ライドシェアのLyftとGM、ドライバーが週99ドルで利用できるレンタカーを発表


LyftとGMの「エクスプレス・ドライブ・プログラム」は、2016年にシカゴをはじめ米国主要都市圏で提供開始

米ゼネラルモーターズ・カンパニー(本社:デトロイト、CEO:メアリー・バーラ、以下、GM)とLyft(リフト)は、Lyftプラットフォーム(スマートフォンを利用した配車サービス)を使った、レンタカーサービス・プログラムの導入を発表した。

このプログラムは、保険とメンテナンスが含まれており、Lyftドライバーはリーズナブルに車両を利用できる。

この「エクスプレス・ドライブ・プログラム」の発表は、GMがオンデマンド自動運転の統合されたネットワークを開発するために、Lyftとの戦略的提携を締結(2016年1月4日発表)した2ヶ月後となった。

「エクスプレス・ドライブ・プログラム」は、今月末に、シカゴで開始され、その後、ボストン、ワシントンD.C、ボルティモアなどを含む都市で展開していく。

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このプログラムは、利用頻度が高ければ負担額は少なくなるシステムで、フレキシブルかつ利用しやすいオプションもあり、保険とメンテナンスを含み、週99ドル で利用を始めることができる。

例えば、シカゴにおいて週65回以上、Lyftの配車目的で利用すると、ドライバーは1週間レンタル費なしで利用することが可能となる。

手頃な負担額に加え、1回につき最長8週間まで車両を借りることができ、ドライバーにとってフレキシブルなレンタル期間を提供する。

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GMのプレジデントであるダン・アマン氏は、「私たちはこんなにも早く、GMとLyftチームのコラボレーションが、私たちのマーヴェン・モビリティ・インフラストラクチャを使って『エクスプレス・ドライブ・プログラム』を作り上げたことを、非常に嬉しく思っています。

私たちは、Lyftのために高品質なGMの車両を提供する必要性がありました。

シカゴでは、Lyftのプラットフォーム上でドライバーとして利用希望を募った際、条件を満たす車を所有していないドライバーが60,000人もいました。

今後『エクスプレス・ドライブ・プログラム』は、このような条件を満たさない何百万人ものアメリカ人のニーズに応えられることでしょう。

シカゴにおいて、『エクスプレス・ドライブ・プログラム』は、OnStar(オンスター)を装備する『シボレー エクイノックス クロスオーバー』や追加のコネクティビティの技術だけでなく、十分な収納スペースと5人まで乗車ができる車両を提供しています」と述べた。

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一方Lyft社のプレジデント兼共同創設者であるジョン・ジマー氏は、「『エクスプレス・ドライブ・プログラム』の発表により、パワー・ドライバー・ボーナス、チップなどの支払いに加え、私たちはドライバーに対してより良い手当てを提供します。

Lyftドライバーになりたい誰もがLyftドライバーになれるように、わたしたちは低価格で究極の柔軟性を提供します」と語っている。

Lyftについて
Lyft社は、より良い交通機関を通じ、人々や地域社会を再接続することを目的に、ローガン・グリーン氏とジョン・ジマー氏によって2012年6月に設立された。

Lyft社は、米国で最も急速に成長しているライド・シェア企業であり、190以上の都市で利用可能となっている。

OnStarについて
OnStarは、GMが1997年から米国でサービスを開始している車載情報ネットワークシステム。

現在は、米国をはじめ、カナダ、中国、メキシコ、ブラジルの各国で、700万人以上の加入者に年中無休でサービスを提供している。

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