地域・企業プロモーションの一環として「いきいきと働く姿」と「企業の一体感」を社員自らがオリジナルダンスで表現
株式会社JVCケンウッド(本社:神奈川県横浜市神奈川区守屋町、代表取締役社長:辻孝夫、以下、JVCケンウッド)は、横浜赤レンガ倉庫1号館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団](以下、横浜赤レンガ倉庫1号館)との連携による企業・地域プロモーションとして、ダンスをテーマとした企業プロモーションビデオ「JVCKENWOODancing」を制作した。
なおこれは横浜赤レンガ倉庫1号館「企業・地域と劇場をつなぐ 赤レンガ・ダンスプロジェクト」へ参画し「いきいきと働く姿」をモチーフに、企業プロモーションビデオとしたもの。
この取り組みは、横浜赤レンガ倉庫1号館が企画する新たな観客創造を目的とした「企業・地域と劇場をつなぐ 赤レンガ・ダンスプロジェクト」のファーストトライアルであり、作品は同社Webサイトのダイバーシティページや、公式Facebook、公式YouTubeページをはじめ、横浜赤レンガ倉庫Webサイトなどでの順次公開を予定している。
企業プロモーションビデオ「JVCKENWOODancing」 (外部リンク・なお映像の撮影・制作は、JVCケンウッドのグループ会社である株式会社JVCケンウッド・ビデオテックが担当、4K技術で撮影し、JVCケンウッド・グループの総合力を発揮した映像となっている)
1.企業プロモーションビデオ制作の経緯
同社は昨年10月に、日本ビクター株式会社と、株式会社ケンウッド、株式会社J&Kカーエレクトロニクスの3社を吸収合併し、株式会社JVCケンウッドとして創業を開始してから5周年を迎えた。
また、昨年6月には新たな経営体制を発足し、以降のステージを「JK3.0」と位置付け、顧客価値創造の実現に向け本格的な成長へのスタートをきると共に、“すべての社員が「働く喜び」を抱く企業文化”をテーマに、今後の拡大・発展に向けた企業文化の構築を推進している。
事の発端はダンスの楽しさに触れる劇場「横浜赤レンガ倉庫1号館」が地域とつながることを目的とした「企業・地域と劇場をつなぐ 赤レンガ・ダンスプロジェクト」にあり、これに対して同社が「JK3.0」で推進する「新たな企業文化の構築」への取り組みとの親和性に着見し、“社員自らが表現者(ダンサー)として出演する”企業プロモーションビデオの制作に至ったもの。
また併せて、同社は2014年8月に横浜市と「地域活性化に関する包括連携協定」を締結しており、本社・横浜事業所と白山事業所を横浜市内に構える企業として、今後も「まちの賑わいの創出」、「市民協働と次世代育成」、「経済の活性化」への貢献に取り組んでいく構えと云う。
2.企業プロモーションビデオ「JVCKENWOODancing」
プロモーションビデオ制作にあたって、出演者(ダンサー)は社内公募により希望者を募り、「ダンス経験」や「性別」「年齢」「部署」を問わず、幅広い人材が参加した。
また振付は、今プロジェクト専用に創作したオリジナルで、「多様な社員がいきいきと働く姿」と「企業の一体感」を表現。さらに作品の演出は「社員それぞれのパーソナリティー」を意識した内容となっている。
撮影場所は、本社・横浜事業所や白山事業所をはじめとした同社の事業所内だけでなく、横浜を代表する歴史的建造物であり、劇場やギャラリースペースを備える横浜赤レンガ倉庫も舞台とし、地元である横浜市の歴史と文化、当社と地域の繋がりを想起させる内容とした。
作品中の使用楽曲は、幅広い年代から支持を集めている広瀬 香美さんの大ヒット曲「ロマンスの神様」の新アレンジ「ロマンスの神様 2016(グループ会社である株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)」を採用した。
さらに企業プロモーションビデオの撮影・制作もグループ会社である株式会社JVCケンウッド・ビデオテックが担当しており、JVCケンウッド・グループの総合力を発揮した作品となっている。
3.ダンスの振付について
ダンスの振付は、「珍しいキノコ舞踊団」主宰の伊藤 千枝さんに依頼。伊藤 千枝さんは、時にユーモラス、ときにラディカルな振付と色彩感覚豊かな衣裳や美術が織りなすダンスで人気を博しており、ダンスの楽しさを幅広い層に伝えるワークショップも企画するほか、映像作品や演劇作品の振付など多方面で活躍している。
伊藤 千枝さんについて
伊藤千枝/振付家・演出家・ダンサー・珍しいキノコ舞踊団主宰
大学在学中にダンスカンパニー「珍しいキノコ舞踊団」を結成。以降全作品の振付、演出を担当し、国内外で作品を発表。また振付家としてCMやMVなどを手掛ける。主な受賞歴は、舞踊批評家協会新人賞、日本ダンスフォーラム大賞、横浜ダンスコレクション2000にて「横浜市文化振興財団賞」を受賞。
伊藤 千枝さんのコメント
今回のダンスを創り始める前に、会社見学をさせていただき、多種多様な技や腕を持ったプロの方々が働いていて、その一人ひとりが集まってJVCケンウッドという会社があると感じました。
「多様な社員の皆さんがいきいきと働く姿」をダンスで表現するため、位置や動きを綺麗に揃える「統一感」を求めるのではなく、「個」が集まって醸し出される「団体感」を大事にしました。
出演者(ダンサー)の皆さんは、それぞれが真摯にダンスと向き合っていていつも素敵でした。「どうしたら全員が気持ち良く踊れるか?」を一緒に考えていただいたお蔭で、フォーメーションが目まぐるしく変わっても、自然と隊列も揃っていきました。
これは決して簡単なことではなく、本当にすごいことなのです。ダンスを通じて、「ワクワク」「ドキドキ」が皆さんから溢れ出てくるようで、私一人の力ではここまでたどり着くことはできなかったと思います。是非、動画を見て、一緒に踊ってみてください。
参加した社員の声
財務経理統括部 財務部 宮澤 知実さん(48歳 ダンス未経験)
「海外の映画のワンシーンのように日常に踊りがあったら楽しいだろうなってずっと思っていたものの、なかなか踊る機会がなくて。だから今回の社員ダンサー募集には、人生最後のチャンス(笑)!と飛びつきました。
これまでダンスとは、バレエとかHIPHOPとか、何か型を選び、足を高く上げたりしないといけない難しいものだと思っていましたが、今回参加して、感情を身体でただ表現すればどんなかたちでもダンスといえるのではないかなって思いました。
表現したくなったら日常の中で心を開放して表現しちゃえばいいんだって。言葉にできない爽快感があり、ダンスがとても身近になりました!」
OEM事業部 純正事業統括部 デバイス部 高橋 雄大さん(28歳 ダンス未経験)
「ダンスといえば、友人の結婚式の余興で踊ったことがあるくらいで(笑)。新規事業を考える部署でもあるため、他部署の人とつながるのは大事だと思って参加しました。
本番まで全員が前に向かって進んできていたし、いろんな人の知らなかった一面を知ることもでき本当に楽しくて。参加していない社員から、自分もやればよかったと言われるほどでした。本番で、最後にポーズがきまり、やり切った瞬間は本当に気持ちよかったです!」
企業コミュニケーション統括部 広報・IR・SR部 田村(旧姓:長谷川)美峰子さん(34歳 ダンス経験者)
「うまく踊れるかどうかではなく、純粋に身体で表現するって、こんなに楽しいことなんだと気づかされました。
参加メンバーはほとんどが初対面。最初はぎこちなかったのですが、ダンスをするうちにおもしろいポーズに笑い合うなど相手の内面からにじみ出てくる魅力を知ることができて。仕事や会話だけの関係性では得られない、新しいつながりが生まれました。」
-企業・地域と劇場をつなぐ 赤レンガ・ダンスプロジェクト-
主催・企画: 横浜赤レンガ倉庫1 号館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
プロジェクト・パートーナー: 株式会社JVC ケンウッド
助成: 公益財団法人セゾン文化財団
プロモーション映像タイトル: 「JVCKENWOODancing」
ダンス作品タイトル: 「ロマンする皆様」
出演: 株式会社JVC ケンウッド・グループ社員(社内公募)
振付: 伊藤千枝(振付家・演出家・ダンサー・珍しいキノコ舞踊団主宰)
音楽: 広瀬香美「ロマンスの神様2016」(JVC ケンウッド・ビクターエンタテインメント)
制作: 株式会社JVC ケンウッド・ビデオテック
横浜赤レンガ倉庫1号館 ウェブサイト(ムービーページ):
http://akarenga.yafjp.org/event/adp2016/
JVC ケンウッド ウェブサイト(ムービーページ):
http://www.jvckenwood.com/corporate/diversity/movie/
なおJVCケンウッドの社員による、オリジナルダンス「ロマンする皆様」を、1月26日から開催される『横浜ダンスコレクション2017』の会期中に「ショーケース・パフォーマンス@横浜赤レンガ倉庫イベント広場」にて発表する予定。詳報は「横浜ダンスコレクション2017」のウェブサイト、facebookで発信していく。
横浜赤レンガ倉庫1号館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]主催
『横浜ダンスコレクション2017』:http://yokohama-dance-collection.jp/
横浜ダンスコレクションFacebook:http://www.facebook.com/YokohamaDanceCollection/