スズキ( 本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木俊宏 )傘下のSRDI( Suzuki R&D Center India Private Limited )は1月14日、インド・グジャラート州ガンディナガルにある国際自動車センター( iACE / International Automobile Center of Excellence )内に多目的電動台車の共創拠点( SMILE / Suzuki e-Micromobility Innovation Lab for Ecosystem )を設立した。
ちなみに上記の国際自動車センター( iACE )は、グジャラート州政府とマルチ・スズキ・インディア社が2015年に拠点州を拠点に、次世代の自動車産業を担う専門家を育成することを目的として学生や技術者を対象とする教育・イノベーション機関として合弁で設立。
これまでに生産技術、モビリティシステム、自動車設計分野などの500を超える企業・団体から参加した1万人以上の人材に対し教育や研修を行ってきた。
また同センター内に設立したSMILEは、スズキ傘下のSRDIと、先の国際自動車センター( iACE )が2024年12月24日に締結した覚書「Project VmeM」をもとに設立。
今後はスズキが開発する多目的電動台車「VmeM( Versatile micro e-Mobility / 日本国内ではMITRAと命名したもの )」とインドのアイデアを結びつける「共創の場」として活用する。
より具体的には、スズキの車両製造技術とインド当地の部品メーカーやスタートアップが温めてきた先端技術とを組み合わせ、産業、航空貨物、倉庫、自治体、エネルギー、不動産、プラント、農業などの多様なインフラ分野への実装を視野に、生活に密着したインフラモビリティの創出に貢献していきたい考えだという。
これを踏まえスズキ傘下のSRDIでは、1月11日~12日にグジャラート州ラジコートで開催されたイベント「バイブラント・グジャラート」で、新拠点SMILEの設立を発表。併せて「VmeM」の展示を行った。
また1月13日に先の国際自動車センター(iACE)で、スズキの加藤勝弘取締役副社長、SRDIの生熊昌広社長、マルチ・スズキ・インディア社のマヘシュワル・サフー独立取締役が出席してSMILEの開所式を執り行った。
開所式の壇上で、スズキ株式会社 取締役副社長 加藤勝弘は、「スズキが設計、開発した〝VmeM〟がSRDIを通じてインドに導入されることを大変喜ばしく思います。
このVmeMプラットフォームは、私たちが未来のモビリティの進化に取り組む姿勢を体現しています。
加えて今回のSMILEの新規設立により、インドの産業界、スタートアップ企業、政府関係者の皆様と連携し、社会課題を解決し、成長と循環型社会を支える、価値あるモビリティソリューションの共創を推進してまいります。
また、今後インドが〝VmeM〟プラットフォームのグローバル展開における拠点として重要な役割を果たすことを目指し、技術開発を進めてまいります」と語った。
