BASF、「人とくるまのテクノロジー展」に初出展

BASFジャパン(本社:東京都中央区、代表取締役社長:石田博基)は5月21日から23日まで、パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA」(主催:公益社団法人自動車技術会)にBASFグループとして初出展する。

同展示会は、約1,460ブースの出展規模と、来場登録者数が70,000人を超える、日本最大級の自動車技術専門の展示会。

最先端の車両、素材、技術が一堂に会する本展示会に於いて、同社は初出展の機会を通じて、モビリティ分野でのグローバルな取り組みと技術力を広く発信する。

BASFは、自動車業界向けの化学ソリューションのグローバルリーダーとして、エンジニアリングプラスチックなどの先端材料、添加剤、塗料、リチウムイオン電池用正極材料、更にはサステナビリティを重視した技術・製品群を提供している。

そんな同社の包括的な製品ポートフォリオは、自動車メーカーおよびサプライヤーによる、より安全で効率的かつ環境に配慮した次世代車両の開発を支援する。

今回の展示会では、“Drive Forward. Together”というコンセプトのもと、各事業部門や国内グループ会社によるパネル展示や製品デモンストレーションを通じて、BASFグループの幅広いオートモーティブ向けソリューションの実例を紹介する。

イベント情報
会期:2025年5月21日(水)~5月23日(金) ※10:00~18:00(最終日のみ9:00~16:00)
場所:パシフィコ横浜 展示ホール
ブース番号:336

今回の展示ハイライト
日本の展示会・初公開: e-モビリティ業界向けの軽量で安全かつサステナブル、革新的な全固体電池パック
BASFは、安全性・エネルギー密度・充電効率を大幅に向上させる次世代技術「全固体電池(SSB)」のバッテリーパックを、当展示会で初展示する。

「全固体電池(SSB)」は固体電解質を採用することで、従来のリチウムイオン電池に見られる液漏れや発火のリスクを大幅に低減。加えて、より高いエネルギー密度を実現することで、EVの航続距離延長や充電時間の短縮にも貢献する。

日本初公開:Kiaコンセプトカー採用の樹脂製フロントエンドモジュール
BASFの持続可能な高性能材料を採用した、Kia EV3スタディカーの樹脂製フロントエンドモジュールを初展示する。

このコンセプトカーは、現代自動車グループのKiaとBASFが共同開発したもので、CCycled® およびバイオマスバランス(BMB)対応のエンジニアリングプラスチック、バイオベースのポリウレタンなど、計8種類のサステナブルな素材を組み込んでいる。

自動車グローバルカラートレンド
最新の自動車用カラートレンド展示では、世界中の消費者の進化する嗜好を反映した、多様で鮮やかな色合いと革新的なコーティング剤各種を紹介。消費者ニーズの変化を反映した色合いや、環境へ配慮したコーティング技術にも注目が集まっています。

その他にも、サステナビリティ関連のアイテムとして、バイオマスバランス(BMB)製品や、製品PCF (製品カーボンフットプリント)データを共有するアプリ“PACIFIC”を展示する。 ”PACIFIC” はCatena-Xの認定ソリューションであり、 BASFの顧客であれば、登録により利用が可能としている。

その他の出展製品
エンジニアリングプラスチック、ポリウレタン、熱可塑性ポリウレタンエラストマー、塗料、ブレーキ液、エンジンオイル添加剤、クーラント、水系アクリルバインダー、リチウムイオン電池用正極材料など

参加には事前登録が必要となるため以下のウェブサイトより登録されたい。
https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/registinfo/