三井不動産リアルティ、「三井のリパーク」で大阪府和泉市と災害時協定を締結


三井不動産リアルティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山代裕彦)は10月26日、大阪府和泉市(市長:辻 宏康)と「三井のリパーク」光明池駅前駐車場に関して災害時協定を締結した。

「三井のリパーク」光明池駅前駐車場は、2017年7月に泉北高速鉄道「光明池」駅から徒歩4分の立地に非常時対応型駐車場として開設。

締結した災害時協定には災害発生時において、三井不動産リアルティが和泉市からの協力要請を受けた際に、「三井のリパーク」光明池駅前駐車場を、近隣住人の一時避難場所として提供する。

さらに同駐車場内に設置された災害時に役立つ支援設備のすべてを和泉市に提供することなどが盛り込まれている。

災害時の「車中泊」や避難場所を想定し、簡単に利用できる「組立式テント」や「災害用簡易トイレ」「かまどベンチ」などの設備を駐車場内に常備し、災害時には避難場所として活用できる駐車場としている。

大阪府和泉市は、災害発生時における各種応急復旧活動に関する人的・物的支援について、民間事業者などとの間で災害時協定を結ぶなど、市民の安全を第一に、各種協定の締結を積極的に進めている。

今回の災害時協定締結もその一環であり、「三井のリパーク」光明池駅前駐車場は今後、社会インフラとしての役割だけでなく、地域の安全・安心に資する事業地として運営していくことになる。

導入災害支援設備概要
組立式テント(8台)、簡易プライベートテント(1台)
災害時の負傷者手当てや一時的な休憩などを想定した組立式のテントと、簡易的な更衣室や個室トイレのスペースとして利用できる簡易プライベートテント(災害用簡易トイレと共にベンチに収納)を配置した。

災害用簡易トイレ(1台)
ベンチ内部に収納された簡易トイレで、簡易プライベートテントと共に設置することで、災害時に個室トイレとして利用できる。

かまどベンチ(1台)
ベンチ内部に収納されたかまどで、災害時の防寒、炊き出しなどが可能。通常はベンチとして運用可能。

ソーラーLED 街路灯(非常用電源・AED タイプ1基、非常用電源・災害備蓄品タイプ1基)
日照時にソ-ラーパネルで太陽光による発電を行い、蓄電された電力で夜間にLED照明を点灯、災害時や停電時にも機能する。
また、停電時の非常用電源として、防水コンセント2 口(最大120W)が用意されており、携帯電話の充電やラジオなどにも利用できる。
さらに、ソーラーLED 街路灯足元のキャビネットには、AED(自動体外式除細動器)を設置している。

高機能自動販売機(1台)
Wi-Fi機能、災害時救援機能、多言語翻訳機能(QR Translator)

事務所概要
「三井のリパーク」光明池駅前駐車場
事業地名 :「三井のリパーク」光明池駅前駐車場
所在地:大阪府和泉市伏屋町3丁目6番12号
最寄駅:泉北高速鉄道「光明池」駅から徒歩4分
開設日:2017年7月21日(金)
台数:112 台(うち時間貸81台・月極30台・カーシェア1台)
– 利用料金:8:00~20:00
– 15分/100円20:00~8:00
– 60分/100円
最大料金:入庫後24時間以内600円