポーツのオフシーズンが終わりを告げ、岡山国際サーキット(岡山県美作市、4月4日/土~5日/日)で、SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催される。
その舞台は、2010年シーズンから開幕のホストサーキットを務めてきた岡山国際サーキット。過去にはF1が開催されたこともあるコースだ。
初戦は岡山国際のテクニカルコース攻略がポイント
コース長1周は3.703kmと、SUPER GTのシリーズ戦が行われるサーキットとしては最も短いコースだが、前半は高速コーナーからバックストレートにかけてのスピード勝負の部分と、後半はテクニカルな中低速コーナーが続くという性格の違うレイアウトを併せ持つ非常にテクニカルなコースだ。
また観戦エリアからコースまでの距離が短いことでも知られている。
それだけにレース当日は多くのファンがフェンス越しに、迫力ある走行&バトルシーンに釘付けになる。現地観戦派のモータースポーツファンに人気の高いサーキットだ。
一層熟成が進んだチーム&マシンによる接戦に期待
SUPER GTは、昨年からレギュレーション変更により車両、エンジンの両方が全く新しいものとなったが、今季は基本的にそのレギュレーションを踏襲している。このためオフシーズンにおいてじっくり熟成が進められたレーシングカーにより、更に熱いバトルが期待される。
LEXUS RACINGチームは昨年同様、LEXUS RC Fをベースにした車両に新型の2リッター直列4気筒ターボの「RI4AG」エンジンを搭載して参戦した。しかし昨年は全8戦中、最多の4勝を挙げたものの2ポイント及ばず、タイトル獲得できなかった。
今季のLEXUS RACINGも6台の参戦体制は変わらず
今季のLEXUS RACINGは、6台の参戦体制こそ変わらないものの、一部ドライバー体制を変更した。ENEOS SUSTINA RC F 6号車の大嶋和也/国本雄資組、WedsSport ADVAN RC F 19号車の脇阪寿一/関口雄飛組の2台は昨年と変わらないが、昨年最後までタイトルを争ったトムスの2台は、中嶋一貴がWECにフル参戦するため、PETRONAS TOM’S RC F 36号車に伊藤大輔が移り、ジェームス・ロシターとコンビを組む。
伊藤が抜けたKeePer TOM’S RC F 37号車は、昨年速さを見せたアンドレア・カルダレッリと平川亮という若手コンビとなる。
ZENT CERUMO RC F 38号車は、ベテラン立川祐路と、石浦宏明という組み合わせに。昨年38号車に乗っていた平手晃平がDENSO KOBELCO SARD RC F 39号車に移り、元F1ドライバーのヘイキ・コバライネンとコンビを組む。
昨年開幕時の好調を今年は年間を通して維持できるか
前シリーズで、新規定の車両及びエンジンでの記念すべき初レースとなった昨年の岡山では、LEXUS RC Fが1-2フィニッシュを飾っている。今週末のレースに先立ち、3月半ばに岡山で行われた公式テストでも速さを見せていた。
ちなみにGT300クラスには、トヨタのハイブリッド技術を投入し4年目となるTOYOTA PRIUS apr GT 31号車が、嵯峨宏紀と中山雄一のコンビで参戦。加えて、国際レース規格のGT3規則がベースとなるLEXUS RC F GT3がSYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車として飯田章/吉本大樹のコンビで参戦する。
Louis-Joseph Chevroletという人物
●今から遡ること3年余りの2011年11月3日に、ブランド生誕100年を迎えたシボレー。しかし日本では同ブランドの源流について、あまり広く知られていないように思う。
●シボレーのブランドマーク誕生の諸説は、既稿の別テーマをご覧頂くとして、この「Chevrolet」というブランドそのものの足跡を丹念に辿っていくと、1878年12月25日のクリスマスに、スイス・ベルンジュラ地方(ヌーシャテル州ラ・ショー=ド=フォン)で時計職人の家に生まれた「ルイ-ジョセフ・シボレー(Louis-Joseph Chevrolet)」という人物に行き当たる。 続きを読む シボレー誕生から100年を超えた、この時代に想うこと
お気に入りのクルマ、その選択肢はさまざま
●もう随分前のハナシになるが、かつて調査会社、GfK Automotive社が調査した米国自動車オーナーが「次に購入したい新車ランキング」というものがあった。
●これによると、米国男性が指名した首位のクルマが「Porsche 911」、一方、女性の指名首位は「Pontiac G6 Convertible」と、男性がクルマに対して絶対性能の高さやデザインを好む一方で、女性は堅実に車両価格や実用性を重視する傾向が表れたという。
●どうやら世の東西を問わず、速く美しいリアルスポーツカーを求める男のわがままは尽きることがないようだ。
では日本が誇るべきリアルスポーツカーとは 続きを読む 米・シボレーのボウタイマークにまつわる伝説
エレガントなのに硬派なオープン・カー
BMWジャパンは、先頃、パリ モーターショーでワールドプレミアを行ったコンパクトオープンモデル「2シリーズ・カブリオレ」を4月11日より発売する。
この2シリーズ・カブリオレは、全世界で13万台以上を売り上げた1シリーズ・カブリオレに変わるモデルとして誕生したもの。今回はBMWの世界戦略により、骨格設計上はすでに日本発売済みの「2シリーズ・クーペ」のオープン版として開発を重ねてきた。
スポーティなデザインと優れた機能性を併せ持つ
このためボディサイズやエクステリアデザインのみならず、インテリアデザイン等の快適装備、そしてドライビングにおいて発揮されるパフォーマンスも、現行の2シリーズ・クーペに準じたものだ。
上記の様な訳で車体骨格が2シリーズベースであるから、そのボディサイズは従来の1シリーズベースよりも大きく拡大された…続きを読む
国際生産体制における欧州工場の長期的方針を決定
ホンダ技研工業(以下、ホンダ)の英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッド(本社:バークシャー州ブラックネル 社長:神子柴 寿昭)は、2015年3月31日に、傘下のホンダオブ・ザ・ユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド(以下、HUM)が、次期シビック5ドアのグローバル生産拠点となることを発表。これを踏まえ新たに2億ポンドの資本投資を決定した。 続きを読む ホンダ、英国の四輪車生産工場に2億ポンドを投資
話題のS660がいよいよリアル環境で走り出す
本田技研工業(以下、ホンダ)は、すでにWebメディア上での先行試乗記等で話題を蒔いていた新型2シーター・オープンスポーツの「S660(エスロクロクマル)」を、いよいよ来る4月2日(木)から発売する。
同時に特別限定車「S660 CONCEPT EDITION(エスロクロクマル コンセプト エディション)」を660台限定数で発売すると発表した。
S660の開発責任者はホンダ史上最年少
3月30日のAM10時間30分。S660の発表会場となったホンダ青山本社では、同社の4輪開発責任者としては最年少の22歳時に、S660の開発責任者となった椋本陵氏(現26歳・本田技術研究所四輪R&Dセンター所属)が冒頭で、「S660は見て楽しい、乗って楽しい、あらゆる場面でいつでもワクワクする、心が昂ぶる本格スポーツカーを追求し、Heart Beat Sportをキーワードにホンダらしい走る喜びの実現を目指して開発しました」と語った…続きを読む
パッソX“L package・Kiriri”は全国のトヨタカローラ店から
トヨタ自動車(愛知県豊田市、社長:豊田章男、以下トヨタ)は、パッソ特別仕様車X“L package・Kiriri(キリリ)”を設定し、全国のトヨタカローラ店を通じて、4月1日に発売する。 続きを読む トヨタ自動車、パッソの特別仕様車を発売
ヴィッツ特別仕様車F“Smart Style”全国のネッツ店から発売
トヨタ自動車(愛知県豊田市、社長:豊田章男、以下トヨタ)は、ヴィッツ特別仕様車F“Smart Style”を設定し、全国のネッツ店を通じて4月1日から発売を開始する。 続きを読む トヨタ自動車、ヴィッツの特別仕様車を発売
燃費を改善し新環境基準対応、最新の安全装備も搭載
トヨタ自動車は4月1日より、カローラフィールダーとカローラアクシオをマイナーチェンジし、全国のトヨタカローラ店を通じて発売する。
新モデルはエンジン設定を刷新して燃費を1割改善させたほか、新開発の自動ブレーキシステムを初採用し、上位グレードには標準搭載。下位グレードにおいても、システム認知の波及効果を狙い安価な価格設定で装着できるよう配慮した。 続きを読む トヨタ、新型カローラのフィールダーとアクシオを発売
話題のS660がいよいよリアル環境で走り出す
本田技研工業(以下、ホンダ)は、すでにWebメディア上での先行試乗記等で話題を蒔いていた新型2シーター・オープンスポーツの「S660(エスロクロクマル)」を、いよいよ来る4月2日(木)から発売する。
同時に特別限定車「S660 CONCEPT EDITION(エスロクロクマル コンセプト エディション)」を660台限定数で発売すると発表した。 続きを読む ホンダ新型オープンスポーツS660、4月2日発売198万円から
BS12ch TwellVで2015年7月26日(日)ひる11:00から生放送
全国無料放送のBS12ch TwellVは、鈴鹿サーキット(三重県)で開催される『”コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第38回大会』(以下、鈴鹿8耐)を、2015年7月26日(日)11:00から、生中継で放送することを決定した。 続きを読む 鈴鹿8耐、BS12ch TwellVで今年もBS独占生中継が決定
HMSI、HCIL両拠点で当地の市場拡大に応えていく
本田技研工業(本社:東京都港区、社長:伊東孝紳、以下ホンダ)のインドにおける二輪車生産・販売の現地法人が、ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド(社長:村松 慶太 以下、HMSI)。
そして同国の四輪車生産・販売現地法人であるホンダカーズインディア・リミテッド(社長:金山 裕則 以下、HCIL)だが、このたび両社は、将来的に市場の拡大が見込まれるインドにおいて、稼働中のHMSIの第3工場とHCILの第2工場のそれぞれで年間生産能力の拡大を決定した。 続きを読む ホンダ、インドで二輪車と四輪車の生産能力拡大
エレガントなのに硬派なオープン・カー
BMWジャパンは、先頃、パリ モーターショーでワールドプレミアを行ったコンパクトオープンモデル「2シリーズ・カブリオレ」を4月11日より発売する。
この2シリーズ・カブリオレは、全世界で13万台以上を売り上げた1シリーズ・カブリオレに変わるモデルとして誕生したもの。今回はBMWの世界戦略により、骨格設計上はすでに日本発売済みの「2シリーズ・クーペ」のオープン版として開発を重ねてきた。 続きを読む 新コンパクトオープン 「BMW 2シリーズ・カブリオレ」発表
2013年と翌14年8耐連覇のムサシ・アールティ・ハルクプロから
株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は、2007年と2011年の2度にわたるMotoGPチャンピオン獲得経験を持つケーシー・ストーナー選手が「2015 FIM 世界耐久選手権シリーズ第2戦“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第38回大会」(決勝7月26日<日>以下、鈴鹿8耐)に参戦することを発表した。
ストーナー選手は、Hondaマシンで2013年と2014年の鈴鹿8耐を連覇している「ムサシ・アールティ・ハルクプロ(MuSASHi RT HARC-PRO)」から参戦する。 続きを読む ケーシー・ストーナーが2015年の鈴鹿8耐に参戦
トヨタ・レーシング、WECチャンピオン連覇とル・マン勝利へ
トヨタ・レーシングは2015年の世界耐久選手権(WEC)に、マニュファクチャラー/ドライバーの“ダブルタイトル”ホルダーとして参戦する。
車両は、昨年版マシンを改良したLMP1マシンTS040ハイブリッド。2015年3月26日、フランスのポール・リカール・サーキットで、2015年のチーム体制と共に発表した。 続きを読む 小林可夢偉、トヨタWECのテスト兼リザーブドライバーに
水素ステーション設置の動きに先行して稼働
トヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI(ミライ)」が昨年末から市販されたことに伴い、現在、全国各地で水素ステーション設置の動きの胎動が始まっている。
そうしたなか、岩谷産業、大陽日酸、豊田通商が出資する合同会社「日本移動式水素ステーションサービス(東京都港区、代表職務執行者:中川浩司)」は、東京都千代田区の靖国神社のほど近くで日本初の商用移動式水素スタンド「ニモヒス水素ステーション九段(東京都千代田区三番町6)」の営業を24日から開始する。
同社が展開する移動式水素ステーションとは
このニモヒス水素ステーション九段における運用は、 続きを読む 日本初の商用移動式水素ステーション、都内千代田区で24日開業
いよいよ大規模団地での実証プロジェクトを開始
日産自動車は3月23日からURと共同で、神奈川県が国土交通省関東運輸局に申請した超小型モビリティ認定制度による居住者向けのカーシェアリングを開始すると発表した。利用車両はNISSAN New Mobility CONCEPT。
郊外型大規模住宅団地での居住者向けカーシェアリングは全国初の取り組みで、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン、以下「日産」)と、独立行政法人都市再生機構東日本賃貸住宅本部(本社:神奈川県横浜市中区、理事長: 上西 郁夫)ことURと共同でのテストプロジェクトとなる。 続きを読む 利用は20分までなら無料。日産、横浜大規模団地で超小型EVのカーシェアリング開始
登録により協定に加盟する31の国と地域で市場投入が可能に
経済産業省は平成27年3月23日付けで、トヨタ自動車を高圧ガス保安法に基づく「水素及び燃料電池に関する世界技術規則(gtr)」に対応する容器等製造業者として登録したと発表した。
行政は燃料電池車の普及を視野に、現行の高圧ガス保安法下で、安全性を確保しながら技術基準の改正を行ってきた。 続きを読む 経産省、トヨタを水素・燃料電池自動車の世界技術規則対応業者に登録
ポルシェ ジャパン、Porsche Team KTR体制でスーパーGTに参戦
ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、2015年シーズンのスーパーGT GT300クラスにPorsche Team KTRとして参戦することを、3月19日(木)にポルシェ センター青山にて発表した。 続きを読む ポルシェ ジャパン、スーパーGT参戦。開幕戦は4月4日/5日の岡山国際