アルカンターラ社、TheArsenaleとWeb店を新設。同モビリティ製品をリアル旗艦店で発表


日本の東レが技術の揺り籠となり、これを背景にスエード調自動車シート素材の製造メーカーとして世界でも著名となったイタリアのアルカンターラ社(本社:イタリア・ミラノ市、社長:アンドレア・ボラーニョ)は、欧州時間の4月6日、TheArsenaleとのコラボレーション製品を自社の旗艦店で発表した。

この発表イベントは、当地で開催された「2017 フオーリサローネ」と同時期に行われ、先の両社がコラボしたネットショップが公式オープン(販売開始)したことを記念し、ミラノ市内のファッション地区の中心部にあるアルカンターラ®コンセプトストア(ヴェーリ通り8番地)でローンチ記念式典が行われ、両社の合作を代表する3つのオリジナル商品が展示された。

なおTheArsenale が運営するネットショップ「TheArsenale.com」は、陸・海・空のモビリティ商品を扱うオンライン・ショップ。そこでは「モビリティにおけるデザイン」を展開しており、これらをアルカンターラの旗艦店であるコンセプトストアで展示したもの。

取り扱い製品は、飛行機から船舶、オートバイ、自転車からジェット機に至るまで広域で、従来の伝統的なモビリティといった枠を超えることを目的に人がスタイリッシュに移動できる製品を取り扱っている。

そのオリジナル商品は、初発行となる「TheArsenale Annual Book(年間)2016/17」、「スマートカー」、「ベロラピーダ(Velorapida)の電動自転車」などとなっている。

アルカンターラ社によると、これらの商品にアルカンターラ®の素材の魅力と想像力が表現されたと云う。また展示会場となった300平方メートルからなるアルカンターラ・コンセプトストアには、トレンド、イノベーション、アイデア、デザインが活かされた特別なショーケースとなったと語っている。

主な展示製品は以下の通り

TheArsenale Annual Book(年鑑)2016/17
表面が黒のアルカンターラ®で作られ、252ページからなるこの本は、モビリティとデザイン分野の数々の製品が紹介されている。

具体的には、オラ・イト、プジョー・デザイン・ラボ、エルメス、アルカディア・ヨット、ブリッツ・モーターサイクルズ、ガレージ・イタリア・カスタムズ、バンディット9、ハザン・モーターワークス、グライダー、グザヴィエ・ヴェイヤンといった多くのデザイナーの作品がこの一冊に収められた。

アルカンターラ® とTheArsenale のスマートカー
TheArsenaleによる特別なコラボレーションで出来たスマートカーには、インテリアのカバー部分全体にエレクトリック・ブルーのアルカンターラ®が施された、スペシャル・エディションが誕生した。

アルカンターラ®は100%メイド・イン・イタリアで、技術性に優れ、かつ高級素材なので現代のミニカーにぴったりな装いとなっていると云う。

アルカンターラ® とTheArsenale ベロラピーダ(Velorapida)の電動自転車
この電動自動車は、スタイルとイノベーションを両立し、電動なのにエレガンスさが備わり、ビンテージ感を残しながら新しいテクノロジーが採用されている。

製作は100%メイド・イン・イタリアで、黒い部分は、アルカンターラ®が用いられ、TheArsenaleとアルカンターラ®のために作られた特別なデザインとなっている。

バッテリーはフロント部分にあり、デザイン性と外観を考慮し、アルカンターラ®素材で出来たバッグで覆われている。

グリップとフレームは電動自転車のカテゴリーの中でも特に軽量に仕上がり、アルカンターラ®で飾られた。ちなみに5段変速の250ワット・モーターによって、時速25kmで60km以上の走行が可能である。

Webショップ・TheArsenale.com:
https://thearsenale.com/ 

アルカンターラホームページ(日本語): http://www.alcantara.com/ja/index.do 

アルカンターラホームページ(日本語・サイトマップ): http://www.alcantara.com/ja/sitemap/index.do 

アルカンターラホームページ(イタリア語):
http://www.alcantara.com 

アルカンターラ You Tube チャンネル(日本語):http://www.youtube.com/user/AlcantaraJapan